【ノア】KENTA、非情の“腰殺し”で王者シェインを圧倒! 来週のGHC王座戦へ「勝つためだったら何でもやる」と冷徹な勝利至上主義を宣言
プロレスリング・ノアは5月5日、東京・後楽園ホールにて『LEGACY RISE 2026』を開催した。
第5試合に組まれたタッグマッチでは、来週の大会でGHCヘビー級選手権試合をおこなう王者シェイン・ヘイストと挑戦者KENTAが激突した。
シェイン・ヘイスト&遠藤哲哉組と、KENTA&稲畑勝巳組による注目の前哨戦は、王者の弱点を徹底的に突くベテランの非情さが色濃く表れる展開となった。
試合中、KENTAは王者シェイン・ヘイストに対し、無慈悲な“腰殺し”で猛攻を仕掛け、大一番を前に肉体的なダメージを蓄積させる。
試合自体は10分51秒、稲畑勝巳が強烈なラリアットからの片エビ固めで沈み、シェイン・ヘイスト&遠藤哲哉組が勝利を収めたものの、戦いの主導権と強烈なインパクトは挑戦者であるKENTAが残す結果となった。
試合後、バックステージに戻ったシェイン・ヘイストは、腰への集中攻撃という手段を選ばない挑戦者の狡猾さを認めつつも、王者としての揺るぎないプライドを誇示した。
■シェイン・ヘイスト「KENTA先輩、KENTA先生、俺に教えてくれているような感じがするけど、どうやらタイトルマッチに待てずにいるみたいで俺の弱点を狙ってきている。さすが頭がいいなと思う。だけど、俺の心はこんなもんじゃ折れない。見てみろ。今キャプテンなのはこの俺なんだ」
一方、王者の腰を徹底的に破壊しにかかったKENTAは、来週のGHCヘビー級王座戦に向けて、プロレスにおける美学や名勝負といった概念を完全に捨て去り、「勝利」のみに執着する恐るべき覚悟を語った。互いに交わることのなかった13年間の自身の歩み、そのすべてをタイトルマッチにぶつけると冷徹に宣言している。
■KENTA「来週だな、シェイン。俺、勝つためだったら何でもやるよ。勝ちたいんだよ。勝ちにいくんだよ。いい試合しにいこうなんて思ってねえぞ。友達といい試合してNOAHらしい試合しよう? 確かにこないだのお前とInamuraの試合、素晴らしかったよ。でも同じ方法でいこうと思ってねえよ俺。勝ちにいくんだよ。いい試合しにいこうなんて思ってない。勝つためにいくんだよ。あと何回、俺にGHCのチャンスが来ると思う? 次がないぐらいの気持ちでいかないと勝てないと思うし、お前と俺で交わらなかったこの13年。イスだって使ったよ。悪いこともしたよ。それも含めて俺の13年だよ。全部ぶつけて、来週GHC、またこのNOAHでもう一回だ」
“良い試合”を真っ向から否定し、手段を選ばない勝利への執念を剥き出しにしたKENTA。
王者の心を折ることには失敗したものの、その肉体には確実に爆弾を埋め込んだ。
来週のタイトルマッチは、ノアの誇りを背負う王者と、13年間の泥臭い生き様を懸ける挑戦者がぶつかり合う、殺伐とした総力戦となる。
<写真提供:プロレスリング・ノア>














