【全日本】潮﨑豪が豪腕ラリアットで粉砕した宿敵へ辛辣なエール「俺が楽しみにしてる諏訪魔じゃないよ」諏訪魔「こんな負けは認められない」

全日本プロレスが6月18日、東京・後楽園ホールにて「スーパーパワーシリーズ2026」を開催した。

今大会の第5試合(30分1本勝負)では、潮﨑豪と安齊勇馬のタッグが、諏訪魔と青柳優馬のコンビと激突。

ベテランの意地と若き力が交錯する熱戦は、潮﨑豪が豪腕ラリアットで諏訪魔を沈め、16分28秒で決着を見た。

試合は序盤から荒れ模様の展開となる。南側客席から登場し大歓声を浴びた安齊勇馬に対し、諏訪魔組は容赦ない場外戦を仕掛ける。

諏訪魔は観客の応援タオルを奪取して潮﨑豪の首を絞め上げ、さらには場外マットを剥がしての危険なDDTを敢行。

青柳優馬もテレビ解説を務める本田にまで手を出す無法ぶりを発揮した。

リング上に戦いの場が戻ると、次世代を担う安齊勇馬と青柳優馬が意地のぶつかり合いを展開。

そこからベテラン同士の重厚な打撃戦へと移行していく。

諏訪魔が代名詞の「投げるぞ、オイッ!」と投げ技を狙うも安齊勇馬が切り返し、強烈なジャンピング・ニーとバックドロップで形勢を逆転。

最後は潮﨑豪がゴーフラッシャーから必殺の豪腕ラリアットを諏訪魔に完璧に振り抜き、堂々の3カウントを奪取した。

激闘の余韻が冷めやらないリング上。

マイクを握った潮﨑豪は、敗れて退場しようとする宿敵・諏訪魔に向かって「上がって来い!」と一喝。

リングサイドに戻ってきた諏訪魔を鋭く睨みつけ、マイクを通さぬ地声で「もっと強く来い」と闘志をぶつけ、ライバルの奮起を強烈に促した。

諏訪魔もポーズを決め、無言のまま控室へと消えていった。

バックステージに戻っても、潮﨑豪の諏訪魔に対する不満は収まらなかった。

肩を借りて控室へ戻ったかつての暴走専務の姿に、物足りなさを隠そうとはしない。

「何を肩借りて帰ってんだ。負けた後に俺から取られた後に、アイツは自分の足で帰んなくちゃいけないんだよ」

潮﨑豪が求めるのは、このような結末ではない。幾度となく死闘を繰り広げてきたライバルだからこその、辛辣なエールを送る。

「まだまだ全然だな。俺が知ってる諏訪魔じゃないよ。俺が楽しみにしてる諏訪魔じゃないよ」

一方、タッグマッチで勝利に貢献し、ベテラン勢の中で存在感を示した安齊勇馬は、自身の現状に対する強い危機感を口にした。

「外じゃ今全日本プロレスの名前をさらに広めて、全日本プロレス安齊勇馬めちゃくちゃ顔を売ってるけど、リング上だったらまだ全然結果出せてない」

若きエース候補としての自覚は十分だ。目前に迫る上半期の総決算へ向け、「今年上半期もうすぐ終わる。絶対に結果残します」と力強く宣言し、リング上での確固たる実績作りを誓った。

そして、屈辱の直接フォール負けを喫した諏訪魔も、このまま沈むつもりは毛頭ない。潮﨑豪からの強烈なメッセージを受け取り、内なる闘志を再燃させていた。

「こんな負けは認められない。もう1回やらせてもらいたいな」

完全決着を望むベテランは、最後に見えない会社側へ向けて「まだまだチャンスくれるんだろ全日本プロレスは」と迫り、再戦の場を執拗に要求。

潮﨑豪と諏訪魔、両者の長きにわたる因縁は、この後楽園大会を経て、さらに激しく燃え上がる様相を呈している。

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