【新日本】デスペラード&ミスティコがJr.タッグ挑戦表明! TMDKも即答で受諾し、福岡2日目は急転直下の王座戦へ「一緒に新タッグチャンピンになるのが楽しみだ」

新日本プロレスは5月3日(日)、福岡・福岡国際センターにて『レスリングどんたく 2026』2連戦の初日大会を開催した。

第3試合の8人タッグマッチ後、リング上ではファンを熱狂させる電撃的なマイクアピールが展開され、翌日に控える福岡大会2日目のカードが急遽、IWGPジュニアタッグ王座戦へと変更される劇的な結末を迎えた。

この日の第3試合は、上村優也&タイチ&エル・デスペラードの本隊トリオに“CMLLの英雄”ミスティコが加わった混成軍と、TMDKの大岩陵平&ハートリー・ジャクソン&ロビー・イーグルス&藤田晃生が激突。

試合は両軍が目まぐるしく入り乱れる展開となったが、最後は上村優也が巨漢のハートリー・ジャクソンをフランケンシュタイナーで仕留め、見事な3カウントを奪取した。

しかし、本大会のハイライトは試合後のリング上で起こった。海外遠征から帰国したばかりのエル・デスペラードとミスティコが、IWGPジュニアタッグ王者組であるロビー・イーグルス&藤田晃生(イチバン・スイート・ボーイズ)の前に立ちはだかり、マイクを要求したのだ。

デスペラードに促される形でマイクを握ったミスティコは、新日本とCMLLを代表するトップルチャドールの共闘、そして王座への挑戦を堂々と宣言した。

ミスティコ「ロビー!お前に言ったよな。俺は最高のパートナーであり、新日本プロレスを代表するルチャドール、エル・デスペラードを待っていたんだ。もう一つ言わせてもらおう!オイ、タッグチャンピオン!この新日本プロレスのリングで、そのジュニアタッグのタイトルにチャレンジさせてくれ。ここで、エル・デスペラードと俺、そしてお前たちとの対戦だ」

これに対し、王者組のロビー・イーグルスも退くことなく真っ向から受けて立つ構えを見せた。

ロビー・イーグルス「オイ、ミスティコ、俺はスペイン語は話せないよ~。ワカラナイ、スペイン語は。まあいいさ。お前が試合をしたいのは分かってるよ、クソ野郎。明日も1試合あるんだろ?だから、アシタ。もっと賭け金を上げたいって? だったら明日、このフクオカで、このベルトを懸けてやろうじゃないか!俺たちはお前らの挑戦を受けよう!なぜなら、フジタと俺、“イチバン・スイート・ボーイズ”は“強き者”で、“強き者はくじけない”からな!」

このやり取りにより、翌日(5月4日)に組まれていたタッグマッチが、急遽IWGPジュニアタッグ王座戦へ変更されることが決定的となった。

バックステージに戻ったデスペラードとミスティコは、互いへのリスペクトと王座奪取への強い意気込みを語り合った。

デスペラード「ただいま! (※ミスティコにスペイン語で)久しぶりですね。グラシアス。やっと戻って来たよ。とりあえずアメリカのほうで楽しく、激しく、帰りの飛行機は化膿して、頭痛くてゲロ吐きそうだったけどよ、帰ってきて、(※ミスティコの胸を軽く叩く)ミスティコと組めるなんてんだからよ、楽しみでしょうがなかったよ。だけどやってみたらどうだ。藤田! ロビー! やってくれたな。タイトル(マッチを)やってくれるって、ありがとよ!」

ミスティコ「ロビーには、ジュニアタッグのタイトルを懸けて、この新日本プロレスで闘ってくれと伝えた。そしてパートナーは、新日本プロレスの最高のルチャドール、エル・デスペラードだ。その彼と組めるのは光栄だ。一緒に新タッグチャンピンになるのが楽しみだ。(※デスペラードに)お前が望むことを、オレも同じく望む。タッグのタイトルを奪い、最強のタッグチームはCMLLと新日本の2人だと、メヒコの皆にも知ってもらいたい。ロビー、明日また会おう」

デスペラード「藤田!楽しみにしとけよ!」

対する王者組も、急な挑戦にも動じることなく、防衛への絶対的な自信をみなぎらせた。

藤田「いやあ、人気だねえ。やりたい?いいでしょう。受けて立ちましょう。明日ね、どんな形であろうと、ロビーも挑戦受けるって言ったんで、楽しみにしててね!見てて損はない、俺たちが防衛して、『(BEST OF THE)SUPER Jr.』につなげましょうか。2週間で、2回タイトルマッチ」

