【JTO】「究極のプラス思考だから怪我はしない」TAKAみちのくが明かす、7周年の未来とメインイベント選定をギリギリまで悩む“深い苦悩”

【前編】では、JTOの旗揚げからの苦悩と、生え抜きへの強いこだわりを語ったTAKAみちのく代表。

続く【後編】では、TAKA代表自身の驚異的なコンディション管理術から、今時の若い選手たちとの向き合い方、そして7周年記念大会の注目の対戦カードについて深掘りしていく。

飯伏プロレス研究所との「7vs7」の全面対抗戦、そして稲葉ともかvs MIRAIのJTO GIRLS選手権をメインイベントにするか否か……。

プロモーターとしての深い苦悩と、JTOの未来へのビジョンに迫る。

■ オッサンの意地と、TAKAみちのく流「究極のプラス思考」

――7周年記念大会では、TAKA代表ご自身も第1試合で6人タッグマッチに出場されますね。

TAKA:第1試合で、ちょっと縁あって出会ったおっさんと、「アンチエイジングプロレス」に参加してくれたおっさんと組みます。3人足したら150歳近いですよ(笑)。 その「オッサントリオ」に対するのは、JTOの悪ユニット『明王』は3人とも20代で、オッサンが若手たちの乱闘を止めに入ったら、逆にぶっ飛ばされてしまって。それで「オッサンの意地を見せてやろう!」ということで組まれた試合です。

――TAKA代表は昔から本当にコンディションを崩されませんよね。怪我も病気もほとんどしない印象です。

TAKA:それがプロの条件だと思っていますからね。特別なルーティンがあるわけではなく、完全に「気持ちの問題」です。どこか痛いなとか、調子が悪いなと思っても、「気のせいだ!」と思い込む(笑)。 先日、車にはねられた時も「ちょっと血が出てるけど大丈夫だろう」と思って、そのまま試合をしましたからね。

――あの時はプロレスファンの間でもざわつきましたね(笑)。

TAKA:めっちゃ叩かれましたけどね(笑)。でも、「自分でできる」と思えばできるんですよ。俺は究極のプラス思考なんです。だから怖いものは何もない。ストレスやマイナス思考が病気を作ると思っているので、俺は絶対にガンにもならない自信があります!

――その強靭なメンタルは、現代の若い選手たちにも見習ってほしい部分ですね。

TAKA:本当ですよ! みんなちょっと痛いだけで「病院行ってきます」「練習休みます」って言うから、「なんだこいつら」って思いますけどね。でも、それが今の時代のスタンダードなのかなと。あまり厳しく言うとすぐに「パワハラだ」と言われて面倒くさいので、「はい、どうぞ行ってらっしゃい」って流すようにしています。

――若い選手たちとの接し方も、時代に合わせて変化しているのですね。

TAKA:毎日腹が立ちますよ(笑)。でも、いちいちストレスを抱えていたら身が持たないので、「こいつらは違う星から来た生物なんだ」と思い込むようにしています。そう思わないとやっていられないです(笑)。

 

■ 飯伏プロレス研究所との全面対抗戦、そして稲葉あずさの覚醒

――今大会の注目のカードについて伺います。まずは、飯伏プロレス研究所との「7vs7イリミネーションマッチ」。これは非常に熱い展開ですね。

TAKA:ウチの男子選手たちが、この飯伏軍との抗争でかなり火がついていますからね。前回の横浜大会では、飯伏(幸太)本人が会場に来ていて、目の前でウチの(武蔵)龍也がカミゴェ(飯伏の得意技)を出したんです。 そしたら、ウチのホームのはずなのに大ブーイングを浴びてしまって(笑)。でも、その逆転現象が逆に熱くて面白いなと。

――飯伏選手自身もエプロンに上がって激怒していましたね。

TAKA:まさか飯伏があんなに熱くなってリングに入ろうとするとは思いませんでした。今回の7vs7は、負けた人間から退場していく総力戦です。向こうも強力なメンバーを揃えていますが、こっちも全力でいくので絶対に落とせない試合です。ここで取り返さないと、ずっと負けたままになってしまいますから。

――女子の注目カードでは、稲葉あずさ選手がスターダムの上谷沙弥選手と対戦します。

TAKA:この試合は、あずさがずっと熱望していたカードです。なかなかスケジュールが合わずでしたがようやくです。あずさは上谷選手とスターダムで同じユニット(H.A.T.E.)で、その凄さを間近で体感したことで「超えたい」という意識が強くなったみたいですね。それである日、「代表、上谷さんみたいにテレビに出たいです!」と言い出した時、俺のコネクションでオスカープロモーションに繋いだんです。あずさは本当に「持っている」なと思ったのは、普通なら何度もオーディションがあるところをポンとクリアしてしまって。そして、改めて「入ることになりました」と挨拶に行ったその日に「超十代のランウェイを歩きたい」と熱望したら、たまたま担当スタッフがいて、そのままトントン拍子でデビューしてしまった。

――ものすごい行動力と運の強さですね!

TAKA:最初はマイナス思考で、姉のともかにいつも練習でボコられて泣いていたんですけどね(笑)。でも、「マイナスなことを言っても仕方ない」とプラス思考をずっと言っていたら、プラスになりましたね。それで一気に才能が開花しました。それで、姉越えも果たして、今のあずさなら、上谷選手相手でもワンチャン可能性があるんじゃないかと期待しています。この大会後の彼女の“景色”が、俺の中では少し見えかけているんですよ。

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