【新日本】“史上最年少の最強王者”カラム・ニューマンが鷹木信悟を屈辱的ノックアウト! MADE IN JAPANの掟破りで挑戦者への完全通告「フクオカでは、お前の夢を潰してやる」

新日本プロレスは4月29日(水・祝)、佐賀・SAGAアリーナにて『Road to レスリングどんたく 2026 ~レスリング肥前の国~』を開催した。

セミファイナルとなる第6試合では、Unbound Co.(鷹木信悟&辻陽太&石森太二&ロビー・エックス)とUNITED EMPIRE(カラム・ニューマン&ジェイク・リー&フランシスコ・アキラ&ゼイン・ジェイ)による8人タッグマッチがおこなわれた。

この一戦は、5月4日の福岡大会でIWGPヘビー級王座を争う王者カラム・ニューマンと挑戦者・鷹木信悟の重要な前哨戦である。

前日にジュニアタッグ王座から陥落した石森太二とロビー・エックスの再起や、IWGP GLOBAL王者である辻陽太の動向にも注目が集まる中、試合の主導権と強烈なインパクトを奪ったのは若きヘビー級王者であった。

試合のゴングが鳴るや否や、UNITED EMPIREは背後からの奇襲で鷹木信悟を襲撃。

鷹木もパンピングボンバーで迎撃するなど持ち前のパワーで跳ね返すが、カラム・ニューマンはスピードと変幻自在の打撃で挑戦者を翻弄していく。

中盤、鷹木信悟が気合いを入れて反撃に転じようとするところを、カラムはフロントキックで制止し、頭部への蹴りや顔面へのツバ吐きという屈辱的な挑発で王者のプライドを見せつけた。

両軍が入り乱れる大混戦となった終盤、リング上で躍動したのも王者カラム・ニューマンであった。

エックスの波状攻撃をしのぎきると、浅見レフェリーを盾にしてスキを作る老獪さを見せる。

そして、必殺のKiss the crownを叩き込んだ直後、リング下の鷹木信悟に見せつけるように、なんと鷹木のオリジナルホールドである「MADE IN JAPAN」をエックスに炸裂させ、衝撃の3カウントを奪い取った。

決着後も王者の蹂躙は終わらない。ベルトを見せつけて鷹木信悟を挑発すると、怒り狂って突進してきた挑戦者のプリンスズカースを鮮やかに切り返し、強烈なトラースキックからオスカッター2.0を完璧に決めてノックアウト。

大の字にダウンした鷹木信悟の背中に座り込み、不遜な笑みで勝ち誇るという、挑戦者にとってこの上ない屈辱を与えた。

圧倒的なパフォーマンスで前哨戦を制したカラム・ニューマンは、バックステージで自身が到達した境地と、次なる標的への冷酷な宣告を口にした。

■カラム・ニューマン「(※フロアにベルトを置いてフロアに座り)1年前、俺は別のベルトのために闘っていた。それからアッという間に、最強のヘビー級王者だ。世界中のトップ団体の中で、もうひとつ俺の実績に加えられたもの。史上最年少チャンピオンだ。つまり、俺は史上最強のスーパースター。エリートの中のエリート。レスリングのリングの上に立つ存在の中で、最強のヘビー級の1人だ。どういたしまして。遠慮するなよ。さて、シンゴ・タカギ、そわそわしているみたいだな。スイッチを入れたのは誰だ? いいか、俺はショータとやって、ヤツのキャリア最高の試合を見せた。俺のおかげで、観衆がようやくアイツの味方になった。そして俺はユーヤとも、ヤツのキャリア最高の試合を見せて、アイツの夢を砕いた。さらに、ヨータともリョーゴクで、ヤツのこれまでで最高の試合を披露して王座を奪った。タカギ、(※フロアに置いていたベルトを立てて)お前はこのベルトを獲るという夢を持ってるだろ。お前が触れたベルトの数は多くない。フクオカでは、お前の夢を潰してやる。泣いて嫁のところに帰れ。もう俺は1人だ。俺しかいない。俺は仲間たちと、この団体を背負ってる。いいか、お前らが望もうが望まなかろうが、道を開けて、王冠に口づけしろ。そして俺がドラゴンを倒す」

