【マリーゴールド】林下詩美退団を前に、V4達成の青野未来が宣言「逆風が吹いているとかいろいろ言われていますが、選手はみんな前向きです」
女子プロレス団体「マリーゴールド」は5月16日、東京・後楽園ホールにて『Marigold SHINING ATTACK2026』を開催した。

メインイベントとして組まれたマリーゴールド・ワールド選手権試合では、王者の青野未来が18歳の若き挑戦者マディ・モーガンを迎え撃ち、激戦の末に4度目の防衛を果たした。

170センチの長身と若さを全面に押し出すマディ・モーガンに対し、青野未来は王者の底力を存分に発揮した。

場外へのムーンサルトアタックやトップロープからの空中技に苦しめられる場面もあったが、10分過ぎ、相手のミサイルキックを空中で捉えてスタイルズクラッシュへと繋ぐ離れ業を見せる。
最後は12分23秒、必殺のタイガードライバーでマットに突き刺し、エビ固めで3カウントを奪取した。

試合後、リング上でマイクを握った青野未来は、敗れた挑戦者へ向けて惜しみない賛辞を送った。
「世界で最高の選手になると思いますので、皆さん楽しみにしていてください」
異国の地で頂点のベルトに手を伸ばした18歳の才能を高く評価し、「そんなマディからこのベルトを守ることができて、私はとてもそれを誇りに思います」と語りかけ、リング上で熱い抱擁を交わした。
バックステージや自身のX(旧Twitter)でも、その思いは一貫していた。
「18歳で知らない国にやって来てベルトに挑戦する、凄くアグレッシブで向上心のある…」
「マディの憧れるほどの才能、これからの活躍がとても楽しみです。挑戦してくれてありがとう」
海の向こうからやってきた新鋭のポテンシャルに、王者自身も強い刺激を受けた様子を窺わせた。

しかし、青野未来の視線は単なる防衛の喜びに留まらない。
現在、マリーゴールドの周囲にはさまざまな声が飛び交っている。
エース格である林下詩美の退団を1週間後に控え、団体を取り巻く状況は決して平穏とは言えない。
そうした雑音を振り払うかのように、王者はリング上からファンへ向けて力強いメッセージを発した。
「今マリーゴールドは逆風が吹いているとかいろいろ言われていますが、選手はみんな前向きです」

さらにバックステージでは、団体設立2周年を記念する5月23日の大田区総合体育館大会へ向けた、大黒柱としての並々ならぬ覚悟を口にした。
「林下詩美がラストということもあるし、MIRAIが久しぶりに退団してから初の参戦とか、いろんな情報はあるんですが、私が見せれることは1つだと思っている」
さまざまな話題が飛び交う状況下であっても、見据えるべきはプロレスの熱と団体の未来だけである。
青野未来は拳を強く握りしめ、次なるステージへの決意を表明した。
「3年目のマリーゴールド、これからのマリーゴールドの希望を私たちがしっかり見せて、これからも上に上に行くことを証明したいと思います」
SNSでも「前を向いて、上を目指して、マリーゴールド全員でぐんぐん突き進みます!!」と発信したように、どんな逆風が吹こうとも、王者が先頭に立つ限り、マリーゴールドの歩みが止まることはない。

<写真提供:マリーゴールド>
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