【新日本】“CMLLの英雄”ミスティコが華麗な舞いで佐賀を魅了! 異色トリオが無法軍団を制裁し、福岡決戦へ向けボルチンとウルフが闘志を燃やす
新日本プロレスは4月29日(水・祝)、佐賀・SAGAアリーナにて『Road to レスリングどんたく 2026 ~レスリング肥前の国~』を開催した。
第5試合では、メキシコ・CMLLの世界的なスーパースターであるミスティコが今シリーズより特別参戦を果たした。

屈強な肉体を誇るボルチン・オレッグ、ウルフアロンと予測不能な異色トリオを結成し、HOUSE OF TORTURE(以下、H.O.T)の成田蓮、ドン・ファレ、ディック東郷組と激突した。
この一戦は、5月3日の福岡大会に組まれているNEVER無差別級王座戦(王者・成田蓮 対 挑戦者ボルチン・オレッグ)および、スペシャルシングルマッチ(ドン・ファレ 対 ウルフアロン)のダブル前哨戦という極めて重要な意味を持つ。
試合は、開始のゴングを待たずにH.O.Tが奇襲を仕掛け、荒れ模様の幕開けとなった。

ディック東郷がミスティコのマスクに手をかけ、成田蓮がボルチン・オレッグの左腕へ冷酷な集中攻撃を見舞うなど、悪辣な手段で主導権を奪いにかかる。

しかし、本隊とCMLLの混成チームは力と技の融合で反撃に転じる。

ウルフアロンはドン・ファレの巨体に真っ向から挑み、逆水平チョップや串刺しラリアットで肉薄。

ボルチン・オレッグもダメージの蓄積した左腕で豪快なボルチンシェイクを見せつけ、王者をたじろがせる。
そして終盤、リングを完全に支配したのは“英雄”ミスティコであった。

スピーディーな空中殺法でH.O.Tを幻惑し、鮮やかなトペ・スイシーダを敢行。

最後はリングに戻したディック東郷へ電光石火のラ・ミスティカを極め、完璧なギブアップを奪い取った。
試合後、日本のファンへ向けて熱いメッセージを送ったミスティコは、新時代への決意を語った。

■ミスティコ「ファンの皆さん、新日本プロレスの方々、シリーズへの招待に感謝します。2月の『FANTASTICA MANIA』以来、今夜は再びCMLLの代表として戻ってきた。新日本のリングに戻った目的は2月に伝えたように、ミスティコとしてこれまでにない新たな歴史を刻むためだ。そして今夜、新日本プロレスにおけるミスティコの新時代が始まった。ファンの皆さん、よく聞いてくれ。2026年は全力を尽くし、CMLLだけでなく、日本でも最高のルチャドールとなる。グラシアス。全てを捧げるよ」
一方、NEVER無差別級王座を争うボルチン・オレッグと成田蓮の遺恨もさらに深まった。
ボルチン・オレッグは、王者の無法な振る舞いを否定し、ストロングスタイルの誇りと三冠奪取への壮大な野望を熱弁した。

■ボルチン・オレッグ「オイ、成田、NEVERのベルト、なんだと思ってるんですかね。バチバチの試合して、おたがい諦めないで試合勝つことじゃないですか? まあ俺はNEVERのベルトにそういう気持ちを持ってるから、そういう闘いと思ってるから、反則な闘いじゃないから。まあもちろんパワーモンスターの闘いじゃないけど、ストロングスタイルのおたがい諦めない闘いだから。だから、まあもちろんおたがいは、アナタももうストロングスタイルじゃないから。俺もストロングスタイルの感じじゃないけど、そういう闘いしたいから。おたがい闘って諦めないで、どうでも意地張っても最後の最後まで一人しか残らないからね。だからどのダメージ、元々悪い俺の腕にしても絶対最後まで諦めないで頑張っていきます。その5月3日、NEVERのベルト獲って、5月4日、もちろん6メン。もちろんその中にHENAREもいるし、オーカーンもいるけど、たまたまオスプレイが来てるから、俺はデビューして3年間でまだ1回も試合したことないから、そこでビッグチャンスだよね。そこで凄い選手に勝って、自分の名前入れて、三冠獲って頑張っていきます」
対する王者・成田蓮は、挑戦者の負傷箇所を冷笑し、防衛への揺るぎない自信を誇示した。

■成田蓮「オイ、ボルチンよ! 何度でも言ってやるよ。テメーの今の痛そうな腕でな、いくら俺を持ち上げても意味がねぇんだよな。福岡で俺に負けて後悔でもしてろ。グッドラック!」
また、スーパーヘビー級の肉弾戦を控えるウルフアロンとドン・ファレの挑発合戦も過熱している。
ウルフアロンが「1000万」を巡る自身の見解と闘争純度の違いを突きつければ、ドン・ファレは体格差を理由に完全破壊を予告した。

■ウルフアロン「オイオイオイ、ドン・ファレ! オイ、そう言えばお前さ、俺に1000万持って来いつったけど、お前、今度の福岡の大会、何賭けんだよ。お前なんかこの前、俺のことを1回投げたから1000万みたいな感じで言ってたけど、俺は今度お前に福岡で『どんたく』で勝ったら1000万よこすっていうふうに言ったけど、お前は代わりに俺に何をよこしてくれるんだ、俺が勝ったら。まあいいよ。俺は別にお前に勝つってこと以外、何もいらないから。俺とお前じゃな、闘いに対する純度が全く違うんだよ。お前の闘争純度は低すぎんだよ。俺がな、今度『どんたく』でそれをシッカリと証明してやるよ」

■ドン・ファレ「楽勝だ! 軽いし、小さい! それがお前だ。お前はそういう存在なんだよ。お前はただのチビだ。ちっぽけな男だ。おい、チビ野郎。フクオカでお前のことをブッコ抜き、そのままリングに叩きつけて粉々にしてやる。その次に俺が何をするかわかるか?フクオカ中に、お前をまき散らしてやる」
世界基準のルチャドールがもたらした熱狂と、極限まで高まった各々の因縁。
佐賀の夜を彩った異色の共闘を経て、決戦の地・福岡へ向けた闘志の導火線に火がついた。
<写真提供:新日本プロレス>














