【全日本】『CC』準優勝の潮﨑豪がHAVOC離脱を電撃表明!盟友たちと誓った新たなる闘い「オデッセイ、祥太郎、そしてザイオン、この3人とも戦いたいね」

全日本プロレスは5月17日(日)、東京・EBARA WAVEアリーナおおた(大田区総合体育館)で『チャンピオン・カーニバル2026』最終戦を開催した。

Aブロックを首位で通過した潮﨑豪は、優勝決定戦でBブロック覇者の鈴木秀樹と激突。

11年ぶりとなる春の祭典での優勝を目指したが、死闘の末に敗れ去った。

しかし、満身創痍でリングを降りた44歳の表情に、悲壮感は微塵もなかった。

過酷なリーグ戦の代償は大きかった。

脇腹に大ダメージを抱え、テーピングで患部を厳重に固めて臨んだ最終戦。

鈴木秀樹の非情な集中砲火を浴び、窮地に追い込まれながらも、潮﨑豪は最後まで豪腕を振るい続けた。

惜しくも準優勝という結果に終わったが、バックステージでは激闘の疲労を感じさせないほど、清々しく充実した表情を浮かべていた。

「優勝決定戦に出れてもね…負けちまったよ」

悔しさを滲ませながらも、11年ぶりに最前線で駆け抜けた春の祭典を心から謳歌したと振り返る。

「ケガしても、骨が折れても、血を流してもプロレスラーは立ち向かっていく。立ち上がっていくんだよ。久しぶりにプロレスを楽しみましたね」

全身の激痛すらも、プロレスラーとしての喜びへと昇華させる。

さらに、「ボロボロになるまで戦い続ける。それが全日本プロレス、全日本プロレスのレスラーですよ」と、全日本マットで戦う者の矜持を力強く語った。

44歳という年齢を感じさせない熱き魂は、早くも次なる戦い、そして来年のチャンピオン・カーニバルへと向けられている。

「これで終わりじゃないでしょう。まだ来年もあるんだよ。勝てなかった。勝ちたかった。次のチャンピオン・カーニバルが楽しみだよ」

プロレスを心の底から堪能したと語る潮﨑豪であったが、この直後、周囲を驚かせる決断を下す。

激闘を労いに駆けつけた所属ユニット「HAVOC」の芦野、ザイオン、オデッセイを前に、突如としてユニットからの離脱を表明したのである。

「俺の中で1つ、頭に浮かんだことがある。いつもこうやって組んでるけど、オデッセイ、祥太郎、そしてザイオン、この3人とも戦いたいね」

強固な絆で結ばれた頼もしい仲間だからこそ、あえて対角線に立ち、全力でぶつかり合いたい。

その真意を汲み取ったメンバーたちも、潮﨑豪の意思を快く尊重した。

最後はHAVOC恒例の缶チューハイでの乾杯が行われ、「ゴチソウサマガキコエナイ!」という合言葉とともに、盟友を新たな戦いの海へと送り出した。

春の祭典で頂点には届かなかったものの、潮﨑豪が残した不屈の闘志は、観る者の胸に深く刻み込まれた。

仲間との決別を選択し、退路を断った44歳の豪腕は、これからもリング上で激しく自らの生き様を証明し続けるはずである。

<写真提供:全日本プロレス>

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