【全日本】8勝8敗で迎える6.18決戦!立花誠吾が完全五分で迎える田村男児との世界ジュニア戦へ熱き咆哮「俺たちにしかできねえタイトルマッチやろうぜ」

全日本プロレスは6月11日、東京・新宿FACEにて「スーパーパワーシリーズ2026」を開催した。

6月18日の後楽園ホール大会における4大タイトルマッチを1週間後に控え、各陣営の思惑が交錯する中、第1試合では世界ジュニアヘビー級選手権試合の最終前哨戦が行われた。

王者である立花誠吾と、挑戦者である田村男児の抗争は、3月から数えて実に15回目を数える。

今大会を迎えるまでの戦績は7勝7敗。決戦の行方を占う重要な一戦において、立花誠吾は小河彪と、田村男児は河野真幸とそれぞれタッグを組んで激突した。

試合は、開始直前から立花誠吾が先発を呼び込み、田村男児との意地のぶつかり合いで幕を開けた。

中盤には小河彪が河野真幸の巨体に食らいつき、バックドロップや倒れ込み式ヘッドバットで奮闘を見せる。

終盤、再び立花誠吾と田村男児がリング中央で対峙。

激しい打撃戦から、田村男児が足元をすくってラ・マヒストラルを仕掛けたが、立花誠吾はこれを完璧に読み切り、反転しての押さえ込みで3カウントを奪取した。

これにより、挑戦表明時を含めた通算対戦成績は8勝8敗の完全な五分となった。

試合直後のリング上、マイクを握った立花誠吾は、長きにわたる前哨戦を振り返りつつ、挑戦者へ熱いメッセージを送った。

「15回の前哨戦、やっと終わったー!オマエに挑戦表明された日もいれたら、8勝8敗だ、俺たちは」

互いの力量を知り尽くしたからこそ生まれる絶対的な信頼感。

立花誠吾は続けて「俺たちにしかできねえタイトルマッチやろうぜ」と投げかけ、田村男児も「やろう。盛り上がっていくぞー!やるぞー!」と、短い言葉の中に漲る闘志を込めて呼応した。

バックステージに戻った立花誠吾は、激闘を共にしたタッグパートナーである小河彪の乱れた髪をいじりながらも、その奮闘を労った。

小河彪が「アニキと舎弟でやらせてもらって、本当に嬉しかったです」と語ると、立花誠吾は照れ隠しのように返しつつ、王者としての揺るぎない覚悟を口にした。

「俺個人として、立花誠吾というプロレスラーとして、いま世界ジュニアのベルトを落とすわけにはいかねえ」

単なる防衛戦ではない。自身の存在価値をプロレス界に示すための闘いであると強調し、決戦のリングへ向けて田村男児との異質なジュニア像を提示する。

「俺たちはジュニアみてぇじゃねえ、ジュニアじゃないみたいな体だし、ジュニアじゃないような技もやるけど、そんな俺らにしかできない世界ジュニアのタイトルマッチをやろうぜ、あぁん?」

隣で聞いていた小河彪も「ボクも兄貴分と言われるぐらいデカくなります!」と先輩の背中を追う誓いを立てた。

一方、最終前哨戦で手痛い黒星を喫した田村男児であったが、その表情に迷いはなかった。

これまでの激闘で語るべきことは全て語り尽くしたとばかりに、静かに、しかし力強く言い放った。

「リング上と会見と前哨戦である程度は言い尽くしたから、もうなにも言うことはないし。あとはリング上、6月18日、立花誠吾との世界ジュニアを見てください、目に焼きつけてください」

言葉は不要。すべての答えは6月18日、後楽園ホールのリング上にある。

8勝8敗で迎える最終決戦、世界ジュニアの頂点に立つのはどちらか。

異端のジュニア戦士2人が創り出す、誰も見たことのない景色への期待が高まる。

<写真提供:全日本プロレス>

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