【新日本】 SHOの暴言から幕を開けた山口決戦は、覆面剥ぎと大乱闘の末に制御不能のノーコンテスト決着!怒りのタイガーがDOUKIに対し「そのテメーが持ってる汚れたベルトを、必ずオレの腰に戻してやる!」
新日本プロレスは4月26日(日)、山口・KDDI維新ホールで『Road to レスリングどんたく 2026』第4戦が開催した。
セミファイナルに組まれた第6試合では、本隊陣営(ボルチン・オレッグ&ウルフアロン&タイガーマスク&マスター・ワト)とHOUSE OF TORTURE(成田蓮&ドン・ファレ&DOUKI&SHO、セコンド:ディック東郷)による8人タッグマッチがおこなわれたが、両軍の憎悪が制御不能な領域へと達し、試合は無効試合(ノーコンテスト)という大荒れの結末を迎えた。
この一戦は、目前に迫ったタイトルマッチの前哨戦として、幾重にも因縁が絡み合う危険なカードであった。
5月3日の福岡大会ではボルチン・オレッグが成田蓮のNEVER無差別級王座に挑み、ウルフアロンはドン・ファレとのスペシャルシングルマッチを控えている。
さらに4月29日の佐賀大会では、タイガーマスクがDOUKIのIWGPジュニアヘビー級王座へランバージャックデスマッチ形式で挑戦することが決まっていた。
緊張感が極限まで高まる中、試合開始のゴングを待たずしてリング上の空気は一気に引火した。H.O.TのSHOがマイクを握り、会場に集まったファンへ向けて心無い暴言を放ったのである。
SHO「やかましいんじゃ、このクソ山口の田舎モンどもが!オメーら……」
この傍若無人な言葉を最後まで言わせることはなかった。

怒りを限界まで溜め込んでいたタイガーマスクがSHOからマイクを奪い取り、それを合図に本隊が敵陣へと雪崩れ込み、乱戦状態で試合の幕が開けた。
本隊はタイガーマスクとマスター・ワトの連携などで先制を試みるも、H.O.Tはすぐさま場外戦や急所攻撃、金具むき出しのコーナーを利用した拷問殺法で主導権を強奪する。

ウルフアロンが巨漢のドン・ファレをショルダータックルでなぎ倒す怪力を見せつけ、ボルチン・オレッグも成田蓮の反則攻撃に耐え抜いてパワー殺法で応戦するなど、本隊の面々も真っ向から立ち向かった。
しかし、終盤にかけてH.O.Tの無法ぶりはエスカレートしていく。マスター・ワトの攻勢を浅見レフェリーを盾にして防いだSHOは、そのままレフェリーを巻き込んで無法地帯を作り出す。
この隙を突き、前の試合を終えていたH.O.Tの別メンバーたちもリングへ乱入。総掛かりでマスター・ワトを蹂躙し、ディック東郷のパイプカットが非情に振り下ろされた。

この暴挙を止めるべくタイガーマスクがリングへ飛び込むが、多勢に無勢の状況で捕獲されてしまう。

そしてDOUKIは、覆面レスラーの命とも言えるマスクを無残にも剥ぎ取るという、最大の屈辱的行為に及んだ。
この緊急事態に、海野翔太、YOH、矢野通ら本隊の仲間たちが一斉に救出へ駆けつける。

矢野通らが素早くタイガーマスクに代わりの覆面を被せると、怒り狂った本隊勢はH.O.Tへ猛反撃を開始。
タイガーマスク自身も報復としてDOUKIのマスクに手をかけるなど、リング上はルール無用の凄惨な戦場と化した。
もはやレフェリーのコントロールが全く及ばない状態となり、ゴングが打ち鳴らされて試合はノーコンテストの裁定が下された。

タイガー「DOUKI!オマエ、言ったな。昨日、オレには仲間がいないと。見ろ!これが本隊のオレの仲間だ!オマエらよりも、ものすげえ関係が重い仲間だ!テメーらみてえにな、薄っぺらい関係じゃねえんだ!いいか、オマエの望みどおり、ランバージャックでやってやる!テメーらも全員、覚悟しとけ、コノヤロー!一人一人潰してやるからな!そして!そのテメーが持ってる汚れたベルトを、必ずオレの腰に戻してやる!覚悟しとけ!」

大歓声に包まれる中、タイガーマスクは本隊の面々と固い握手をかわし、目前に迫ったランバージャック戦へ向けた結束をさらに深めた。
暴言、乱入、覆面剥ぎと手段を選ばないH.O.Tに対し、本隊は「真の絆」で立ち向かう。決戦の地・佐賀で、この憎悪の連鎖は完全決着の時を迎える。
<写真提供:新日本プロレス>
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