ロビー「なんでこの曲が流れてるのかわからないな。だって今の試合でフォールを獲ったのはミスティコじゃないだろ。ジャクソンが丸め込まれて、2.99でキックアウトしてた。俺は見てたぞ。まあいいさ。俺たちは何が来ても受けて立つだけだ。デスペラードが言ってることはほとんどわからないし、スペイン語は全然わからない。だが、ミスティコが何を望んでたかはわかったぞ。アイツは『試合がしたい』ってずっと言ってたからな。おい、デカ頭、明日の試合はもう決まってるんだぞ。お前が言いたかったのは、これだろ? ベルトが欲しいんだろ? 俺たちの王座が。賭け金をここから、一気にここまで引き上げたいわけだ。俺がやるのはそこ(※高いところ)だけだ。俺は全てをかけて闘う。俺はデッカイ賭け金のために闘う。俺は闘うチャンピオンだ。それはあのジャパニーズパンクも同じだ。だから明日、ここ福岡で、たった9日しか間がなくても、俺たちはこのベルトをまた防衛する! もう言い続ける必要なんてないだろ? 見ればわかるからな。この俺がひざまずく……なんてことはない。なぜなら、フジタ、ジャクソン、オオイワ、ザックだからだ」

また、この試合では他の選手たちも翌日への因縁を深めている。タイチとハートリー・ジャクソンは同年代同士の肉弾戦を誓い合い、上村優也と大岩陵平も熱いライバル対決を予告した。

タイチ「(※場内の歓声が聞こえてきて)盛り上がってんな。今日は楽しかったよ。デスペとミスティコと組んで、何かメキシコを思い出したよ。楽しかったよ。その中でも、アイツらジュニアタッグ(のタイトルマッチを)やるとかやらんとか言ってたし、優也も大岩と熱くなって、俺だけ何もないのも寂しいから、明日、ハートリー、ずいぶん意識してきてるからな。同い年、(※カメラマンに)そう見える? 同い年らしいぞ。ビックリしたよ、俺。50以上かと思った。でも同い年だってよ。キャリアも向こうが先輩だってよ。そりゃ意識するよな。相撲か、プロレスか、どっちでもいいよ。明日、同い年らしいベテランの試合、ぶつかり合い、なあ、おたがいいろんなもん積んできたもんな。そのぶつかり合い見せよう。そしてその先に、またいろいろ見えてくるものがあるだろ。明日、しっかり決着つけようぜ、ハートリー。楽しみにしてる」

上村優也「今シリーズ、長かった今シリーズも、今日と明日だけになりましたけど、今日、本隊チームは僕が獲って、明日にいい風、追い風をね、吹かせられたんじゃないかなと思います。このシリーズ、TMDKと当たるの、何回目だ? 大岩、次はお前から直接獲って、決着つけてやるよ。ありがとうございました!」

ハートリー・ジャクソン「どういう決着だったかなんて、話す必要はないだろう。みんなわかってる。あれは2.99だった。俺はちゃんとキックアウトしてた。あのレフェリーはクソだ。ただじゃ済まないぞ。だがタイチ、お前とはまだ決着がついてない。今日だって、俺がお前をぶっ倒した。お前は俺を倒そうとしてくるんだろうな。いつもみたいにスモウスタイルで来る気か? だったら明日は本気で来いよ。なぜなら“ジャクソンはナンバーワン”だからな」

大岩陵平「まずは、まずは一個。シェイン・ヘイスト、GHC(ヘビー級王座獲得)、マジでおめでとう。TMDKのチームメイトだ。そしてジュニアタッグ、タイトルマッチ決まったな。俺とハートリーは明日、タイチと上村優也と。タイトル懸かってなくても、俺と上村優也で熱い闘い、できるんじゃないか。タイトルマッチ以上に熱い、そして新しいプロレスを、この福岡で見せてやろう」

予測不能な急展開を見せた福岡初日。

デスペラード&ミスティコという世界的ドリームタッグの挑戦を受け、TMDKの王者組がいかにして牙城を守り抜くのか。

熱狂はそのまま、明日の『どんたく』2日目へと持ち越される。

<写真提供:新日本プロレス>

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