【ノア】予測不能な8人タッグは内藤哲也がHAYATAから勝利!試合後、内藤が清宮を急襲し「俺をガッカリさせないでくれよ」と7.18大阪決戦へ点火
プロレスリング・ノアが6月16日、東京・後楽園ホールにおいて『NEO GLOBAL TAG LEAGUE 2026』を開催した。
1009人の観客が見つめる中、リング上では激しい自己主張がぶつかり合い、予測不能なハプニングすらも熱狂のスパイスへと変貌する特異な空間が現出していた。

第5試合に組まれたのは、内藤哲也、BUSHI、清宮海斗、KENTA組対マサ北宮、杉浦貴、遠藤哲哉、HAYATA組という、団体やユニットの垣根を越えた呉越同舟の8人タッグマッチである。
試合は、開始早々から場外戦へと雪崩れ込む荒れ模様となった。

さらに中盤、突如として会場を地震が襲うという不測の事態が発生する。
安全確認のために一時中断という異例の展開となったが、再開後もリング上の混沌は収まらなかった。

味方同士であるはずのKENTAが内藤哲也を裏切って場外へ投げ捨て、杉浦貴も味方の遠藤哲哉との連係を拒否して蹴り飛ばすなど、各人のエゴが剥き出しになる。

最後は、フィニッシュを狙ったHAYATAの隙を突き、内藤哲也がトルネードDDTの要領から首固めに持ち込んで3カウントを奪取した。

しかし、真の波乱は決着の後に用意されていた。
勝利した内藤哲也は、同じコーナーに立っていた清宮海斗と睨み合うと、容赦のない急所蹴りを見舞う。

悶絶する清宮海斗を尻目に、内藤哲也はマイクを握り、7月18日のインテックス大阪大会で決定している両者のシングルマッチに向けて、冷酷かつ挑発的な言葉を投げかけた。
外部の人間としてプロレスリング・ノアを観察していた時期から、この団体の中心は清宮海斗であると認識していたと語る内藤哲也。
「プロレスリング・ノアの先頭、いや中心は俺は清宮選手だと思ってるよ。だからこそ、俺は清宮くん、君と試合がしたいんだ。シングルマッチがしたいんだ」
最後は股間を押さえて動けない清宮海斗に向かって「俺をガッカリさせないでくれよ。カブロン!」と嘲笑を浴びせた。

バックステージに姿を現した内藤哲也は、現GHCタッグ王者としての矜持と、ノアマットに対する辛辣な本音を織り交ぜながら胸中を語り始めた。
「今日はNEO GLOBAL TAG LEAGUE優勝決定戦、後楽園ホール大会。本来はこのGHCタッグ王座を持ってる俺とBUSHIがメインイベント、優勝決定戦に立たなきゃいけないわけで。そのへんの責任は物凄く感じてますよ」
タッグ戦線を牽引すべき王者組として、リーグ戦の結末を飾れなかったことへの自責の念を口にする。そして、その矛先は当日の客席の埋まり具合にも向けられた。
「今日の後楽園ホール、客席見た?何割かね?6割?7割?この空席の原因、俺は勝手に感じてるよ。タッグ王座を持ってるイコール、タッグ戦線は俺とBUSHIがもっと盛り上げなきゃいけない」
現状の集客状況を冷静に分析し、あえて自らの責任として引き受けることで、ノアのタッグ戦線に対する強烈なアンチテーゼを提示したのである。

しかし、話題が清宮海斗との一戦に及ぶと、生粋のプロレスラーとしての闘争心が顔を覗かせた。
「今の清宮選手がいったい何を見せるのか。ど真ん中にいる清宮選手がいったい俺に何を見せてくれるのか。ワクワクが止まらないね。俺もメチャクチャ楽しみだぜ。カブロン!」

一方、内藤哲也とともにGHCタッグ王座を保持するBUSHIは、混成チームでの試合を振り返りつつ、ノアマットへの継続的な刺激を予告した。
「普段組まないメンバーだけあって、刺激たっぷりの試合だったじゃん。まだまだこのNOAHのリング、熱くなりそうだよ。それは俺たちがチャンピオンでいる限り間違いない」

対照的に、試合後に屈辱的な仕打ちを受けた清宮海斗の怒りは頂点に達していた。
急所の痛みに顔を歪めながらも、これは単なる個人闘争ではないと切って捨てる。
「痛えんだよ、内藤哲也。対抗戦だぞ。あんたが歩んできた新日本と、俺が歩んできたNOAHの対抗戦だかんな!」
互いが背負ってきた団体の誇りを懸けた総力戦であると位置づけ、打倒・内藤哲也へ執念を燃やした。

また、同じリングに立っていたDDTプロレスリングの遠藤哲哉は、6月25日に控えるシェイン・ヘイストとのGHCヘビー級選手権試合に向けて、試合中の中断要因となった自然現象すらも自らの闘いのスケールに取り込む豪語を見せた。
「地球もさ、俺たちの戦いが待てなくて武者震いしてるよ。6月25日、俺とシェイン、GHCヘビー級タイトルマッチ。もっともっとこの後楽園ホールを揺らすような戦いをしようぜ」
GHCの至宝を手にした後のビジョンまで描き切っている遠藤哲哉。
それぞれの野望と意地が複雑に交錯するプロレスリング・ノアのリングは、熱を帯びたまま次なる決戦の地へと向かっていく。
■ 大会情報
大会名: NEO GLOBAL TAG LEAGUE 2026
日 程: 2026年6月16日(火) 17:30開場 / 18:30開始
会 場: 東京・後楽園ホール
観 衆: 1,009人
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