史上最年少でのIWGPヘビー級王座獲得という偉業。その自信は今、彼を「最強のスーパースター」へと押し上げている。

一方、掟破りのフィニッシュと試合後の完全KOという二重の屈辱を味わった鷹木信悟は、怒りで我を忘れる寸前であった。

■鷹木信悟「(※左前頭部を冷やしていたアイスパックをフロアに叩きつけて)チキショー! 一番やられたくない技、一番腹が立つ技、よくもやってくれたな。カラム、相変わらずお前はモノマネがうまいな。オイ、2年前と変わらず、オスカッター、キレ抜群じゃないか。ああ、あの野郎……最高の挑発してくれるね。ええ、2年前のフィニッシュ技でもお前なんか(だったらスリーカウント)取れるって?やってみろって。やってみろって、この野郎。ヘラヘラしやがって、この若造が。福岡!5月4日、福岡、いいぜ、テーブルでもイスでも、セコンドでも、何でも持って来い、この野郎。全部受けてやるからな、コラ。全部食って、吐き出してやるテメーなんか」

また、この試合では他の選手たちもそれぞれの思惑を語っている。

ジェイク・リーはUNITED EMPIREのさらなる進化への構想を匂わせ、ゼイン・ジェイは帝国の一員としての強さへの渇望をむき出しにした。

■ジェイク・リー「もう、だいぶ、EMPIREも形が出来上がりつつあって、EMPIREって実力が、ちょっとずつちょっとずつ、日本だけじゃなく世界にも轟いてる感覚はある。ただ、ただまだ、もう一つふたつ、足りない気がする。それはウチの中にいるからこそわかる感覚であって、そこをどういうふうにしていくかっていのは、まあ、それなりに策はある。
だからこそ周りをしっかり見て、今は“自分が自分が”といかない理由はそこにある。もう少し、もう少し、見ておいてくれ、じっくり」

■ゼイン・ジェイ「イェア、イェア、イェア、イェア、イェア、イェア。楽しかったな? 勝利できた。しかし、このシリーズはあと1週間近くか。ゼイン・ジェイはもっと鍛えて、強くなるぞ。帝国が、望ましき帝国の姿となれるように。ゼイン・ジェイは、強くなる。レギュラーに弱いヤツを抱える訳にはいかない。ここでは、どこのユニットにも弱いヤツがいる。その中で一番弱い存在で長くいるつもりはない。覚えとけ」

さらに、石森太二はフランシスコ・アキラに対し『BEST OF THE SUPER Jr.』の決勝での対決を見据えた不敵な予告を放ち、辻陽太は敗北を喫したカラムの風格を認めつつも、自身の王座戦へ向けて牙を研いだ。

■石森太二「オイ、アキラ、お前と『(BEST OF THE)SUPER Jr.』でやるのを楽しみにしていたが、残念ながら別ブロックみたいだな。だからよ、お前、勝ち上がってこいよな。じわじわと追い込んだ上で、最後、大舞台で叩き潰してやるからよ。楽しみにしとけ。というわけで! これはまさしく神の恵み。そう、グレイスだ」

■辻陽太「(※フロアに座り込んで)オーイ、カラム、俺に勝った両国から、2週間3週間そこらで、ずいぶん風格が出てきたな。ますますチャンピオンらしくなってきたな。でも俺は、ひとまず、このIWGP GLOBAL、(挑戦者を受けるのは)アンドラーデだ。でもカラム、忘れんな。俺はいつでも、お前の首、狙ってるからな」

若き王者の理不尽なまでの強さと挑発が、鷹木信悟の闘争本能に完全に火をつけた。

5月4日、福岡の地で待ち受けるのは、歴史に名を残す名勝負か、それともドラゴンの完全討伐か。

<写真提供:新日本プロレス>

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