【新日本×AEW】スターライト・キッドが女子世界王座戦でマスク剥ぎの屈辱!胸に誓った凄絶な復讐劇「私はテクラを絶対に逃がさない!!」

アメリカ・カリフォルニア州サンノゼのSAPセンターにて現地時間6月28日に開催された、新日本プロレスと米国AEWによる合同興行『AEW x NJPW: Forbidden Door』。

日米のトップ選手が集結するこの華やかな大舞台で、女子プロレス界の歴史に暗い影を落とす、前代未聞の惨劇が引き起こされた。

AEW女子世界選手権試合として組まれた第5試合。

かつてスターダムのマットで活躍し、現在はAEWの頂点に君臨する王者テクラに対し、スターダムの誇りを懸けてスターライト・キッドが挑んだ一戦である。

事の発端は、テクラがスターダムの団体ロゴにツバを吐きかけるという看過できない暴挙に出たことであった。

団体の威信を守るべく敵地に乗り込んだスターライト・キッドであったが、試合は王者の冷酷かつ非情なペースで進んでいく。

序盤から場外戦やフェンスへの激突など、ラフ殺法を交えて挑戦者を痛めつけるテクラ。

スターライト・キッドもムーンサルトプレスや黒虎脚殺など得意の空中戦と関節技で決死の反撃を試みたものの、王者の牙城は崩れなかった。

激しい攻防の末、最後はテクラが強烈なカーフストンプを立て続けに炸裂させ、3カウントを奪取。

スターライト・キッドは王座奪取を果たせず、テクラの防衛という結果に終わった。

しかし、真の悪夢は試合終了のゴングが鳴った直後に訪れた。

勝利を収めたテクラを祝福するために、トライアングル・オブ・マッドネスのジュリア・ハートとスカイ・ブルーがリングに乱入。

数的優位に立ったテクラは、あろうことかハサミを取り出し、スターライト・キッドのマスクの紐を無残にも切断したのである。

覆面レスラーにとって命よりも重いマスクを完全に剥ぎ取ると、そこにツバを吐きかけるという許されざる蛮行に及んだ。

テクラの暴走はそれだけにとどまらない。

剥ぎ取ったマスクを手にリングサイドへ詰め寄ると、視察に訪れていたSTARDOMの岡田社長へ急接近し、その頭部をマスクで滅多打ちにするという狂気を見せつけた。

団体の象徴たるマスクと社長が同時に辱めを受けるという、スターダムにとってこれ以上ない屈辱的な結末となった。

この凄惨な事件を受け、素顔を晒されるという最大の屈辱を味わったスターライト・キッドは、試合後に自身のX(旧Twitter)を更新。

深い絶望と、それを遥かに上回る激しい怒りをテキストに込めた。

まずは、海を越えて声援を送ってくれたファンへの感謝を綴る。

「私を信じて現地、画面の向こうから応援してくださってた皆さんありがとうございました」

そして、団体の威信を背負いながら、結果を出せなかった己の無力さに対する痛切な悔恨を吐露した。

「日本とスターダムを背負って来たのにテクラを黙らせることが出来なくて本当に悔しい」

団体への侮辱に対する制裁を誓ってリングに上がったものの、その目的を果たせなかった無念さは計り知れない。

しかし、マスクを剥ぎ取られるという掟破りの凶行を受けたことで、スターライト・キッドの中で何かが完全に弾けたようである。

「でもマスクにまで手をかけられ、今回の負け…もうスターダムとの闘いだけじゃない!」

これまでは「スターダム対AEW」という団体間の抗争という大義名分があった。

だが、覆面レスラーのアイデンティティを土足で踏みにじられた今、事態は極めてパーソナルな愛憎劇へと変貌を遂げたのである。

スターライト・キッドは、この絶望的な敗北を終わりではなく、新たな闘争の幕開けであると高らかに宣言した。

「私とテクラのストーリーの始まりだ」

そして、深い遺恨を刻み付けた宿敵に対し、血を吐くような決意の言葉でメッセージを締めくくった。

「私はテクラを絶対に逃がさない!!」

団体間の対抗戦という枠組みを大きく逸脱し、覆面レスラーの尊厳を懸けた凄惨な遺恨闘争へと発展したスターライト・キッドとテクラの因縁。

この日、サンノゼのリングで撒かれた憎悪の種は、今後どのような形で刈り取られるのか。

海を越えた果てなき復讐劇が、今まさに始まろうとしている。

<写真提供:AEW>

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加