【東京女子】享楽共鳴の中島翔子が辰巳リカとの前哨戦ドロー決着もタッグ王座戦への道のりは依然として平行線…「今じゃない!」

 東京女子プロレスが6月21日、愛知・中日ホール&カンファレンスで「TJPW SPRING TOUR 2026 ~NEXT DOOR~in NAGOYA」を開催した。7・18後楽園ホールで白昼夢(渡辺未詩&辰巳リカ)の持つプリンセスタッグ王座に挑戦することが決まっている享楽共鳴(中島翔子&ハイパーミサヲ)の中島が改めて“拒否”の姿勢を貫いた。

 白昼夢は6・7後楽園で瑞希&高見汐珠を破り初防衛に成功すると、次期挑戦者に享楽共鳴を指名。享楽共鳴は「今じゃない」と拒否したものの、白昼夢はさすまたで捕獲して受諾を強要した結果、王座戦が決まってしまった。だが、その後も享楽共鳴は挑戦拒否を掲げ、18日のタイトルマッチ調印式では出席をボイコット。変装してニセ記者として記者会見に侵入した享楽共鳴は白昼夢のみのサインが入った調印書を強奪してしまった。

 今大会では第4試合で渡辺vsミサヲ、第5試合で辰巳vs中島のシングルマッチ2試合が前哨戦として組まれた。まず、第4試合で調印書を手に入場したミサヲは「勝手に組まれたタイトルマッチ。私たちは納得していない。この試合ボイコットする」と宣言してバックステージに消えると、渡辺が後を追いかけた。ダッシュで戻って来たミサヲはコーナーマットを3つ外した。

 渡辺がリングに戻ると、ミサヲが首固め。ここでゴングが鳴らされるもカウントは2。渡辺が場外に落ちると、ミサヲは最後の4つ目のコーナーマットを外した。場外でミサヲがエプロン下の幕で渡辺を包もうとするも、抵抗した渡辺が逆に幕で包み、その状態のままジャイアントスイングでぶん回した。

 それでもミサヲはスプレー噴射で反撃。2人は外されたマットでチャンバラ。コーナーを背にしていたミサヲめがけて、渡辺が突進するも、ミサヲがかわして渡辺は金具むき出しのコーナーで痛打。すかさずミサヲが丸め込んで電撃の3カウントを奪った。

 そして、第5試合の辰巳vs中島の一戦となり、辰巳が握手を求めると、意外にも中島はクリーンに応じた。序盤はレスリングの攻防となったが、中島がトペにいこうすると辰巳はチョーク攻撃で阻止。

 中島がスワンダイブ式セントーン、首4の字固めで絞め上げれば、辰巳はヒップアタック連発、ミサイルヒップもカウントは2。辰巳は足4の字固めを決めるもエスケープ。

 中島がトペ、619、エプロンでダイビング・セントーン、ノーザンとつなぐも2カウント。中島のダイビング・セントーンが自爆すると、辰巳はドラゴンスリーパーで捕獲も脱出。中島が619、辰巳がヒップアタックを繰り出すも、15分タイムアップのゴングが鳴った。

 第5試合後にコメントしたミサヲは「今日、私勝ちました。しかも瞬殺ぐらいのレベルだったんじゃないかって思うんですけど。調印書死守できたよ。イエーイ!」と上機嫌。ところが、中島は「今じゃない! 今じゃないってことが今日ハッキリ分かったのかなと。1対1で勝てないんだったら、今じゃないなって思いました。だからこれは私が預かる!」と拒否の姿勢を変えなかった。

 かたや、辰巳は「今日どんな感じで来るのかなと思ったら、もう翔子はマジメにやってきて。すごい調子狂わされましたし、今日は私は勝てなかったので、すごい悔いが残ってます。もちろん、未詩は勝ったよね?」と聞くと、渡辺は「負けました」とポツリ。それを聞いた辰巳は「こうなったら修行だな。私は(ドローで)負けじゃない。未詩だけ修行です!」と非情の通告をしていた。

【大会名】TJPW SPRING TOUR 2026 ~NEXT DOOR~in NAGOYA
【日時】2026年6月21日(日)
【会場】愛知・中日ホール
【観衆】444人(超満員)

▼第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
愛野ユキ&○風城ハル vs 凍雅&七瀬千花●
10分13秒 フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド

▼第2試合 3WAYマッチ 20分1本勝負
●原宿ぽむ vs ●桐生真弥 vs ハットリ桜○
8分0秒 ダブルフォール
※まとめて横入り式エビ固めで丸め込む。

▼第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○瑞希&高見汐珠 vs 上福ゆき&らく●
9分36秒 体固め
※ダイビング・フットスタンプ

▼第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○鈴芽&遠藤有栖 vs 上原わかな&キラ・サマー●
11分3秒 体固め
※リング・ア・ベル

▼第5試合 シングルマッチ 15分1本勝負
●渡辺未詩 vs ハイパーミサヲ○
4分52秒 横入り式エビ固め

▼セミファイナル シングルマッチ 15分1本勝負
△辰巳リカ vs 中島翔子△
時間切れ引き分け

▼メインイベント タッグマッチ 20分1本勝負
荒井優希&○小夏れん vs 山下実優&神嵜●
14分32秒 エビ固め
※ひつじ座コメット

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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