【新日本】デスペラード&ミスティコがIWGPジュニアタッグ一発奪取!デスペラード「今夜、新たな夢ができました。それはアナタと対戦することです」
新日本プロレスは5月4日(月・祝)、福岡・福岡国際センターにおいて『レスリングどんたく 2026』2連戦の二日目を開催した。
第7試合に組まれたIWGPジュニアタッグ選手権試合は、前日の8人タッグマッチ終了後に挑戦をアピールしたエル・デスペラード&ミスティコの日墨ドリームタッグが、王者組であるロビー・イーグルス&藤田晃生の初防衛戦に挑んだ。

試合は序盤から、デスペラードと藤田の激しいチョップ合戦、ミスティコとイーグルスの華麗なルチャの攻防など、互いの持ち味が存分に発揮されるスピーディーな展開となった。

王者組はコンビネーションの冴えを見せ、デスペラードの左足へ集中砲火を浴びせるなど試合を優位に進める場面もあったが、世界的ルチャドールたちの「個の力」と「化学反応」がそれを上回っていく。

ミスティコが二人まとめてのトペ・レベルサや619など躍動感あふれる空中殺法で躍動し、デスペラードも強烈なスパインバスターやトペ・コンヒーロで王者を追い詰めた。

終盤、リング上は四者が入り乱れる大混戦となる。
藤田のヘッドバット連発に苦しめられたデスペラードだったが、一瞬の隙を突いて藤田の左足を捕らえ、グラウンドでのドラゴンスクリューから必殺のヌメロ・ドスへと移行する。

同時にミスティコもイーグルスをラ・ミスティカで捕獲して分断。
完全に逃げ場を失い絞め上げられた藤田は、無念のタップアウトを余儀なくされた。
急転直下で決まったタイトルマッチであったが、日墨マスクマンタッグが見事に一発で至宝を奪取し、新王者として福岡の夜に歓喜の抱擁を交わした。
試合後、バックステージに戻った新王者組は、互いへの深いリスペクトを語り合い、次なる夢舞台への約束を交わした。
■エル・デスペラード&ミスティコのバックステージでのやり取り

デスペラード「(※スペイン語で)アァ、痛え~。ヤツの頭突きは効いたよ。あの野郎……」
ミスティコ「クレイジーだったよな。だが、素晴らしい試合だった。そして息子のように大切な新たなタッグベルト、IWGPを手にできた。デスペラード、グラシアス。そしてファンの皆さん、約束した通りだ。チャンピンベルトを奪ってみせた。日々、準備を怠ることはなかった。最高のパートナーとして、最高のルチャドールを選んだことに間違いはなかった。彼こそ、このエル・デスペラードだ。同じコーナー立ってくれたことに感謝するよ。(※IWGPジュニアタッグのベルトを叩いて)これが、その成果だ」
デスペラード「(※スペイン語で)今夜、タッグ・パートナーにミスティコを迎えて、一緒に闘えたことに満足しています。(ミスティコに対して)アナタは偉大なルチャドールです」
ミスティコ「グラシアス」
デスペラード「(※スペイン語で)アナタはレジェンドです。俺の夢は叶いました。ミスティコをパートナーに、タッグのチャンピオンになれました。しかし今夜、新たな夢ができました」
ミスティコ「もう一つ?」
デスペラード「(※スペイン語で)それは、アナタと対戦することです」
ミスティコ「えぇ!俺たちが闘うのか?」
デスペラード「(※スペイン語で)俺たちの闘いです。シングルマッチです。タッグ戦ではありません」
ミスティコ「俺とのシングルマッチか?」
デスペラード「(※スペイン語で)シングルマッチです。お願いします。それが夢なんです」

ミスティコ「今夜の試合で、最高のタッグチームであることを証明したばかりだ。CMLLと新日本プロレスの二人だ。よく聞け、デスペラード。夢は必ず実現する。夢を忘れてはいけない。俺の夢は、新日本プロレスに足跡を残すことだ。もし最高のルチャドールと対戦するならば、それはお前(デスペラード)だ。シングルマッチ、やろうじゃないか」
デスペラード「グラシアス(※と言って、ミスティコと握手)」
ミスティコ「だが、忘れるなよ。どちらが勝者となるかは関係ない。(シングルマッチの後)アレナ・メヒコに来いよ。そして、シングルマッチをもう一度やろうぜ。タッグ戦でも構わない。どちらになろうと、俺は楽しみにしている。心待ちにしてるぜ」

