【新日本】裏の裏をかく急所蹴り合戦!石森太二が初対決のカリスマ・佐々木大輔を外道クラッチで粉砕「カリスマと呼ばれる理由がわかったよ」

新日本プロレスは5月20日(水)、東京・後楽園ホールで『BEST OF THE SUPER Jr.33』が第4戦を開催した。

Bブロック公式戦として組まれた第5試合は、共にプロレスラーとして20年以上のキャリアを持ちながら、意外にもシングルマッチ初対決となる石森太二と佐々木大輔が激突した。

連敗を避けたい石森太二と、無傷の連勝街道を突き進む佐々木大輔。

海千山千のベテラン同士による初遭遇は、互いの裏の裏をかき合う、老獪でスリリングな頭脳戦となった。

試合は序盤から、放送席の村田晴郎アナウンサーや解説のミラノコレクションA.T.氏を巻き込む場外戦へと発展し、佐々木大輔が得意のインサイドワークでペースを握りにかかる。

しかし、石森太二も一歩も引かず、関節技のクロスフェイスロックとBone Lockを巡る高度な技術戦や、金具がむき出しとなったコーナーを巡る攻防など、息もつかせぬ展開が続いた。

勝負の分かれ目は終盤、レフェリーを巻き込んだ無法地帯の中で訪れた。

佐々木大輔が急所蹴りを狙った動きを冷静に読み切った石森太二が、レフェリーの死角を突いてカウンターのポップアップ式急所蹴りを炸裂。

そのまま電光石火の外道クラッチで丸め込み、DDTのカリスマから執念の3カウントを奪い取った。

泥臭くも価値ある1勝をもぎ取り、星を2勝2敗の五分に戻した石森太二は、バックステージに座り込むと、安堵の表情とともに口を開いた。

「ヨシ! 2勝目だな。さすがに3連敗はキツいからな」

過酷なリーグ戦において、連敗の連鎖を断ち切った事実は大きい。そして、初めて肌を合わせた異能の対戦相手に対し、最大の賛辞を送った。

「それよりも佐々木大輔、お前、おもしれえな、やっぱな。何かとカリスマと呼ばれる理由が、なんか闘ってみてわかったよ。やっぱお前、おもしろいな」

歴戦の猛者だからこそ感じ取れる、佐々木大輔の底知れぬ魅力と凄み。そして次なる標的である金丸義信戦へ向け、カリスマ狩りを果たした勢いそのままに必勝を誓う。

「金丸かぁ。ここ来て一番厄介なヤツだな。だけどよ、カリスマ倒したんだ。まあ見とけって。ということで、これはまさしく神の恵み、そうグレイスだ!」

一方、開幕からの連勝が「3」でストップし、初黒星を喫した佐々木大輔は、股間を押さえながら苦悶の表情でコメントスペースに現れた。

自らの反則行為は棚に上げ、相手の急所攻撃に対して猛烈な抗議を展開する。

「オイ、ふざけんじゃねえ、オイ。石森、こんなよ、急所……急所蹴り上げて勝ってよ、オイ、それで嬉しいのかよ、オイ。俺はよ、オイ、こんな……こんなプロレスしたくねえよ。石森、お前と、俺は正々堂々闘いたかった、ウァ……カァー!」

どこまでが本音でどこからが計算なのか、佐々木大輔ならではのボヤキが止まらない。さらに、1敗という事実に対し、大袈裟な勘違いを交えながら独自のリーグ戦展望をまくし立てた。

「これで1敗。そうか、オイ、俺はもう脱落か? 1敗したらもう脱落か。(中略)俺はてっきりチ●コ蹴られてよ、脱落したかと思ってたけどよ、オイ、こうなったらよ、新日本のヤツら、オイ、全員よ、オイ、チ●コ蹴り上げてよ、俺が、オイ、残り……残りの試合全勝してよ、オイ、ちょっくら優勝してきます」

手痛い黒星を喫したものの、カリスマの心は折れるどころか、さらに黒く燃え上がっているようだ。

新日本プロレスのリングで独自の存在感を放ち続ける佐々木大輔の野望は、この1敗を糧にさらなる狂気を帯びていくことだろう。

<写真提供:新日本プロレス>

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