【ノア】遠藤哲哉の猛攻を粉砕!シェイン・ヘイストがV2達成も、OZAWAが独自通訳でGHC挑戦を自作自演「しょうがない、やってやる」

プロレスリング・ノアが6月25日、東京・後楽園ホールで『LEGACY RISE 2026』を開催した。

メインイベントではGHCヘビー級王座を懸けた死闘が繰り広げられた。

第50代王者であるシェイン・ヘイストに挑んだのは、DDTプロレスリングから参戦している遠藤哲哉。「勝ったら良い報告をする」と公言していた挑戦者は、DDTの仲間たちの思いを背負い、初の最高峰奪取に向けて序盤から猛攻を仕掛けた。

終盤には、クロスフェースロックで王者を絞め上げ、仲間の技である神の右膝を顔面に叩き込むなど、王者を極限まで追い詰める。

しかし、シェイン・ヘイストもGHC王者の意地を見せた。

遠藤哲哉のトーチャーラックボムを切り返してスリーパーホールドに捕らえると、そこからスリーパースープレックス、パイルドライバー、そして強烈なラリアットと怒涛の連続攻撃を浴びせる。

最後は必殺のボムバレーデスを完璧に決め、22分50秒の熱戦の末に3カウントを奪取。

王者シェイン・ヘイストが2度目の防衛を果たした。

激闘の余韻が残る中、リング上でマイクを握る王者の前に、思わぬ乱入者が現れる。

TEAM 2000XのOZAWAである。眼鏡姿のOZAWAは、王者の仲間であるKENTAが不在であることを理由に、勝手に通訳を名乗り出た。

シェイン・ヘイストが「お前のことは信用していないが、後楽園のファンと遠藤に感謝する。彼はいつかチャンピオンになるだろうが、今日ではない」と英語でマイクアピールを始める。

するとOZAWAは、これをまったくのデタラメに翻訳し始めた。

「正直、今ここにOZAWA選手が来てホッとしています。なぜなら、後楽園ホールの現状をご覧ください。崇高なるGHCのタイトルマッチであるのにもかかわらず、ぼちぼちな客入り。私と遠藤とでは、正直限界を感じておりました。盛り上げ上手なOZAWA選手が来てくれて、今とってもうれしいです」

王者の言葉とは似ても似つかない、自画自賛と現状への皮肉を交えた珍通訳に、シェイン・ヘイストは「ワカリマセン」と困惑の表情を浮かべる。

それでも王者は気を取り直し、「俺はGHC王者として最高の相手とだけ戦う。自分こそ最高だと思ってるヤツは挑戦に来てくれ」と次期挑戦者を募った。

するとOZAWAは、この言葉すらも自身の都合の良いようにねじ曲げる。

「遠藤選手とのタイトルマッチは盛り上がりませんでしたが、OZAWA選手となら盛り上がるのではないかと。だから本日、おりいってお願いがあります。OZAWA選手、私とこの崇高なるGHCのベルトをかけて試合をしていただけませんか」

自らを挑戦者に指名したかのように通訳すると、「しょうがない、やってやる。今ここに、シェイン・ヘイストと私、OZAWAのタイトルマッチが決定いたしました」と、勝手に王座戦の開催を宣言してしまった。

デタラメ通訳による挑戦権強奪という前代未聞の事態に、バックステージでも波紋が広がった。

しかし、防衛を果たしたシェイン・ヘイストの言葉には、王者としての絶対的な自信が満ち溢れていた。

「遠藤は本当に素晴らしい選手だと思う。強い選手だった。だけれども、今はこうしてベルトはここにある。今日俺のほうが素晴らしかったということだ」

激闘を繰り広げた遠藤哲哉を称えつつ、「このベルトを手放す気はさらさらない。勢いのあるこの俺を誰も倒すことなんてできやしない」と力強く宣言した。

一方、敗れた遠藤哲哉は悔しさを滲ませながらも、DDTの思いを背負って戦った充実感を語った。

「勝手にDDT背負って、樋口の思いも背負って。心強かったっすよ。今日勝てなかったんで、俺からの発表はいったん保留ということで。ただ、今日獲れなかったことによって、まだまだ俺はこのNOAHに上がり続けるし、GHCヘビー級をまだまだ狙い続けます」

公言していた「良い報告」はお預けとなったが、GHCの頂への執念はさらに燃え上がっているようだ。

なお、OZAWAの勝手なアピールから始まった王座戦について、プロレスリング・ノアは正式なリリースを発表。

7月18日、ABEMAで生配信される『HaRENO Presents SUMMER EPIC 2026』大阪・インテックス大阪大会にて、王者シェイン・ヘイスト対挑戦者OZAWAのGHCヘビー級選手権試合が行われることが正式に決定した。

デタラメ通訳から生まれた異例のタイトルマッチは、どのような結末を迎えるのか。

ノアの夏が、予測不能な熱を帯びていく。

<写真提供:プロレスリング・ノア>

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