Sareeeが彩羽匠との頂上決戦に懸ける非情な覚悟と、本物の闘い「スパーク・ラッシュが割れてもいい」

■ 「空気を読まずに私が勝つ」マーベラス10周年を破壊する覚悟

――現在の女子プロレス界は、メディア露出も増え、大手資本が入るなど規模が大きくなっています。Sareee選手は今の業界をどう見ていて、その中でどのような存在でありたいですか?

Sareee:確かに、女子プロレス界の組織は大きくなり、メディアに出るチャンスも増えて、世間に認知されやすくなっていると思います。華やかさも大事ですし、色々なアピールの仕方があるのは良いことだと思います。でも、私はやっぱり「リング上で見せていくこと」が全てだと思っています。プロレスの根本は「闘い」です。その強さ、激しさ、闘いの本質をリングの上でしっかりと表現し、ファンに伝えられる存在であり続けたいです。

――その「闘い」を証明する最大の舞台が、5月5日の横浜BUNTAIでのAAAWシングル王座戦ですね。最後に、大会に向けた意気込みとメッセージをお願いします。

Sareee:5月5日のマーベラス横浜BUNTAI大会。私はライバルでありタッグパートナーである彩羽匠の持つAAAWのベルトに挑戦します。この日は、タッグパートナーとしての情は一切捨てて、一人のライバルとして本気で獲りにいきます。私自身が今後のプロレス人生を切り拓いていくためにも、このベルトを巻くことは絶対条件だと思っているので、本当に大一番です。マーベラスの10周年記念大会ですから、会場にいるマーベラスファンの皆さんは、当然「彩羽匠が防衛してハッピーエンド」を望んでいると思います。でも、私は空気を読むタイプじゃありません。遠慮なく、私が勝ってベルトを奪います。

――10周年の主役の座を強奪すると。

Sareee:はい。私が勝つことで、マーベラスの選手や下の子たちに「悔しい!」という強烈な刺激を与えなければいけない。女子プロレス界全体がもっと上にいくためには、そういう悔しさや壁が必要なんです。だからこそ、私がこの記念大会のメインイベントでベルトを巻いて、ハッピーエンドをぶっ壊して大会を締めます。

――もしSareee選手が勝てば、スパーク・ラッシュというタッグチームの関係性にもヒビが入るかもしれませんね。

Sareee:もし私が勝って、スパーク・ラッシュが割れてしまうことになっても、それはそれで構わないと思っています。それぐらいの「非情な覚悟」を持たないと、この大一番は獲れない。
スパーク・ラッシュの今後がどうなるかは分かりませんが、今はただ、目の前の彩羽匠を倒してAAAWのベルトを巻くことだけを考えています。私が必ずベルトを巻きます。期待していてください。

――タッグ決裂の可能性すら辞さない、凄まじい覚悟ですね。Sareee選手が見せる「本物の闘い」を心から期待しています。本日はありがとうございました!

Sareee:ありがとうございました!

インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)

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