【東京女子】元SKE48・荒井優希が語る、最高峰のベルトの重圧と、プロレスに懸ける“腹の括り方”「団体に恥をかかせたくない」
2026年6月7日、東京・後楽園ホールにて開催される東京女子プロレスのビッグマッチ『STAND ALONE ’26』。
この大会のメインイベントで、プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合(第17代王者・荒井優希 vs 挑戦者・上福ゆき)が行われる。
今年3月、両国国技館という大舞台でついに団体の最高峰のベルトを戴冠した荒井優希。
SKE48との“二刀流”からプロレス一本へと完全にシフトし、団体を牽引する絶対的なエースへと進化を遂げた彼女は、今どのような景色を見ているのか。
前編では、王者としての重圧、過酷なアイドル時代に培われた“意地”、そして娘がプロレスラーになったことを未だに受け入れきれていない(?)父親との微笑ましいエピソードに迫る。
■ 大会情報
東京女子プロレス『STAND ALONE ’26』
日程:2026年6月7日(日)時間:開場 10:30 / 開始 11:30
会場:東京・後楽園ホール
【決定カード】

▼プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合
<王者>荒井優希 vs <挑戦者>上福ゆき
■ ベルトが人を強くする。「団体に恥をかかせたくない」王者の責任感

――デビュー当時から拝見していますが、本当に技術力が上がり、技の一つ一つの説得力が格段に増したと感じます。
荒井:本当ですか? そう言っていただけるとすごく嬉しいです。よろしくお願いします!
――今年3月の両国国技館大会でついに最高峰のベルトを巻き、団体を背負うトップの立場になりました。「自分がしっかり引っ張っていかないと」というプレッシャーは感じていますか?
荒井:プレッシャーは……やっぱりすごくありますね。今回のプリンセス・オブ・プリンセス王座を獲ったことで、東京女子のすべてのベルト(タッグ、インターナショナル、プリンセス)を戴冠することができました。最初にベルトを獲った時に、初めて「チャンピオンとしてのベルトの重み」を強く感じたんです。その経験があったからこそ、今回の最高峰のベルトに挑戦するまでの気持ちの作り方も変わってきました。
――経験が活きているのですね。
荒井:「ベルトが人を強くする」っていろんな先輩から言われてきたんですけど、獲るまではその意味がよく分からなくて。でも実際に巻いてみると、確かに「強くならざるを得ないな」と実感しています。自分がベルトを持っている以上、絶対に東京女子という団体に恥をかかせたくない。その責任感が一番大きいので、デビュー当時とは意識が全く変わりましたね。
――トップに立つと、常に「ナンバーワンの姿」を見せ続けなければならないという重圧で押し潰されてしまう人もいます。荒井選手はどうやってそのプレッシャーを力に変えてきたのでしょうか?
荒井:なんですかね……でも私、14歳から芸能界にいるので。厳しい世界で生き残るための「腹の括り方」みたいなものは、10代の頃から自然と身についていたのかもしれません。

©東京女子プロレス
――確かに、SKE48という熾烈な競争社会の中で、10代、20代を過ごしてきたわけですからね。その「腹の括り方」の土台があったからこそ、プロレス界のセンターに立っても揺るがないのですね。両国でベルトを獲った瞬間は、どんな感情でしたか?
荒井:それが、獲った瞬間は全然実感が湧かなくて。「試合に勝った!」という一瞬の喜びだけで、頭の整理がついていませんでした。でも、バックステージに帰っていろんな人から言葉をかけてもらったり、先輩たちからのメッセージを見たりして、「あ、私が団体のトップになったんだ。もっとちゃんとしなきゃ!」って、すぐに気が引き締まりました。
――ちなみに、両国の大舞台を締めた日の夜は、家で余韻に浸ったりしたのですか?
荒井:全然です(笑)。終わった後は普通に焼肉を食べに行きました。めちゃくちゃお肉を食べて、大満足して気持ちよく寝てましたね。
――大舞台の後に焼肉ドカ食い! 強心臓ですね(笑)。翌朝起きた時の心境は?
荒井:実は翌日がすぐ会見だったんですよ。しかもそこで、次に行うアメリカでの初防衛戦が発表されることになっていて。だから余韻に浸る時間なんて全くなくて、「次はアメリカだ!」って強制的に気持ちを切り替えるしかなかったんです。
――立ち止まる暇もないほど、充実した目まぐるしい日々を送っているのですね。















