【新日本】ウィル・オスプレイ帰還でUNITED EMPIREがNEVER6人タッグを強奪! 勢いそのままにIWGPタッグ王者K.O.Bへ宣戦布告

新日本プロレスは5月4日(月・祝)、福岡・福岡国際センターにおいて『レスリングどんたく 2026』2連戦の二日目を開催した。

セミファイナル(第8試合)に組まれたNEVER無差別級6人タッグ選手権試合は、王者の“毘沙門チン”こと後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&ボルチン・オレッグ組に、UNITED EMPIREのウィル・オスプレイ&HENARE&グレート-O-カーン組が挑む構図となった。

約2年2カ月ぶりに新日本のマットへ本格復帰を果たしたウィル・オスプレイの存在が、帝国の士気を最高潮に高めていた。

序盤から場外戦や分断工作を駆使して王者組を翻弄するUNITED EMPIREに対し、毘沙門チンも持ち前の鉄壁の連携やボルチン・オレッグの規格外のパワーで徹底抗戦を試みる。

しかし終盤、UNITED EMPIREは一瞬の隙を突き、HENAREのパワーボム、オーカーンのエリミネーターの体勢から、オスプレイがコーナー最上段からヒドゥンブレードを突き刺すという、驚愕の三重合体技を炸裂させた。

この凄まじい一撃でYOSHI-HASHIから3カウントを奪取し、UNITED EMPIREが新たなNEVER無差別級6人タッグ王者として君臨した。

王座奪取の歓喜に沸くリング上で、グレート-O-カーンがマイクを握り、次なる野望を大観衆の前に提示した。

グレート-O-カーン「ひれ伏せ、愚民ども!毘沙門チンを処し、NEVER無差別級6人タッグを支配した!!次は!K.O.Bを処し、IWGPタッグを支配する!もし怖じ気づいていないのであらば、その不遜なツラを余の前にさらすことを、許す!出てこい!」

この挑発に応じ、IWGPタッグ王者のKnock out brothers(K.O.B)がベルトを手に姿を現す。

K.O.BのIceがマイクを持とうとした瞬間、HENAREがそれを奪い取った。

HENARE「オマエが何を言おうと関係ない。その王座を懸けろ。オマエの“マナ”を見せるんだ!」

すかさずマイクを握り返したIceは、狂気をはらんだ笑みと共に帝国の宣戦布告を真っ向から受諾した。

Ice「ハッハッハー!オレにオマエの“マナ”をくれんのか、オイ?HENARE、オマエとオレならよ、マナとプロレスハイ、この二つでよ、いかれたカネになる劇薬、混ぜモンを作れそうやな、オイ!オマエらプロレスハイ中毒者どもよも、オレとHENAREが絡むの、見たかったんじゃねえのか、オイ!オーカーン!オレらK.O.Bがよ、イモ引くビッチに見えるか、オイ?オレはよ、強くてカネになるヤツとのケンカならよ、いつでも喜んで買ってやるよ!いいぞ、オマエら、このベルトに挑戦しに来い!そんじゃあよ、全員でよ、いかれてカネになる劇薬、混ぜモンをよ、共有しあおうか!オマエらはよ、何も考えなくていい!ただ感じろ!Let’s Get High!Big Up!」

バックステージに戻ったUNITED EMPIREの面々は、冷えたビールを手に王座奪取の祝杯をあげた。

ウィル・オスプレイは「ボーイズよ、昨日のことを乗り越えて、俺たちは一致団結できた。(※ビールを手に取って)オー、冷たいぞ! 2年離れていた間に、冷えたビールが出るようになってる。イエース!」と上機嫌に語る。

グレート-O-カーンは独自の語り口で勝利の余韻に浸る。

「ああ。(※背を向けて)Fate/Grand Order、宮根誠司、安川正孝、HaKA……勝利の貢献、褒めて遣わす。(※正面に向き直って)もちろん、HENARE、オスプレイ、よくやった。褒めて遣わす」

一方、HENAREはすでに次の標的であるK.O.BのYutoへと殺気を向けていた。

「このベルトを獲った後、Kiss Ass Brothersよ、お前らのタッグチーム王座に挑戦だ! 昔は謙虚なガキだったのに、自分たちを買いかぶって、今や自分たちが世界一だと思っている。しかし俺たちはタッグチームマッチでお前らに負けたことはないんだぞ!俺たちが勝った後にリングに来て、指ピストルを俺の頭に当てやがって! Yuto! 銃を頭に突きつけられるというのがどういうことなのか、わかってるんだろうな! そのクソなベルトを懸けた防衛戦がいつであれ、頭に銃を突きつけられるのがどういうことか、お前に思い知らせてやる」

そしてウィル・オスプレイは、自身が帰還した意味と帝国の完全支配計画を高らかに宣言した。

「俺たちはニュージャパン・プロレスリングの最高のタッグチームメンバーだ。前IWGPタッグ王者チームと、英国人史上初のIWGP世界ヘビー級王者が手を組めば、どうなるかわかるだろう。物事は変わるほど、変わらないってことだ。俺たちが突出した存在になったのは6年前。そして俺たちは何度も支配する立場に立った。そして俺は、2年間離れた後の王座初挑戦で王座を獲った。 (※オーカーンの方を見て)これだけで満足じゃないだろ? NEVERのタイトルだけでは足りない。もちろん素晴らしいタイトルだが、IWGPタッグ王座も必要だ。1つじゃない。2冠だ。ゴールド・フタツ、ゴールド・ドス、ゴールドツー! いずれそうなる。ではこれから控室に行って、若きカラムがIWGPヘビー級王座を防衛するのを見よう。できる範囲で力を貸す。今日はこれぐらいにしておこう。戻れてムチャクチャいい気分だ」

対照的に、ベルトを失った前王者組には重苦しい空気が漂っていた。

後藤洋央紀は「この結果は、しっかり受け止めないといけないと思ってますよ。新たな、負けはしたけど新たな目標というかね、ができましたよ。オスプレイ、俺はお前と、シングルマッチがやりたいね」と、ウィル・オスプレイ個人への雪辱を誓う。

また、この連戦でタイトルマッチを立て続けに経験し、厳しい結果に終わったボルチン・オレッグは、苦境の中でも前を向く強さを見せた。
「いやあ、このゴールデンウイークね、ビッグチャンスあると思って……。ま、うまくいかなくて、いろいろあったと思うけど、ま、それは、どっちにしても言い訳にしないように。俺はいつも苦しんでるときは、好きな言葉あるんですけど。『俺たちを殺さないことは、俺たちを強くすることだから』。だから、プロレスだから、どの時にも、勝っても負けても、苦しい時もつらい時も、ずっと、何があっても、頑張っていくから。だから、今日も負けても、その結果は俺が強くなることだから。いや、昨日(タイトルマッチ)やって、今日もやって、いやまた、今はシングルもやりたい4人ができたですね。昨日の成田、HENARE、オーカーン、それにオスプレイも。その4人はいつか絶対倒してやるから。ああ、クソッ……」

※YOSHI-HASHIはノーコメント

ウィル・オスプレイの復帰により、再び圧倒的な支配力を示し始めたUNITED EMPIRE。

NEVER無差別級6人タッグの次はIWGPタッグへと照準を合わせ、新日本プロレスのリングをさらなる混沌の渦へと巻き込んでいく。

<写真提供:新日本プロレス>

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