【新日本】『G1』前哨戦は後藤革命軍が激勝!必殺の「消灯」が外道を沈め、真夏の祭典へ向けて弾み!YOSHI-HASHIがウルフアロンへ燃やす生え抜きの意地「新日本プロレスを胸にたっぷり刻んでやる」
新日本プロレスが6月20日、千葉・君津市民体育館にて開催した『永田裕志 Produce Blue Justice XVIII ~青義進陸~』。
熱気渦巻く会場のセミファイナルでは、真夏の祭典『G1 CLIMAX 36』を見据えた男たちの欲望とプライドが激しく交錯した。
後藤洋央紀、YOSHI-HASHI、YOHが結集した“後藤革命軍”と、辻陽太、鷹木信悟、外道による“Unbound Co.”の激突。
とりわけ注目を集めたのは、今年のG1 CLIMAXで同じAブロックにエントリーされた後藤洋央紀、辻陽太、鷹木信悟の3選手による前哨戦という側面である。
6月14日の大阪城ホール大会でカラム・ニューマンからIWGPヘビー級王座を奪還したばかりの辻陽太に対し、ベテラン勢がどのような牙を剥くのかに期待が高まっていた。

ゴング前から、現王者の辻陽太と後藤洋央紀は鋭い視線で牽制し合う。

試合が始まると、Unbound Co.が場外の放送席に座る天山の眼前でYOHにモンゴリアンチョップを放つなど、盤石の連携でペースを握りにかかる。しかし、後藤革命軍も真っ向から応戦。

中盤には鷹木信悟と後藤洋央紀が意地のラリアットの打ち合いを見せ、会場のボルテージを引き上げた。

両軍入り乱れる総力戦の末、最後はYOHのアシストから後藤洋央紀とYOSHI-HASHIが阿吽の呼吸で必殺の消灯を炸裂させ、外道から完璧な3カウントを奪取した。
勝利を収めた後藤革命軍のバックステージは、次なる闘いへの強い決意に満ちていた。

6月23日の後楽園ホール大会で、NEVER無差別級王者ウルフアロンとのG1 Bブロック出場者決定戦を控えるYOSHI-HASHIは、生え抜きとしての強烈な矜持を口にする。
「あと少しだな、後楽園。ウルフアロン、HOUSE OF TORTURE以外のヤツとシングルするの初めてみたいだな。出場権を俺がもらうだけじゃない。新日本プロレスってものを、お前の胸にたっぷり刻んでやるよ。胸が避けるほどに」
キャリアで勝る意地を見せつける構えだ。さらにYOSHI-HASHIの視界は、G1の切符獲得だけにとどまらない。
「もちろん、勝ちを俺がもぎ取ったあと、今度の後楽園で俺が『G1』の出場権をGETして、『G1』を経たあと、お前のそのNEVERのベルト、挑戦してやるよ。待っとけよ」
G1出場権を奪い取り、その実績を手土産にウルフアロンの首を狩るという、完全なる青写真を描き出してみせた。

一方、G1本戦のAブロックで激突する後藤洋央紀は、現IWGPヘビー級王者の辻陽太に対して厳しい言葉を並べる。
「辻陽太!強いのは認める。だがな、随分と文句の多いチャンピオンだな。俺も元チャンピオンとしてお前の発言はスッキリしないし、おもしろくはねえな」
頂点に立つ者としての振る舞いに苦言を呈しつつ、夏のリーグ戦での王者狩りを高らかに予告した。
「『G1』、この俺が、お前から一本取っておもしろくしてやるぜ。覚悟を見せろ!!」

この後藤洋央紀の宣戦布告に対し、敗れた辻陽太も不敵な笑みを崩さない。
追われる立場の王者は、ベテランの覚悟を試すように問いかける。
「なあ、後藤さんよ、思うことがあるんだろ?これから、アンタはどう出てくる?今日から『G1』まで。いや、その先アンタはどんな気持ちで、このリングに立つんだ?」

さらに、同じくAブロックにエントリーしている鷹木信悟の心には、後藤洋央紀への強い対抗心が燃えたぎっていた。
昨年の大阪城ホール大会で後藤洋央紀に敗北を喫している事実が、鷹木信悟の闘争心に火をつけている。
「オイ後藤!そりゃそうだなあ、俺はお前に昨年の大阪城で負けてんだ。お前の視界には、陽太しか入ってないのか。できれば、大阪の借りは大阪で返したいからよ」
過去の清算を望む鷹木信悟は、団体側へ向けて異例の要求を突きつけた。
「オイ大阪、『G1』組まれてんだろ。もうどこでやるのか決まってるのかもしんないけど、オイ、なんなったら、新日本プロレス、俺と後藤は、大阪で組んでくれ」
因縁の地でのリベンジマッチ実現を強烈にアピールし、Aブロックの星取り争いをさらに混沌とさせている。

そして、独自の路線を突き進むIWGPジュニアヘビー級王者のYOHは、自身が提唱する次期挑戦者決定戦“YOHゲーム”の展開について言及。
ビデオカメラのレンズを見つめながら、不気味に語りかけた。
「“YOHゲーム”、エントリーナンバー2、マスター・ワト様。あなたと藤田の『SUPER Jr.』の闘いは、すごーくしびれました。より一層、腕と漢を上げましたね」
標的の熱戦を称賛しつつ、静かにベルトの懸かった死闘へと誘い込む。
「そんなあなたと、コイツを懸けて、タイトル戦がしたい。勝ち上がってきてくれ。鉄、鉄板、気をつけて」
各選手が抱く欲望、野望、そして過去の因縁。
君津の夜に響いた男たちの言霊は、目前に迫る真夏の祭典とジュニア戦線の行方を、さらに熱く、そして予測不能なものへと変えていく。
<写真提供:新日本プロレス>
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