【新日本】“極悪神”DOUKIが引退目前のタイガーマスクを非情葬! ジュニア完全制圧で『BOSJ』ボイコットという前代未聞の暴挙へ「オマエらで勝手に、オレの挑戦者を決めろ!」

新日本プロレスは4月29日(水・祝)、佐賀・SAGAアリーナにて『Road to レスリングどんたく 2026 ~レスリング肥前の国~』を開催した。

メインイベントの第7試合では、7月の引退を表明しているタイガーマスクが、IWGPジュニアヘビー級王者・DOUKIの牙城に「ランバージャックデスマッチ」という決死のルールで挑んだ。

しかし、結末は極悪非道な手段で防衛を果たした王者の完全勝利と、その後の傍若無人なボイコット宣言という、ファンにとって最悪のバッドエンドとなった。

これまでにIWGPジュニアヘビー級王座を6度戴冠し、ひとつの時代を築き上げたタイガーマスク。

実に16年ぶりとなる同王座への挑戦は、自らの引退ロードに華を添えるための集大成の大一番であった。

対する王者DOUKIは、事前に「引退試合の前に俺がタイガーマスクを終わらせてやる」と残酷な宣告をおこなっている。

この日のルールは、選手がリング外へ出た場合、セコンドが強制的かつ物理的にリング内へ戻す「ランバージャック・完全決着ルール」。

タイガーマスク陣営にはミスティコ、ボルチン・オレッグ、ウルフアロンら本隊の猛者たちがつき、DOUKI陣営にはHOUSE OF TORTURE(以下、H.O.T)の面々が立ちはだかった。

試合は序盤から、ルールを逆手にとった凄惨な場外戦と介入の応酬となった。

DOUKIが場外へ逃れると本隊メンバーがリングへ押し戻すが、逆にタイガーマスクが場外へ落ちた際には、H.O.Tが総出で集団リンチを加える。

さらには金具むき出しのコーナーでの攻撃や執拗なマスク剥ぎなど、王者は精神的にも肉体的にも挑戦者を削りにかかった。

しかし、不屈の猛虎も黙ってはいない。

セコンドのボルチン・オレッグやウルフアロン、ミスティコらがH.O.Tの介入を力で排除し始めると、タイガーマスクは雪崩式ダブルアームスープレックスやタイガードライバーといった大技でDOUKIをあと一歩のところまで追い詰める。

勝負の分水嶺は、棚橋弘至社長がリングサイドの混乱を見かねて「全員退場!」を指示した直後に訪れた。

放送席にいたSHOが乱入し、レフェリーの目を盗んで無法地帯を作り出す。

DOUKIがタイガーマスクの「チキンウイングフェイスロック」でタップした瞬間も、レフェリーはSHOに気を取られており無効となってしまう。

さらにSHOのレフェリー妨害や鉄板での殴打など、悪の連携が猛虎を完全に包囲。

最後はDOUKIが必殺のイタリアンストレッチNo.32で捕獲し、身動きの取れなくなったタイガーマスクを見て、レフェリーが非情のストップを要請した。

試合後、グロッキー状態のタイガーマスクがリングを去る中、棚橋弘至社長は怒りを押し殺しながら、DOUKIの腰にIWGPジュニアヘビーのベルトを巻いた。

王者はそれを当然のように受け入れると、佐賀のファンへ向けてマイクを握り、驚愕の宣言を突きつけた。

■DOUKIのリング上でのマイクアピール
「タイガーマスク~。ハハハハ!これが神の力だ!オメーら、ブーイングうるせえんだよ、コノヤロー!今年に入って、デスペラード、ワト、YOH、そしてタイガーマスク、完膚なきまでにブチのめした!このジュニアには、オレに勝つヤツは一人もいなかったようだな!オイ、オレはすでにジュニア最強を示した。そんなオレが、なぜいまさら、最強を決めるリーグ戦に出ないといけない?そうだ、誰が勝手にエントリーしたのか知らねえが、オレは今年『SUPER Jr.』には出ねえ!オマエらで勝手に、オレの挑戦者を決めろ!なぜだかわかるか?バカにはわかんねえだろうな!なぜならオレこそが、ジュニアの神だからだ!」

新日本プロレスジュニアの祭典である『BEST OF THE SUPER Jr.』への出場ボイコット宣言。バックステージに戻っても、DOUKIの傲慢な態度はエスカレートする一方であった。

■DOUKI「リング上で言った通りだ。デスペラード、ワト、YOH、そしてタイガーマスク、フハハハ!その前には石森、その前には藤田、その前には高橋ヒロムさえ俺には敵わなかった。このジュニアに俺に勝てるヤツは一人もいなかったんだ。オイ、そんな俺がなぜ今さらジュニア最強を決めるリーグ戦に出ないといけない?今年、行なわれるリーグ戦は『BEST OF THE SUPER Jr.』などではない。『DOUKIゲーム2』だ。お前らで勝手にやり合って、(※腰に巻いたIWGPジュニアのベルトを叩いて)勝手にこのベルトの挑戦者を決めてこい。(※立ち上がって)オイ、そしてついでに明日からのシリーズも俺が出る必要はねぇな。フハハハハ!」

レジェンドの引退ロードを汚し、ジュニアの権威を自らの「ゲーム」へと貶めたDOUKI。

果たして、この傍若無人な“神”を止められる挑戦者は、今年のリーグ戦から現れるのだろうか。

佐賀アリーナは、深い絶望と怒りのブーイングに包まれたまま幕を閉じた。

<写真提供:新日本プロレス>

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