【ノア】王者Inamuraがファン投票を一蹴! シェインと“ノア愛”激論で両国メインのプライド誇示「あれはOZAWAの自己満だ!」
プロレスリング・ノアは4月28日、都内のホテルにて、5月2日に東京・両国国技館で開催されるビッグマッチ『SPRING MAYHEM RYOGOKU 2026』に向けた記者会見および調印式を行った。
会見前半、内藤哲也ら「ロス・トランキーロス・デ・ハポン(LTJ)」とOZAWAら「TEAM 2000X(T2KX)」の対抗戦組が大乱闘を展開。

この騒動を収めるべく乱入したGHCヘビー級王者のYoshiki Inamuraだったが、OZAWAから顔面に水を噴射され激怒。
必殺の「無双」でOZAWAを机ごと真っ二つに粉砕し、会見場を修羅場に変えた。

騒然とした空気が残る中、最後にGHCヘビー級選手権試合(王者Yoshiki Inamura vs 挑戦者シェイン・ヘイスト)の調印式が執り行われた。

登壇した王者・Inamuraは、まず自らの暴走を真摯に謝罪した。「大切な試合を控えているにもかかわらず、ミスターOZAWAにあのような行動をしたことを深く謝罪したいと思います。申し訳ありませんでした」。
しかし、王者の怒りの火種は消えていなかった。矛先は、直前にOZAWAがノアに対して吐き捨てた「いい試合だけしてればお客様が来るほど甘くはない。このプロレスリング・ノアは26年かけてそれを体現してきただろう」という暴言に向けられた。
Inamuraは語気を強め、ノアの歴史と誇りを代弁するように猛烈な反論を展開した。
「あのようなことが起こる試合がメインイベントでいいはずがありません。ミーとミスター・シェインがピュアなプロレスリング・ノア、GHCをかけたファイトをします。そしてミスターOZAWA。これだけはフォーゲットしないでくれ、忘れないでくれ。旗揚げから26年間でユーが言ったような過去、いい試合をしてもお客さんが、オーディエンスが集まらなかった、そんな過去があったかもしれない。だけど26年間、NOAHを死ぬ気で守ってきてファイトしてきた先輩レスラー。そして死ぬ気で守ってきたスタッフ、オフィスがある。そして26年間、NOAHを見続けてくれた方舟シップのユニバースのみんながいる。だからこそ、俺だってユーだって今、NOAHで試合ができてるんだ。それだけは忘れないでくれ。ミーとユーがあるのはNOAHがあるからこそなんだ。それだけは忘れず、両国の試合、集中してファイトしてくれ」
そう言い放ち、再び自身の行動を詫びて頭を下げた。
続いて調印を終えた挑戦者のシェインがマイクを握る。
「Inamura、俺はもうお前に勝ってるんだぞ。後楽園ホールでしっかりピンフォールしたじゃないか。だけど、おそらくベルトがかかっている状態で両国大会となると、今まで以上の力を出してくるだろう。それは分かっているけど、俺もまだまだすべてを出したわけじゃないし、お前はまだ若い。だからおそらくミスを犯すんじゃないかと思う。そんなミスを犯したときに俺は絶対に逃さない。そこで絶対にチャンスをつかむ。このベルトは俺にとっての夢。もうチャンスはないかもしれない。お前はこのベルトを防衛したい希望を持っているかもしれない。だけど俺はここで絶対に勝たなくちゃいけないんだ」と、背水の陣の覚悟と自信をみなぎらせた。
これに対しInamuraも「シェインが素晴らしいチャレンジャーであること、素晴らしいレスラーであることはもう前哨マッチをもって、方舟シップのユニバースのみんな、ファンの皆さんは分かっていると思います。だからこそミーはエキサイティングが止まらず、一度負けたにもかかわらず燃えた炎は消えず、よりそのファイヤーは熱く熱く燃え続けています。シェインとミーは長いストーリーというのはないかもしれないけど、これからミーとシェイン、ミーとユーでニューヒストリーを作ろうじゃないですか。レッツ・メイク・ニューGHCヒストリー」と呼応した。
ここから、両者による「どちらがノアを愛しているか」を巡る白熱の英語の応酬が始まった。
約10年ぶりにノアに戻ってきた思いを問われたシェインが「俺はNOAHを愛しているし、NOAHを見てきた。ベストだと思っているから戻ってきた」と語ると、Inamuraがすかさず食い下がる。

