【ノア】GHCヘビー級調印式! 遠藤「DDTに帰るためではない」 シェイン「腰に巻いたままにしておく」と会見で火花
プロレスリング・ノアは24日、都内某所にて、6月25日(木)に東京・後楽園ホールで開催される『LEGACY RISE 2026』の直前記者会見を実施した。
会見には、GHCヘビー級選手権試合で激突する王者シェイン・ヘイストと挑戦者・遠藤哲哉が登壇した。

調印書へのサインを終え、挑戦者の遠藤哲哉は「DDTプロレスリング遠藤哲哉である。プロレスリング・ノアに参戦するようになって約1年半が経とうとしている。今年2026年の上半期は遠藤哲哉の中で大きな出来事がいろいろあった。1月1日にWhite Raven Squadが始動し、4月にシェイン・ヘイストが加入、5月に飯野雄貴が参戦し、その中で遠藤哲哉の大事な仲間である樋口和貞の引退があった。樋口和貞との約束を果たすということが、遠藤哲哉がGHCヘビー級選手権に挑戦する理由の一つである」と、タイトル挑戦への強い思いを語った。
さらに王者について「シェイン・ヘイストはハンサムで体もカッコいい。プロレスセンスもあり、経験豊富。海外の大手団体や日本のメジャー団体に参戦して実績もある選手である。そんなシェイン・ヘイストからGHCヘビーのベルトを奪い、約24時間後には新しいチャンピオンが誕生していることを期待しておいてほしい。結局、遠藤哲哉が何を言いたいかというと、DDTに帰るために明日、後楽園ホールのリングに立つわけではないということ。皆さん覚えておいてほしい」と決意を新たにした。

対する第50代王者のシェイン・ヘイストは、「隣にいる遠藤哲哉は本当に素晴らしい。ハンサムで、素晴らしい体を持っている選手だとよく知っている。遠藤哲哉がDDTでチャンピオンになったことがあるということもよく知っている。別の場所でチャンピオンになって、今このNOAHで自分の力を証明したいという気持ち、凄く伝わってきているし、とてもよくわかる。それはシェイン・ヘイスト自身がほんの少し前に感じていたのと同じ感情だからである」と挑戦者の心情に理解を示した。
しかし、「シェイン・ヘイストはそこでしっかりと証明した。シェイン・ヘイストはNOAHにいるべき人間なんだということを証明した。そして今、誰の挑戦でも受けられる、誰の挑戦も退けられるチャンピオンであることを証明しないといけないと感じている。同じチームのメンバーとしてうまくやっていると思うし、遠藤哲哉はシェイン・ヘイストのことを優しくてフレンドリーだと言ってくれたが、だからといってシェイン・ヘイストのことを甘く見ないでほしい。KENTA選手は長年の友人であるが、それでもあれだけの試合をした。遠藤哲哉のことは確かに好きであるが、明日の試合は頑張ってほしい。シェイン・ヘイストはまだまだこのベルトを手放す気はない」と、王者としての絶対的な自信と防衛への執念を見せつけた。

質疑応答では、しばらく日本を離れていたシェイン・ヘイストに対し、海外でのGHC戴冠の反応について質問が飛んだ。「確かにちょっとの間、日本から離れていた。特にプロレスリング・ノアのファンの皆さんには申し訳ない。ただ、引越しをしていて物凄く忙しく、その中でしっかりと体を鍛えていた。今住んでいるアメリカのハリウッドでも、みんなに新しいGHCヘビー級チャンピオンだと気づかれてしまう。誰からも気づかれるくらい、物凄い反響があるということである」と、GHC王座の国際的な価値をアピールした。
一方、遠藤哲哉に対し、「GHCを獲ることが復讐になる」という過去の発言について現在の思いを問われると、「GHCを獲ることが自分自身のゴールではないと思っている。GHCを獲ったその先の防衛戦とかも大事になってくると思う。だから、これでGHCを獲りました、復讐が済みました、じゃあDDTに戻りますとはいかないと思う。GHCという名前はプロレスリング・ノアの戦いだと思うので、獲った先も遠藤哲哉のプロレスリング・ノアでの戦いは続いていくと思う」と回答。
「DDTに帰るためではない」という発言との関連については「明日、いい形で報告ができればと思っているので、いろいろ妄想を膨らませておいてほしい」と含みを持たせた。
さらに「DDTに帰るわけではないと言ったが、DDTの選手やファンには自慢はしにいく。ただ、ベルトを獲って『これでNOAHとはおさらばです』とはならない。これは断言させる。ただ、本当に自慢はする」と強調した。

これに対しシェイン・ヘイストは「このベルトはいろんなところで防衛戦が繰り広げられるべきベルトだと思う。世界中のどこでも防衛戦をしてしかるべきベルトだとは思っているが、遠藤哲哉がDDTのファンの皆さんにこのベルトを見せる、そういうシチュエーションを作るわけにはいかない。このベルトはシェイン・ヘイストの腰に巻いたままにしておく」と徹底抗戦の構えを見せた。
また、遠藤哲哉に「NOAHへの復讐的な部分をあまり感じないが、今のNOAHに対する気持ちは?」との質問が飛ぶと、「復讐というのは、2022年のCyberFightフェスで中嶋勝彦選手に失神KOされてしまったこと。当時DDTは対抗戦で全部負けている。だから中嶋勝彦選手への個人的な復讐もあるが、DDTプロレスリングとしてGHCヘビー級を獲ることで、DDTも負けてないということを認めさせたい気持ちは未だに持っている」と真意を語った。
現在のNOAHでの居心地については「ファンの皆さんから拒絶されるのかなと思っていたが、思いのほか受け入れられてしまって。DDTファンのひんしゅくを買うかもしれないが、居心地はよく感じている」と率直な思いを明かした。
最後に、引退した樋口和貞からの連絡について遠藤哲哉は「樋口和貞からの連絡は今のところ来ていない。明日、ベルトを獲ったら、遠藤哲哉の中で特に思い入れのある仲間なので連絡したいと思う」と語ったが、すかさずシェイン・ヘイストが「なんだかおかしい。シェイン・ヘイストには『頑張ってね、勝てるように』ってメッセージをくれている」と突っ込み、遠藤哲哉が「それは言わないでほしい」と苦笑いする一幕もあり、緊迫感の中にも同門対決ならではの奇妙な空気感を漂わせたまま、会見は終了したのである。

大会名: LEGACY RISE 2026
日 程: 2026年6月25日(木) 17:30開場 / 18:30開始
会 場: 東京・後楽園ホール
<決定対戦カード>
▼GHCヘビー級選手権試合
【王者】シェイン・ヘイスト(White Raven Sqwad)
VS
【挑戦者】遠藤哲哉(White Raven Sqwad)
※第50代王者、2度目の防衛戦
<写真提供:プロレスリング・ノア>