デスペラード「(※日本語で)さあ、楽しくなってきたぜ! (※再びスペイン語に戻して)いいね、いいね、いいね!(※と言いながら、祝杯用の缶ビールを手にする)」
ミスティコ「(※デスペラードの様子を見て)それは、ニトロさんだよね」
デスペラード「(※スペイン語で)アレナ・メヒコのニトロさんです」
ミスティコ「(※缶ビールをパンタロンに詰め込むデスペラードに、テーブルの上に残っている缶ビールを指して)これで勝負しようか? OK?」
デスペラード「(※日本語に戻して)頭痛え!」
ミスティコ「(※帰り際にもう一度カメラに向かって)二冠王者だ。メヒコの皆さんに捧げます。グラシアス。新日本プロレス、CMLLに感謝します。ファンの皆さんもありがとう」
一方、戴冠からわずか9日でベルトを失うこととなったロビー・イーグルス&藤田晃生組は、悔しさを隠しきれないながらも、まもなく開幕する『BEST OF THE SUPER Jr.』での逆襲を誓った。
■ロビー・イーグルス&藤田晃生のバックステージでのやり取り

イーグルス「クソ、ここにこうして寝転がったり、座らないと…(※と言って、寝転がった藤田の横に腰を下ろす)。少し調子に乗ってるんじゃないか……『どんたく』シリーズの前に今日、この対戦が来ることは分かってた。ロビー・エックスとイシモリに勝てるかどうか分からなかったけど、勝利して3度目のIWGPジュニアタッグ王座を獲ることができた。でも、ミスティコがこれほど新日本に参戦したかったなんて知らなかったぞ? 『FANTASTICA MANIA』じゃなくて、(※日本語で)ドンタクデスカ、ミスティコ……? (※英語に戻り)アレナ・メヒコに行ってたじゃないか。AEWに行ってたじゃないか。ここではないどこかに、いつも行ってたじゃないか。じゃあ王座はこれからどうなるんだ? 俺は……クソ。(※日本語で、自分たちを指差しながら)カクトーチャンピオン、カクトーチャンピオン。(※英語に戻り)でもミスティコは…(※日本語で)ドウデスカ? (※英語に戻り)わからないけど……でも、お前が、(※日本語で)モット、モット、モット、(※英語に戻り)王座防衛戦をしにここに帰ってくることを願ってるよ。王座を手にして9日か……そして10日ほどで『BEST OF THE SUPER Jr.』が始まる。クソ!少なくとも、次の目標は見えた」

藤田「まずはすいませんでした。まずはすいませんでした! クソゥ! 悔しいね。最近のね、バックステージで鬱憤溜まってるヤツは好きなだけ書いて。パクられる1歩前のコメントまでならセーフだから。俺から会社にも言っとくからね。日頃の鬱憤溜まってるヤツと、最近の納得できなかったことがあったヤツは書いていいよ。アァ……獲られちゃったわ。マジで。なんかね、1週間、約1週間の間に2回タイトルマッチして、人気者だななんて思ってたらね、獲られちった。なぁ、笑えねぇ、マジで。悔しいなぁ。ちょっと頭が回んないなぁ。まあまあまあまあ、まあまあじゃないんですけど、『SUPER Jr.』、1週間後にありますよね。あのう、そこまでにまた強くなります。(※立ち上がって)…なんて言うか、バーカ! お前、やり返してやるから覚えとけよ、タコ!(※と言って、先に引き上げる)」
イーグルス「もっとニホンゴの勉強をしないとな。そうしたら、あいつのまくしたててることを理解して一緒に終えられるから。(※立ち上がって)でもあと二つ、短く言わせてくれ。デスペが今日ここフクオカに姿を現す前に休んでたのは可愛らしいことだ。(※日本語で、皮肉っぽく)オメデト、チャンピオン。(※英語に戻し)そして、ラ・ミスティカにあれだけ長い間耐えたのは俺が初めてじゃないかな。諦めてくれたおかげで、俺は痛みに苦しんでるけどな。でも、フジタと俺は『BEST OF THE SUPER Jr.』では違うブロックで闘う。2週間ほどそれぞれのブロックで闘うけれど、トレーニングをするのも準備をするのも、試合を振り返るのも一緒だ。今年は記録を塗り替えてやる。8年連続出場、外国人としては最多だ。そして俺は自分の記録を超え、必ず決勝に行く。俺にはそれができる」
急転直下の王座戦は日墨ドリームタッグの勝利で幕を閉じたが、ジュニア戦士たちの熱き闘いは、休む間もなく『BEST OF THE SUPER Jr.』という次のステージへと向かっていく。
<写真提供:新日本プロレス>
Pages 1 2














