【ノア】素顔を晒されたBUSHIが“タオル越し毒霧”で狂気の政岡純を粉砕!
プロレスリング・ノアは5月2日、東京・両国国技館において「SPRING MAYHEM RYOGOKU 2026」を開催した。
同大会で組まれた「LOS TRANQUILOS de JAPON(LTJ)」と「TEAM 2000X(T2000X)」による全面抗争第2戦は、反則裁定なしのノーDQマッチとしておこなわれ、壮絶な死闘の末にBUSHIが政岡純から3カウントを奪取。
対抗戦の星を1勝1敗の五分に戻した。
本試合が反則裁定なしという過酷なルールに至った背景には、深い遺恨が存在する。
前哨戦において、政岡純は連日にわたりBUSHIのマスクを剥ぎ取るという、覆面レスラーにとって最大のタブーを犯し続けた。
アイデンティティと誇りを執拗に踏みにじられたBUSHI自らがノーDQマッチを要求したことで、両国国技館のリングは凶器攻撃や介入が完全に合法化された、凄惨な決闘の場と化していた。
試合は、政岡純による開始のゴングを待たない奇襲から幕を開けた。

序盤からマスクへ手をかける非道な振る舞いに加え、パイプ椅子を容赦なく投げつける徹底したラフ殺法でBUSHIを痛めつける。

戦況は、BUSHIの放った毒霧が中山レフェリーの顔面に誤爆したことで、さらなる混沌へと陥った。

レフェリー不在の無法地帯を利用し、政岡純は急所攻撃からパイプ椅子の山への雪崩式フランケンシュタイナーを目論む。
しかしBUSHIはこれをパワーボムで切り返し、介入を企てたヨシ・タツをも場外へのトペスイシーダで排除。
塚越レフェリーが急遽リングに駆け込む異常事態へと発展した。

そして終盤、ついに政岡純がBUSHIのマスクを完全に剥ぎ取る暴挙に出る。

素顔を晒してうずくまるBUSHIに対し、パイプ椅子での殴打からダイビングフットスタンプを投下し、完全な決着を狙った。
万事休すと思われた瞬間、勝負を分けたのはマスクマンの執念であった。
顔を覆い隠すためのタオル越しに、BUSHIはわずかな隙間から強烈な毒霧を噴射。

意表を突く“素顔毒霧”で政岡純の視界を完全に奪うと、どこからか取り出した新しいマスクを瞬時に被り直し、コードブレイカーから必殺のMXを完璧に突き刺した。

機転と狂気が交錯する大逆転劇により、BUSHIが意地の勝利を収めた。

覆面を剥がされるという最大の屈辱を味わいながらも、毒霧と機動力で上回り、最後にリングの中央へ立っていたのはBUSHIであった。
反則裁定なしという極限の状況下で、覚悟をむき出しにして襲いかかってきた政岡純と、己の誇りを懸けてそれをねじ伏せたBUSHI。
両者の狂気がぶつかり合ったノーDQマッチは、ユニット抗争の枠を超え、プロレスラーとしての意地が深く刻み込まれた一戦として両国の観衆の脳裏に焼き付いた。
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