「ウェイト、ウェイト、ウェイト。アイム・ハッピー。ユー・リターンNOAH。バット・イフ・ユー・ラブズNOAH。ホワイ・ディッド・ユー・リーブNOAH?(俺はあなたがNOAHに戻ってきてくれてうれしい。だけどもしNOAHを愛しているなら、なぜNOAHを離れたんだ?)」
シェインが「経験を積むために一度NOAHを離れたんだ」と答えると、Inamuraはさらに畳み掛ける。
「アイ・リアリー・ラブNOAH。ビコーズ・ナウ・アイ・アム・GHCヘビーウェイトチャンピオン。アイ・ソー・マッチ・ラブ・フォーNOAH。アイ・ラブNOAH(俺は本当にNOAHを愛している。なぜなら俺はGHCヘビー級チャンピオン。NOAHに愛を注いでいるし、NOAHを愛している)」
経験のためだと繰り返すシェインを制し、Inamuraは「ノー、ノー。アイ・アムGHCヘビーウェイトチャンピオン・ナウ。ソー・アイ・ラブNOAH。シェイン、リッスン。アイ・ラブNOAH。アイ・リアリー・ラブNOAH。レッツ・ディサイド・フー・ラブズNOAHモア・オブ・ディス・GHCヘビーウェイトタイトルマッチ(俺は現GHCヘビー級チャンピオンだ。シェイン、聞いてくれ。俺は本当にNOAHを愛している。どちらがNOAHを本当に愛しているか、このGHCヘビー級タイトルマッチで決めよう)」と、ノア愛を懸けた頂上決戦を突きつけた。
質疑応答で、シェインに「ノア愛」を問うた真意を聞かれたInamuraは、「NOAH愛、NOAHラブがある者こそ、このGHCのベルトを持つべきだ。ミーはそう思ってます。リスペクト、ラブ、いろんなものが詰まったこのベルト。ここで一つシェインさんにクエスチョンしたのは、ただのミーのジャストキュリウス、興味です。なぜNOAHを一度去ってしまったのか? NOAHに帰ってきてくれたことは非常にミーもNOAHのファンたちもハッピーだと思います。ただ興味本位で聞いていました。そしてその先に、もっともっとこのベルトに対する、NOAHに対する愛があるのかというのを確かめたかった。そういうことです」と明かした。
そして、現在OZAWA vs 内藤の試合が僅差でファン投票をリードしていることについては、GHC王者としての確固たるプライドを見せた。
「数字を見たら今、差がついているのは明らかですし、それに関してはミーも前回まではアイ・ドント・ケア、気にしないとは言ってましたけど。ただ、あのアンケートが果たしてミスターOZAWAがメインイベントでやりたいだけだからなのか、それともこのGHCを超えるような価値のある試合をするという自信とプライドがあるからなのか。それをミーは問いたい」と疑問符を投げかけ、「ミーはこのベルト、GHCこそがNOAHのナンバー1であり、メインイベントでファイトすべきだと思っているからこそ、今まであまり変に語ることは、トークすることはなかったです。ただ、あのような問題(乱闘)が起きるような試合では、NOAHのメインイベント、両国のメインイベントは務まらない。今はそう思ってます」と断言。
ファン投票によるアピール合戦については「ファンの方にあの投票を呼びかけるっていうのはミーはしたくないです。なぜなら、あれはミスターOZAWAのただのセルフィッシュ、自己満だと思ってるから。ファンの皆さん、もし投票することでミスターOZAWAの気が済むなら、ぜひ投票してあげてください。ミーはシェインとこのベルトをかけて、GHCというNOAHの誇りをかけて、両国のメインでファイトしたい。そう願っているだけです」と一蹴した。
最後にシェインも、両国のメインにふさわしいGHCの戦いとは何かを問われ、「すべてはプライドです。部外者、関係ない人のエゴで決められることではないので、俺たちはこのタイトルにもあるオーナー、誇りを持って、栄誉のある戦いをメインイベントでしっかりとするだけだと思っています。OZAWA選手と内藤選手、この二人も素晴らしい試合をすると思います。だけど俺たちはプライドを持って、このGHCのタイトル戦をする。自分にとって本当にこれが最後のチャンスかもしれない。もう二度とチャンスを得られないかもしれない。そう考えると必ず絶対に勝たなくてはいけない。だからGHCヘビー級選手権らしい、メインイベントにふさわしい試合をして、持ってる力を出し尽くして必ずこのベルトを手にしたい。そして両国のリングでベルトを高々と掲げたいと思っています」と、王者と同じくGHCの誇りを胸に戦い抜くことを誓った。

「OZAWA vs 内藤哲也」か、それとも「Inamura vs シェイン・ヘイスト」か。
注目の両国大会の試合順は、大会当日のオープニングで正式に発表される。
<写真提供:プロレスリング・ノア>
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