【スターダム】浜辺纏の大コールを多恵ROCKで封殺!八神蘭奈が2年半無欠場のプライドで王座を死守「フューチャーのレベルが高いってことを、世界に証明してくる」
女子プロレス団体スターダムの若手戦線の頂点を決するフューチャー・オブ・スターダム選手権試合が、6月30日に東京・後楽園ホールで行われた。
『STARDOM NIGHTER in KORAKUEN 2026 June』の第5試合として組まれた一戦は、第14代王者である八神蘭奈が、新生STARSへ加入して勢いに乗る浜辺纏を迎え撃つ構図となった。
結果は10分47秒、王者が必殺の多恵ROCKで挑戦者からギブアップを奪い、見事に6度目の防衛を果たした。

試合は、後楽園ホールに鳴り響く大「纏」コールで幕を開けた。

後押しを受ける挑戦者は、エルボー連打やドロップキックで果敢に攻め込み、執拗な腕ひしぎ十字固めで王者を追いつめる場面も作った。

しかし、八神蘭奈の壁は厚かった。

挑戦者の右腕へ徹底した集中砲火を浴びせ、得意の蹴り技で人間サンドバッグ状態へと追い込んでいく。

最後は側頭部への強烈なハイキックから多恵ROCKへとつなぎ、王者としての底力を見せつける完全決着となった。

防衛を果たした八神蘭奈は、試合直後のリング上でマイクを握り、真っ直ぐな言葉で敗者を称えた。
新生STARSという新たな居場所を見つけ、水を得た魚のように躍動する挑戦者の姿勢を高く評価する。

「纏は新生STARSに入った勢いと自信がほんとにすごくて、プロレス楽しんでるその気持ち、ほんとにめちゃくちゃ良いと思う」
そのうえで、自らと同じようにユニット内に歴代フューチャー王者である羽南や飯田沙耶という最高のお手本がいる環境を活かすべきだと熱いエールを送る。
「纏も私みたいにそばでたくさん吸収して、強くなってまたこのベルト挑戦しに来てください」

この王者の懐の深さに呼応するように、浜辺纏も力強く再起を誓った。
「今日は負けました。けど、絶対絶対STARSで強くなって、蘭奈さんが持つそのベルトに挑戦しにいきます!」

さらに、八神蘭奈は次なる自らの野望をファンに向けて高らかに宣言する。
7月から予定されているアメリカ遠征への並々ならぬ決意を口にした。
「スターダムのフューチャーのレベルが高いってことを、この八神蘭奈が世界に証明してくるので楽しみにしていてください!」

舞台裏に戻った王者の口からは、リング上の爽やかなエールとはまた異なる、プロレスラーとしての強烈な矜持が語られた。
デビュー直後からプロレスを純粋に楽しむ浜辺纏の姿を羨みつつも、自身の歩んできた道への絶対的な自信を隠さない。

「自分は1年ちょっとかけてわかった気持ちを最初からわかってていいなって思ったし、自分は欠場の悔しさ、苦しさはわからないけど、纏のもがいている感じが今日伝わってきて、めちゃくちゃいいなと思った」
挑戦者の苦悩を慮りながらも、無事是名馬を体現してきた自負をのぞかせる。
「やっぱ自分は2年半、一度も欠場せずやってきた自信とプライドがある」
そして、出遅れた分を取り戻そうと必死にもがく挑戦者へ、厳しくも愛のあるアドバイスを送った。
「纏は出遅れた分、1試合1試合、人の3倍、5倍、10倍集中して全力でやっていれば、絶対追いつくと思うから、この調子でどんどん先輩たちに習って成長して、またこのベルト挑戦してきてください」

王者の堂々たる振る舞いに対し、敗れた浜辺纏は肩を落としながらも前を向こうと必死であった。
ユニットの先輩たちの期待に応えられなかった悔しさを噛み締める。
「STARSにフューチャーのベルト持って帰りたかった。けど、まだまだなのでSTARSで頑張って頑張って、強くなって、蘭奈さんとまたフューチャーやりたいです」
アメリカの地でスターダムの若手のレベルを証明するという「八神の野望」を胸に、王者は海を渡る。
国内で悔しさをバネに成長を誓う挑戦者と、世界へ羽ばたく王者。
フューチャー戦線は、それぞれの道を歩みながらさらなる高みへと続いていく。
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