【ノア】 OZAWAが内藤哲也を撃破し、団体変革とL・T・J下部組織化を宣言「おい内藤、俺の下につけ」
プロレスリング・ノアは5月2日、東京・両国国技館において「SPRING MAYHEM RYOGOKU 2026」を開催した。
4,539人の観衆が集まった今大会において、もっとも強烈な波紋を呼んだのは、ファン投票の民意を覆された男の怒りと、試合後に突きつけられた前代未聞のクーデター予告であった。
第7試合に組まれたのは、TEAM 2000X(T2000X)のOZAWAと、ロス・トランキーロス・デ・ハポン(LTJ)の内藤哲也によるシングルマッチである。
両者は4月12日の名古屋大会でおこなわれたGHCタッグ王座戦(王者・内藤&BUSHI対挑戦者・OZAWA&政岡純)で激突し、OZAWAがフォール負けを喫していた。
そのリベンジを期すOZAWAの提案により、今大会のメインイベントをGHCヘビー級王座戦(Yoshiki Inamura対シェイン・ヘイスト)と争うSNSでのファン投票が実施された。

結果はOZAWAと内藤哲也のカードが過半数の支持を集めたものの、会社側の「総合的な判断」により、試合順はセミファイナル前の第7試合に格下げされていた。

ゴングが鳴ると、会社への不満を闘志に変えたOZAWAと、ノア本格参戦後初のシングル戦となる内藤哲也が激しく交錯する。

内藤哲也が場外戦やネックブリーカードロップで序盤のペースを握るが、OZAWAも掟破りのスターダストプレスを敢行して対抗。

終盤には両ユニットのセコンド陣(ヨシ・タツ、BUSHI、RYUSEIら)がリングになだれ込む大混乱に発展した。

毒霧を浴びて視界を奪われたOZAWAに対し、内藤哲也がバレンティアから必殺のデスティーノで勝負に出る。

しかし、OZAWAはこれを執念で2度阻止すると、一瞬の隙を突いた電光石火の逆さ押さえ込みで3カウントをもぎ取り、見事な下克上を果たした。
大番狂わせの余韻が残る中、マイクを握ったOZAWAの矛先は、対戦相手ではなくプロレスリング・ノアの会社組織そのものに向けられた。ファン投票の結果を蔑ろにされたことへの憤りを、痛烈な言葉でぶちまける。

「おい、プロレスリング・ノア!ふざけるな!なんで俺と内藤の試合が第7試合なんだ!アンケートで過半数を獲得したにもかかわらず、メインイベント(第9試合)に選ばれなかった。じゃあ何だったんだあのアンケートは。このプロレスリング・ノアは詐欺団体です」
館内が騒然とする中、OZAWAは一呼吸置いて「もういい、もういい。今日で俺はこの団体を…」と口にし、一瞬の静寂ののちに「変えます」と宣言。観客席から大きなOZAWAコールが湧き起こった。
そして、リング上で倒れ伏す内藤哲也を見下ろしながら、自身の野望である「変革」のための踏み台として、驚天動地の軍門降伏を命じたのである。

「内藤と一緒に。俺にも負けて、どうせそのコンディションじゃ、タッグのベルトもすぐ落とすんだろ。そしたら完全にノアからはお払い箱だ。ノアからお払い箱ってことは、どこの団体にも上がれなくなるってことだ。だからな、おい内藤、俺の下につけ」
さらに、新世代の反逆者は、長年プロレス界で絶大な人気を誇ってきたユニットの吸収合併を一方的に宣言し、両国国技館を深い混沌の渦へと叩き落とした。
「これからロス・トランキーロス・デ・ハポンは、チーム2000Xの下部組織としてやっていきます。内藤、良い返事待ってるぞ。The Real Rebel!」
ファン投票をめぐる不信感から端を発し、カリスマからの勝利を経て、団体支配という壮大な野望をぶち上げたOZAWA。
ノアのリングに吹き荒れる予測不能な春の嵐は、果たしてどのような結末をもたらすのだろうか。
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