【新日本】藤田晃生がフランシスコ・アキラとの死闘を制し、『BOSJ』連覇へ向けた過激な“非日常”を宣言「今年のテーマは、やりすぎ上等!」

新日本プロレスが誇る“ジュニアの祭典”『BEST OF THE SUPER Jr.33』が5月14日(木)、東京・後楽園ホールにて開幕した

メインイベント(第9試合)を飾ったAブロック公式戦は、昨年度優勝者の藤田晃生とフランシスコ・アキラによる、狂気と熱狂が交差する死闘となった。

両者は昨年の開幕戦でも激突し、藤田が勝利を収めている。

さらに、前日の記者会見では乱闘の末にアキラが藤田をイスで襲撃するという遺恨も発生しており、因縁渦巻く中での開戦となった。

入場時、事件は起きた。先に入場したアキラの背後から藤田が急襲し、イスを投げつけるという前日のお返しからスタート。

そのまま場外戦になだれ込むと、藤田はアキラの頭部を客席の案内板に叩きつけるなど、開始前から会場は阿鼻叫喚の渦に包まれた。

リングイン後も、試合は「プロレス」の枠を飛び越えた喧嘩腰の展開が続く。

アキラが藤田の頭部を場外のテーブルに打ちつければ、藤田もスワンダイブ式の飛び技で応戦。

終盤には、場外のエプロンからティヘラを仕掛けたアキラを、藤田が空中でキャッチし、そのままパワーボムでテーブルへと叩き割るという衝撃的な場面も飛び出した。

互いに大ダメージを負う中、意地と意地のぶつかり合いは最終局面へ。

アキラのファイヤーボールを耐え抜いた藤田が、一瞬の隙を突いてアキラを担ぎ上げ、最後は必殺のThrill Rideを完璧に炸裂。

昨年度覇者が、因縁の相手から執念の3カウントをもぎ取った。

死闘の末に勝利を掴んだ藤田は、マイクを握ると、満身創痍の体を震わせながら、倒れ伏すライバルへ向けて最大限の賛辞と親愛の情を叫んだ。

藤田「オイ、大福バカ!オマエ、クソ強えな、マジで!どこにも言ってねえけど、『SUPER Jr.』毎年初戦、オマエと当たれるの、スッゲー楽しみにしてんだ、コノヤロー!今年の『SUPER Jr.』のテーマは、やりすぎ上等!まあ、オマエらも、この非日常を、振り切れた空間を、求めて来てんだろ?だったらよ、今年もオレに懸けてみろよ!オマエらが求めてる倍以上のものを、返してやるからな!今年も!クソ楽しめ~!!」

大歓声に包まれた後楽園ホールのバックステージ。

興奮冷めやらぬ藤田は、自らが提示した過激な「非日常」に対する確かな手応えを口にした。

「クソ強え!アキラ、どうしたぁ!?クソ強えよ、お前。ビックリしたわ、マジで。今日のお客さんの反応はどうだ!?求めてるもんだったろう。賛否なんかあって当たり前なんだよな。」

テーブルクラッシュなどの危険な攻防に対し、批判の声が上がることも承知の上である。

むしろ、その混沌こそがジュニアヘビー級の新たな熱を生み出すと豪語する。

「それがあるからおもしろくなる。混沌があるからおもしろくなる。その渦を作るのは高橋ヒロムなき今、ジュニアがどうこう言われてるな。誰だと思う?俺が獲るからな。今年も俺に賭けろ。その期待を、お前らのムカつく気持ち、楽しみな気持ち、非日常を楽しみに生きてるんだったら、全ての思いを乗せてみろ。ありがとうございました!」

一方、惜しくも敗れたアキラは、悔しさに顔を歪めながらも、日本のファンへ向けて悲痛な叫びを上げた。

「チクショー!フジタとワトに負けた俺が、こんなことを言える立場じゃないのはわかってる。だけど、絶対にしないでくれ!(※日本語で)シンニホンノオキャクサマ!(※英語に戻して)ジュニアヘビー級戦線から、俺を終わった存在みたいに扱わないでくれ!今日はあと一歩届かなかったかもしれないが、次は、次の試合は……俺のものだ!!」

テーブルが砕け散り、血と汗が飛び散る極限の死闘。

藤田が掲げた「やりすぎ上等」のテーマは、今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』がかつてないほど過激で予測不能なシリーズになることを、強烈に印象付けた。

<写真提供:新日本プロレス>

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