【ノア】清宮海斗がALL REBELLION解散阻止! マサ北宮を丸刈りもヒゲ残しに激怒「このリングは床屋じゃねえんだ」
プロレスリング・ノアは5月5日、東京・後楽園ホールにて『LEGACY RISE 2026』を開催した。
1302人の熱視線が注がれたセミファイナルでは、プロレス界の残酷な掟である「解散・コントラ・カベジェラ」が執行された。
清宮海斗が負ければ自身の率いるユニット「オール・レベリオン」が即時解散となり、チーム2000Xのマサ北宮が負ければ髪の毛を丸刈りにされるという、互いの尊厳と存在意義を懸けた凄絶なサバイバルマッチである。
結果は、極限の重圧を不気味なまでの狂気へと昇華させた清宮海斗が勝利。
ユニット解散という最悪の結末を阻止すると同時に、オール・レベリオンの結束力が本物であることを証明してみせた。
試合の行方を左右したのは、リング外で勃発したセコンド同士の心理戦であった。
チーム2000Xのタダスケらが乱入し、リング上が無法地帯と化す中、清宮海斗を救出すべく飛び込んだ晴斗希のエルボーが、あろうことか味方のアレハンドロに誤爆してしまう。
するとアレハンドロは、晴斗希がチーム2000Xから袋叩きに遭うのを冷ややかに傍観し、さらには敵であるカイ・フジムラ、タダスケと並んでポーズを決めてみせたのだ。
誰もが「アレハンドロの闇落ち」を疑い、場内が凍りついたその直後、アレハンドロは背後から敵陣へドロップキックを一閃。
そのまま場外へ転落した2人に向けてトペ・コンヒーロを浴びせ、完全に敵を欺く頭脳プレーで清宮海斗を強烈にアシストした。
仲間の身を呈した援護を受け、清宮海斗の内に秘められたリミッターが完全に外れる。
終盤、マサ北宮の重く強烈な打撃を何度食らっても、ダメージを感じさせるどころか、顔面にニヤニヤと笑みを浮かべる“狂乱モード”へと突入。
相手の戦意を根こそぎ奪うような不気味さを見せつけると、怒涛のシャイニングウィザード連発からタイガースープレックスへ繋ぎ、最後は必殺のスカイウォークエルボーを投下。
17分47秒、完璧な3カウントを奪い取った。
決着後、リング上では敗者・マサ北宮の断髪式が執り行われた。
清宮海斗がためらいなくバリカンで頭髪を刈り落としていくと、途中からはマサ北宮自らがバリカンを奪い取り、自責の念を刻み込むように自らの手で頭を刈り上げるという異様な光景が広がった。
しかし、バックステージへ引き揚げてきたオール・レベリオンの面々に、死闘の悲壮感は微塵もなかった。
清宮海斗は、敗れながらも自らバリカンを握り、あまつさえヒゲを残したマサ北宮の態度に対し、ユーモアを交えつつ容赦のない怒りの言葉をぶちまけた。
誤爆から機転を利かせたアレハンドロ、晴斗希とのやり取りには、解散の危機という極限状態を乗り越えたからこその、深い信頼関係と強固な絆がにじみ出ている。
■試合後のバックステージコメント
アレハンドロ「よっしゃあ!」
清宮「OK!」
※3人で抱き合う
清宮「OK、OK、OK。いやあ全然変わってないですね。自分で刈ってましたけど、見ました? これ、坊主。見ました? しかも、ちゃっかりヒゲ残してるしね。俺がやってやったぞみたいにして、ヒゲ残して、またやってやるってどういうことだ? イライラしてきた、また。しかもなんだ。もう一回やっても、どうせまっすぐ伸びんだよ。散髪じゃねえか。俺の散髪技術、ナメんじゃねえぞ! しかも次、俺たちは大事なリーグ戦控えてるんだよな」
晴斗希「タッグリーグ!」
清宮「タッグリーグが控えてんだよ。このリングは床屋じゃねえんだ。もっともっと俺たち熱い戦い、ALL REBELLIONが見せていくからな。マサ北宮、いやゴリラ。次やる時はな、お前たちが解散かけろ」
晴斗希「そうだ」
アレハンドロ「タッグリーグ、ALL REBELLIONで獲りましょうよ」
晴斗希「もちろんですよ」
アレハンドロ「俺も一緒に戦いますんで、ALL REBELLIONで一番目指していきましょう」
清宮「もう裏切らないですよね?」
アレハンドロ「裏切るっていうか痛いんですよね」
晴斗希「ごめんなさい。よけちゃったから」
清宮「傷がえぐられるんで。ホントに」
アレハンドロ「作戦成功です」
晴斗希「盛り上げていくぞ!」
清宮&晴斗希&アレハンドロ「NOAHのために!」
「このリングは床屋じゃねえんだ」と吠え、次なる標的としてチーム2000Xの解散を要求した清宮海斗。
絶体絶命の窮地を、狂気と仲間の機転で乗り切ったALL REBELLIONは、さらに結束を高め、目前に迫るタッグリーグへ向けて嵐を巻き起こす覚悟だ。
<写真提供:プロレスリング・ノア>














