【アイスリボン】松下楓歩が優華を破りICE×∞王座V3! 旗揚げ20周年記念大会のメインで新技炸裂、藤本つかさは8.15復帰と王座挑戦を視野に

女子プロレス団体のアイスリボンは6月20日、東京・北沢タウンホールにて『アイスリボン北沢タウンホール大会~旗揚げ20周年記念大会~』を開催した。

メインイベントの第6試合では、ICE×∞選手権試合が行われ、第41代王者の松下楓歩に優華が挑戦した。

昨年の大晦日の後楽園ホール大会において、急遽行われたICE×∞王座のベルトを懸けた巴戦に出場したのが松下楓歩、若菜きらり、そしてこの日が復帰戦であった優華であった。

あれからわずか半年で再度、王座挑戦者としてリングに上がった優華は、過去の旗揚げ10周年大会(2016年5月4日=横浜文化体育館)でもメインイベントに出場し、当時の王者であった世羅りさに挑戦している。

一方の松下楓歩は大晦日に悲願の王座戴冠を果たし、前王者の勝愛実、FantastICE王者の海乃月雫を破ってこの日のリングに臨んだ。松下楓歩の入場でロープを上げたのは、現在欠場中の星いぶきと前王者の勝愛実であり、両者は松下楓歩のタッグパートナーでもある。

アイスリボン21年目の扉を開くのは松下楓歩か優華か、20周年記念のメインイベントにふさわしい大一番はロックアップでスタートした。優華がロープに追い込むもクリーンブレイクし、再度ロックアップを展開。

松下楓歩が先に腕を決めるが、優華が取り返し、松下楓歩がヘッドロックで切り返す。松下楓歩が絞め上げるも優華はその体勢のまま抱え上げて前に叩き落とした。起き上がった松下楓歩に優華がエルボーを放つも松下楓歩がかわし、松下楓歩のミドルキックを優華がかわす。

優華の逆さ押さえ込みを松下楓歩がキックアウトすると、バックに回った松下楓歩を優華が首投げからのサーフボード固めで捕らえた。優華がラ・マヒストラルに持ち込むもカウント2で松下楓歩が半転し、カウント2で優華も半転、カウントは2。

松下楓歩が正面ドロップキックを放ち、ブレーンバスターの体勢で持ち上げるも優華が着地。松下楓歩がSTO、飛び込みニーキックでカバーするもカウント2。

松下楓歩は優華のウいークポイントである右腕を取って脇固めに捕らえ、優華がロープに逃れると、再度松下楓歩が脇固め、さらに変形羽根折り固めで絞め上げる。

悲鳴を上げながらなんとかロープに逃れた優華に対し、松下楓歩が優華の右腕をロープにからめて絞め上げ、さらに飛び込みニー、飛び込み正面ドロップキックでカバーするもカウント2。

優華がドロップキック、エンジェルサンダーでカバーするもカウント2。

優華が交差式レッグロックから首を取って絞め上げ、こらえる松下楓歩に優華が自ら技を外してはりつけエルボーを狙うが、松下楓歩がフロントキックで逃れる。

ロープに飛んだ優華に松下楓歩が稲妻レッグラリアットを放ち、延髄ハイキックは優華がのけ反ってかわすが、優華のエルボーに対し松下楓歩が再度の延髄ハイキックをヒットさせた。

松下楓歩がブレーンバスターでカバーするもカウント2。

松下楓歩がミサイルキック、串刺しエルボーを放ち、優華が飛び込みエルボーをめてコーナーに上がる。松下楓歩が上がってのエルボーの打ち合いから、松下楓歩が雪崩式ブレーンバスターを敢行。

松下楓歩がハイキックを決め、さらに蹴りにいくも、蹴り足を取った優華がエクスプロイダー、エンジェルス・トランペットを決め、両者ダウンとなった。エルボーの打ち合いから松下楓歩がサイドバスターでカバーするもカウント2。

優華が飛び込みエルボーから2発目のエンジェルス・トランペット、ミサイルキックでカバーするもカウント2。優華が裏エンジェルス・トランペットを狙うが松下楓歩がこらえ、優華のスクールガールもカウントは2。

優華がエルボーで松下楓歩を倒してからの裏エンジェルス・トランペットを決め、カバーするもカウント2。悔しがる優華のエンジェルサンダーを松下楓歩がかわし、松下楓歩が飛び込みニー、変形ブロックバスターを放つも優華が体を半転してカバー、カウント2。

優華が松下楓歩の飛び込みをかわしてのスクールガールもカウントは2。松下楓歩がバズソーキック、トラースキック、バズソーキックでカバーするもカウント2。松下楓歩がファンファーレを放つも優華がカウント2で返す。

