【新日本】消えたTVベルトの真犯人はSANADA! 孤高の王者TAKESHITAが本隊電撃合流「次のTV王座の防衛戦はSANADA、お前とやってやる」

新日本プロレスは5月4日(月・祝)、福岡・福岡国際センターにおいて『レスリングどんたく 2026』2連戦の二日目を開催した。

第1試合に組まれたNJPW WORLD認定TV選手権試合は、王座防衛という枠組みを大きく超え、今後の新日本プロレスの勢力図を根底から覆す2つの大事件を引き起こした。

消えたベルトの謎の解明、そして孤高を貫いてきたKONOSUKE TAKESHITAの「本隊合流」である。

事の発端は、挑戦者チェーズ・オーエンズとの遺恨である。前日の大会からTV王座のベルトが紛失し、TAKESHITAは丸腰で入場することを余儀なくされた。

チェーズ・オーエンズの窃盗を疑うTAKESHITAは、怒りを剥き出しにしてゴング前から突進。

しかし、HOUSE OF TORTURE(以下、H.O.T)の巧妙なインサイドワークと、高橋裕二郎らセコンド陣の執拗な介入により、試合は無法地帯と化した。

王者の危機を救ったのは、前日の越境タッグで不協和音を響かせていた海野翔太をはじめとする本隊の面々であった。

本隊勢がH.O.Tを排除し、1対1の状況が作り出されると、TAKESHITAはチェーズ・オーエンズの暗器攻撃をカウント2で耐え抜き、ワガママの連発から最後は必殺のレイジングファイヤーで3カウントを奪取。

苦しみながらも3度目の防衛を果たした。

しかし、真の衝撃は試合直後に待っていた。

TAKESHITAがチェーズ・オーエンズにベルトの行方を問い詰めていると、場内が突如暗転する。

ビジョンには謎の仮面男の姿が映し出され、再び照明が点灯したリング上には、ベルトらしきものが入った黒い袋を手にした仮面男が立っていた。

男は黒い袋でTAKESHITAを殴打すると、ゆっくりと仮面を脱ぐ。

その正体は、今年の1月5日大田区大会で「旅に出る」と言い残し、姿を消していたSANADAであった。

場内がどよめく中、SANADAはデッドフォールで王者を完全にKOし、黒い袋を手にしたまま悠然と立ち去った。

前日からの「消えたベルト事件」の真犯人、そして暗躍していた謎の男の正体が、元IWGP世界ヘビー級王者であるという衝撃の事実が発覚したのである。

バックステージへ引き揚げたTAKESHITAは、突如現れた強大な刺客に対し、怒りよりもむしろトップレスラー同士の闘争心をたぎらせた。

■KONOSUKE TAKESHITAのコメント
「SANADA、お前もこの俺と、世界のTAKESHITAとやりたくてしょうがないみたいやな。お前がベルト獲ってんのか。いいよ、いいよ。あのTV王座のベルト懸けて俺とやろうよ。俺もお前とやりたい。それでええやん。どこでもいいよ。次のTV王座の防衛戦はSANADA、お前とやってやる。それまでお前にそのベルト、預けとくよ」

そして、ドラマはここで終わらなかった。TAKESHITAのコメントスペースに、矢野通をはじめ、海野翔太、タイガーマスク、マスター・ワト、ウルフアロン、YOHら本隊の選手たちが歩み寄ってきたのである。

新日本プロレスへ主戦場を移して以来、特定のユニットに属さず一匹狼として頂点を極めてきたTAKESHITAが、窮地を救ってくれた本隊メンバーに対し、誰も予想しなかった言葉を口にした。

■KONOSUKE TAKESHITAと本隊勢のやり取り

矢野「(※拍手をしながらやって来て)おめでとう。TAKESHITA選手、おめでとう」

TAKESHITA「(※コメントスペースにやって来た本隊勢に対して)今日はありがとうございました。僕は新日本プロレスの所属になって2年目。今まで誰かと一緒にやってきたこともなければ、自分の道をただ進もう、そう決めてました。でも、もし皆さんが良ければ、僕も新日本プロレスの本隊の一員として一緒に闘わせてもらえないですか?僕からのお願いです」

この劇的な直訴に対し、前日のタッグマッチでTAKESHITAから握手を拒絶されていた海野翔太が、新世代を牽引する者としてのプライドと度量を見せつけた。

海野「TAKESHITAさん、正直、仲良しこよしやろうなんて微塵も思ってないですし、これからもライバルとしては変わりないです。ただ新日本プロレスの本隊を選ぶんであれば、自分たちはいつでもウェルカムです」

矢野「ヨシ、やろう!(※と言って、他の選手たちと共に拍手)」

前日は拒絶された右手が、今度は固く握り合わされた。

TAKESHITA「(※矢野とも握手をして)これからよろしくお願いします」

矢野「やろう!」

TAKESHITA「こうして本隊に入ったからには、しっかり新日本プロレスの一員としてHOUSE OF TORTUREも、それ以外のユニットも全員蹴散らして、しっかり力になれるように頑張るんで、よろしくお願いします!」

海野「やりましょう!」

矢野「やろうぜ!」

TAKESHITA「(※タイガーと握手をして)よろしくお願いします」

ウルフ「(※TAKESHITAに右手を差し出し)お願いします」

TAKESHITA「(※ウルフの手を握り)お願いします」

※チェーズ、SANADAはノーコメント

SANADAの帰還によるTV王座戦線の急展開と、TAKESHITAの本隊電撃加入。

福岡の地で起こった激震は、これからの新日本マットの勢力図を大きく塗り替える歴史的な転換点となるに違いない。

<写真提供:新日本プロレス>

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