【JTO】「毎月の資金繰りが一番大変(笑)」TAKAみちのくが語る、7周年のリアルと“引き抜きは絶対にしない”理由
■ 他団体からの引き抜きは「絶対にしない」という矜持

――現在のJTOの最大の魅力は何だとお考えですか?
TAKA:基本的には若い選手ばかりで、しかも「全員が生え抜き」だということです。自分がスカウトして、JTOでデビューした選手だけで構成されている。よそからの入団や引き抜きは一切受け入れないという部分には、強くこだわっています。 あとは、男女の選手がしっかりと揃っていて、男子プロレスと女子プロレスの両方を一つの興行でしっかり見られる団体というのも、今のウチの大きな強みですね。
――「よそからの入団は一切受け入れない」という強いこだわりには、どのような理由があるのでしょうか?
TAKA:ウチもこれまで、手塩にかけて育てた選手が出ていくという悲しい思いを何度も経験しています。でも、出ていくということは、本人にそれだけの理由があるわけだし、それはもう仕方がないことだと割り切っています。 ただ、もしウチが他の団体から選手を引き抜いたりしたら、その育てた団体の代表に同じような悲しい思いをさせてしまう。それは絶対にやりたくないんです。
――なるほど、経営者としての筋を通しているのですね。
TAKA:プロレス界ってすごく狭い村社会ですからね。辞めたり移籍したりしても、絶対にどこかでまた顔を合わせることになる。そういう中で、引き抜きなどのトラブルで人間関係を悪くしたくないんです。 「引き抜かなくても、自分で育てればいい」。その考えがあるからこそ、他団体からの引き抜きは絶対にやらないという強いこだわりを持っています。
(【後編】へ続く。「オッサンの意地を見せる」TAKA代表のコンディション管理術、飯伏プロレス研究所との全面対抗戦、そしてメインイベントを巡る深い苦悩とは――)

インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)















