【ノア】Eitaが五分の戦績で迎えるHAYATAとのGHCジュニア王座戦を展望「勝った方が新しい景色を見る」
プロレスリング・ノアが6月25日、東京・後楽園ホールにて開催した『LEGACY RISE 2026』。
第3試合に組まれたのは、来る7月5日の後楽園ホール大会でGHCジュニアヘビー級選手権試合を争う、王者Eitaと挑戦者HAYATAによるタッグマッチでの前哨戦である。
Eitaはスペル・クレイジーを、HAYATAは稲畑勝巳をそれぞれパートナーに従えて激突。
互いの力量を測るような静かな立ち上がりとなったが、結末は唐突に訪れた。
最後はHAYATAが必殺の403インパクトをスペル・クレイジーに完璧に叩き込み、わずか5分58秒で体固めによるピンフォール勝ちを収めた。
次期挑戦者としての確かな勢いを見せつけたHAYATAは、バックステージに戻ると、多くを語ることなく一言だけ強い決意を口にした。
「次の王者は俺や」
無口な挑戦者らしい、短くも重みのある王座奪取宣言。
一方、直接フォールを奪われなかったものの、目の前でパートナーを沈められたGHCジュニア王者のEitaは、言葉少ななHAYATAの態度に対して不敵な笑みを浮かべた。
「HAYATA、まだ静かだな、おい。まあ、今日はタッグマッチだ。お互い様子見だったかもしれないな。探り探りだったな。いいじゃねえか」
静かなる前哨戦を振り返りつつ、Eitaの視線はすでに7月5日のタイトルマッチへと向けられている。
両者の過去のシングル戦績は2勝2敗の全くの五分。次なる戦いが、真の決着をつける大一番となることを強く意識している。
「俺とHAYATA、シングル戦績4戦2勝2敗。次の7月5日か、後楽園。そこで勝った方がまた新しい景色を見るんじゃねえのか」
そして、前王者のドラゴン・ベインから過酷な戦いの末にベルトを奪い取った自負が、Eitaの言葉に強烈な説得力を持たせる。
「俺はな、ドラゴン・ベインに勝ったんだ。そう簡単にはこのベルト渡さねえぞ、おい」
さらに、Eitaの怒りの矛先は目の前の挑戦者だけでなく、ノアジュニア全体へと向けられた。
直前の試合で、他のジュニア選手たちがヘビー級の祭典である『N-1』の出場権を懸けた戦いに意欲を見せていたことに対し、GHCジュニア王者としてのプライドを爆発させる。
「1個前の試合で何か言ってたな。N-1の出場権をかけたなんかやるって言ってたな。そっちがメインか?お前らは。え?俺から逃げてんのか?このベルトが欲しくないのか?このベルトよりN-1の方が大事か?」
ジュニアの至宝よりもヘビー級のリーグ戦を優先するかのような周囲の姿勢を真っ向から批判。
「全員でノアジュニアを盛り上げる」という言葉の矛盾を突き、自らが団体を牽引していくという強烈な自覚を示した。
「おい、全員でノアジュニアを盛り上げるって言ったよな?俺はノアジュニアの顔だ。一人で盛り上げてやる。お前らは、いや、その他のジュニアはN-1の出場権かけて頑張ってくれ」
孤高のエースとして我が道を突き進むEitaと、沈黙の底で闘志を燃やすHAYATA。
相反する両者の思惑が交錯する7月5日の決戦へ向け、ノアジュニア戦線の熱は確実に高まっている。
<写真提供:プロレスリング・ノア>















