【JTO】大病からの復活と、空を舞うヒーローの誕生。団体の未来を担う北上コータ&ジュエル・バードが語る、飯伏プロレス研究所との全面対抗戦
2026年7月10日、東京・後楽園ホールにて開催されるプロフェッショナルレスリングJTOの『JTO 7周年記念大会』。
この記念すべき大舞台で、JTO軍と飯伏プロレス研究所による「7vs7イリミネーションマッチ」という前代未聞の全面対抗戦が行われる。
この決戦に出場するJTO側の若き戦士が、ジュエル・バードと北上コータだ。
高校生でデビューし、他とは違う道を歩んできた若き覆面レスラー・ジュエルバード。
そして、国の指定難病という大病を乗り越え、不屈の闘志でリングに戻ってきた北上コータ。
経歴もスタイルも全く異なる二人が、なぜこの抗争に身を投じたのか。
そして、この対抗戦で彼らは何を見せようとしているのか。
JTOの未来を背負う若き二人の、熱き思いと素顔に迫る。

『JTO 7周年記念大会』
日程:2026年7月10日(金)
時間:開場 17:30 / 開始 18:30
場所:東京・後楽園ホール
■ 指定難病を乗り越えた「気合い」と、プロレスラーへの強烈な夢

――まずは北上選手にお話を伺います。今回は大病を患い、そこからリングに復帰されたと聞いています。具体的にどのようなご病気だったのでしょうか?
北上:脳の神経の病気で、国の指定難病である「重症筋無力症」という病気にかかってしまいました。昨年の4月に発覚して、そこから1年ほど薬を飲みながら経過を見ていたんです。最初はショックでしたが、今は症状も治まり、病院からも「完治」という診断をいただきました。
――指定難病から完治まで至るというのは、本当にすごいことですね。日々の鍛錬で免疫力が上がっていた部分もあるのでしょうか?
北上:いや……もう「気合い」ですね(笑)。気合いで治しました。
――とはいえ、発覚当初は精神的にもかなり落ち込んだのではないでしょうか。そこからどうやって気持ちを切り替えていったのですか?
北上:もちろん、最初は「指定難病」という言葉の重さに少し悩みました。でも、僕には「プロレスラーになりたい」という幼い頃からの強烈な夢があったんです。「そこだけは絶対にブレずにやり通すんだ」と心に決めていました。その夢が、病気と闘う上での一番の精神的な支えになっていましたね。
――強烈な夢が病に打ち勝ったのですね。同じように病気で悩んでいる方々にとっても、北上選手のリングでの活躍は大きな励みになると思います。

――続いてジュエル選手、デビューから約1年が経ちましたが、ご自身の成長度合いをどう感じていますか?
ジュエル:僕は高校生でデビューしたので、最初の頃は普通の新人選手と比べて試合数が少なかったんです。でも、その分1回1回の試合での成長をすごく実感しています。練習環境も少し特殊で、色々な場所に行ったり、一人で練習したりと、他の選手とは違う経験を積んできました。試合数は少なくても、やってきたことには絶対の自信があります。
――実際にプロレスラーになってみて、いかがですか?
ジュエル:楽しいですね! 自分のずっと前からの夢だったので、リングに立つたびに「プロレスラーになれて本当に良かったな」と心から思います。
■ 「JTOを下に見られたくない」飯伏プロレス研究所との全面戦争へ

――そんなお二人が、7周年記念大会という大舞台で、飯伏プロレス研究所との「7vs7イリミネーションマッチ」に出場します。前哨戦からかなり殺気立った乱闘が続いていますが、この対抗戦に至った経緯と、お二人の現在の心境を教えてください。
北上:始まりは4月の高島平大会でした。僕たちの試合を、今成(夢人)選手と前口太尊選手がお客さんとして見に来ていて、そこから強烈なヤジを飛ばしてきたんです。その後、板橋大会で僕とたこぶつさんが組み、高橋幸光選手&前口太尊選手組とタッグで対戦したところから本格的な抗争がスタートしました。
――そこから火がついたのですね。
北上:僕は板橋と横浜で、太尊さんに直接負けてしまっているんです。自分自身、負けっぱなしで終わりたくないので、どうしてもやり返したい。それに、飯伏プロレス研究所のメンバーが大挙して押し寄せてきていますが、僕もJTOの一員としてデビューさせてもらった人間です。「JTOを下に見られたくない」という思いが何よりも強いんです。ただ勝つだけじゃつまらない。JTOに喧嘩を売ってきたことを、後悔させてやりますよ。
【6.13 JTO 横浜大会 速報⑤】
JTO vs 飯伏プロレス研究所の8人タッグマッチ!セコンドに飯伏幸太がいる中、試合後に武蔵龍也がカミゴエ!!ヒートアップする両軍!#pw_jto pic.twitter.com/LmmRPmlEfz
— JTO公式 (@JUST_TAP_OUT) June 13, 2026
――ジュエル選手は、どのような経緯でこの対抗戦に参加することになったのですか?

ジュエル:最初は、SNS上での言い合いや挑発が発端で、個別に対抗戦が行われていたんです。僕は最初のうちは直接参加していなかったんですが、SNSでのやり取りや乱闘を見ているうちに、自分もイライラしてきてウズウズしてしまって(笑)。ここまで団体同士がやり合っているのを見て、「僕もJTOの一員として力になりたい!」と強く思いました。それで、自らTAKA代表にお願いして、この対抗戦のメンバーに入れてもらったんです。
――自ら志願したのですね! しかし、若手でマスクマンという立場上、相手から狙われたりする可能性も高いと思います。
ジュエル:キャリア的にも年齢的にも一番下なので、絶対に狙われると思います。でも、だからこそ舐められたくないんです。僕は北上コータと「東北タッグ」というチームを組んでいるんですが、前回の横浜大会でパートナーのコータがめちゃくちゃにやられてしまって。それが本当に悔しくて……。
――感情に火がついたと。
ジュエル:はい。僕は今まで、リング上で感情を剥き出しにするようなファイトスタイルが少し苦手だったんです。でも、相手から舐められている現状が悔しくてたまらないので、この1周年という区切りを境に、感情を爆発させて本当に大暴れしてやろうと思っています!
―― マスクマンは表情が見えにくい分、感情表現が難しいと言われますが、獣神サンダー・ライガー選手のように全身から怒りや喜怒哀楽が伝わるようなレスラーになってほしいです。
ジュエル:目指していきます! 7vs7という大人数の中で、誰が誰だか分からなくなるかもしれません。でも、対抗戦は「やったもん勝ち」「目立ったもん勝ち」だと思っているので、一番目立ってやろうと企んでいます。