マットを叩いた松下楓歩が優華を抱え上げると、新技「エターナルドライバー」を炸裂させ、粘る優華からカウント3を奪取。

13分21秒、エビ固めで勝利を収め、王座V3に成功して20周年記念大会のメインイベントを締めた。

試合後のリング上、松下楓歩はリングを降りてバックステージに向こうとする優華に向かって「ちょっと優華さん、行かないで。20周年という、松下楓歩たちにとって大きな大きなこの舞台で、松下楓歩に挑戦表明をしてくれて、今日、ちゃんとここで決着をつけるまで戦い抜いてくれた優華さん、本当にありがとうございました。大晦日に優華さんが復帰をして、優華さんの、そのうるさいくらいに底抜けに明るい魅力のおかげで、アイスリボンは頑張ってこれたと思う。本当にいつもいつもうるさくて、前哨戦もずっとしつこく付きまとわれて、やっとホッとした気持ちもある。でも、これからも一緒に盛り上げてアイスリボンで頑張っていきたいと松下楓歩は思っている。今日はありがとうございました」と語り、優華と握手をかわした。

握手周りの終了後、出場選手がリングに上がると、再び松下楓歩がマイクを持ち、「藤本つかささん、星ハム子さん、星いぶきさん、それと社長もリングに上がってください」と呼びかけた。

「久しぶりにアイスリボンの全員が揃って、とても嬉しい。明日から21年目。アイスリボン全員で、アイスリボンに出場してくださる他団体の選手も全員で、これからも頑張っていくので、21年目のアイスリボンもよろしくお願いします。皆様、20年間で一番大きな声でアイスリボンと叫んでください」と語り、「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」の掛け声で大会を締めくくった。

試合後、王座防衛に成功した松下楓歩は、優華との防衛戦の感想について「2度目のシングル。優華さんが復帰のときもタイトルマッチをさせてもらって、そのときも優華さんから勝って、今日も勝って、これで完全勝利ではないかと松下楓歩は思っている。2回やって2回勝ったらいいのではないか」と語った。

20周年のメインイベントを務めたことについては「松下楓歩はアイスリボンしか知らない状態でアイスリボンに入団して、5年半やってきて、まさか松下楓歩が20周年のメインに立つとは思っていなかったが、メインイベントを任せてもらって、無事にやり終えることができて良かったと思う」と振り返った。

また、大会中に藤本つかさから復帰宣言があったことについては「松下楓歩がそれを知ったのは数日前。ファンの皆さまと同じ気持ちで、もうですか、もういけるのですかという気持ちであったが、藤本つかささんならそうだよねと。すごく楽しみ」と語った。

完全復活を宣言した藤本つかさが王座への挑戦を視野に入れてきそうであるという問いに対しては「そうである。いや、松下楓歩が狙っている。このベルトを獲ったときに、やりたい人が1人いると言ったが、それが藤本つかさ。大先輩であるが、やりたい」と、藤本つかさを相手に防衛戦を行いたい強い意向を示した。

21年目のスタートもチャンピオンとして戦っていくこととなる点については「20周年に向けてという気持ちで、ここ数ヶ月思っていたので、今日を終えて、ベルトを守れて安心はした。でも21年目は今、練習生もいたり、プロサーに若い子たちが来てくれているので、デビューさせたいと松下楓歩は思っている。アイスリボンは毎年、デビューしている選手がいるので、松下楓歩も後輩を育てていきたいと思う」と語り、活動の枠を広げていく意気込みを見せた。

一方、バックステージで藤本つかさは「今日、サプライズのつもりで選手以外には誰も言わずに来たが、いろんなお客さんからいないわけないと思ったとか、絶対に来ると思ったとか言われ、全然サプライズは成功しなかった。でも藤本つかさの中ではこの20周年の大会にはやっぱり試合はなくても、その空間にいたいなと思っていたので、今日は来れて良かった。そして復帰戦も発表させてもらった。まだ産後1ヶ月ちょっとなので、あと2ヶ月、また戻れるように鍛え直したいと思う」とコメントした。

復帰を8月に決めた理由については「8月23日が藤本つかさのデビュー18周年、デビュー日なので、その前までは試合をしたいと思って、この月を選んだ」と明かした。

完全復活については「限定ではなく。いろいろとまだ大変なことはあると思うが、藤本つかさ、完全復活する」と宣言。

復帰する上での目標としては「ずっと松下楓歩に言われていたので、藤本つかさもまたあのベルトに挑戦できるように目指していきたい」と語った。

松下楓歩自身もタイトルマッチを藤本つかさとやりたいと言っていたことを伝えられると、「言っていたか。ずっと言っている、松下楓歩は。そんな甘っちょろいこと言っているな。藤本つかさは奪いにいく。狙う。またイチからであるが、藤本つかさの生き様をぶつけて、またリングで頑張りたいと思う」と語り、王座奪還へ強い闘志を燃やした。

大会名: アイスリボン北沢タウンホール大会~旗揚げ20周年記念大会~
日 程: 2026年6月20日(土) 11:30開場 / 12:00開始
会 場: 東京・北沢タウンホール
観 衆: 230人(超満員札止め)

<試合結果>

▼第6試合 メインイベント ICE×∞選手権試合 30分1本勝負
[王者]◯松下楓歩
vs
[挑戦者]×優華
13分21秒 エターナルドライバー→エビ固め
※第41代王者が3度目の防衛に成功。

<写真提供:アイスリボン>

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