【JTO】大病からの復活と、空を舞うヒーローの誕生。団体の未来を担う北上コータ&ジュエル・バードが語る、飯伏プロレス研究所との全面対抗戦

■ イリミネーションマッチの戦術「僕は上から降ってきます」

――今回の試合形式は、負けた選手から退場していく「イリミネーションマッチ」です。お二人とも初めての経験だと思いますが、戦術や心構えはありますか?

北上:イリミネーションマッチは、通常のピンフォールやギブアップに加えて、「オーバー・ザ・トップロープ(トップロープ越しに場外へ転落すると失格)」というルールがあります。だから、まずは絶対に場外に落ちないように気をつけることが最優先ですね。あとは、誰か一人を倒しても次々と新しい相手が出てくるので、常に周囲の状況を把握しておかなければならない。そこが通常のタッグマッチとは全然違うので、警戒しています。

――7人対7人ですから、リング内外がカオスな状態になるのは間違いありません。ジュエル選手はどのような戦術を考えていますか?

ジュエル:僕は、色々な角度から敵が来ることを想定した上で、さらにその「上」をいってやろうと思っています。

――上をいく、とは?

ジュエル:物理的に「上から降って行こうかな」と(笑)。力技は武蔵さん(武蔵龍也)などに任せて、僕はフライング系の技を得意としているので、リング上の混戦目掛けて、一番上から降って一網打尽にしてやろうと企んでいます。

――それは見栄えも良くて、最高に目立ちそうですね! チーム内で「対飯伏プロレス研究所」のミーティングなどはしているのですか?

北上:はい、しています。

ジュエル:実は僕たち、結構息ピッタリなんですよ。来週1週間でさらに戦術をブラッシュアップして、完璧な状態で臨みます!

 

■ 和製アンダーテイカーと、子供たちのヒーローを目指して

――少し話題を変えて、お二人のプライベートや「目指すレスラー像」について伺います。北上選手、プロレス以外で今後挑戦してみたいことや趣味はありますか?

北上:季節限定になっちゃいますが、「サーフィン」をやってみたいですね。

――サーフィンですか! 少しチャラい方向にいきますか?(笑)

北上:夏が好きなんですよ(笑)。地元の雪国ではウィンタースポーツばかりやっていたし、内陸出身なので海に行く機会があまりなくて。だから、サーファーに憧れがあるんです。来年あたり、ロン毛の金髪になって真っ黒に日焼けして、サーフボードを持って入場しているかもしれません(笑)。

――それはそれで新しいキャラクターですね(笑)。ジュエル選手はいかがですか?

ジュエル:僕は「美術」が好きなんです。物を作ったり、絵を描いたりするのが好きで。今自分が着ているTシャツのデザインも、自分でパソコンで作ったんですよ。

――素晴らしい才能ですね!

ジュエル:頭の中にデザインが「降ってくる」んです。ゆくゆくは、宝石メーカーとコラボして、自分の名前(ジュエル)にちなんだアイテムを作ったり、会場で自分の描いた絵の個展を開いたりしてみたいですね。

――プロレスと並行して芸術の才能を伸ばしていくのは、レスラーとしての表現力にも必ずプラスになると思います。では、お二人が「目指しているレスラー像」を教えてください。

北上:僕は、海外のレスラーになりますが「ジ・アンダーテイカー」のような選手になりたいです。

――怪奇派ですか! サーファーからの振り幅が凄いです(笑)。

北上:怪奇派になりたいわけではなくて(笑)、アンダーテイカーのように「入場してきただけで、会場の雰囲気を一瞬で自分の空気に変えられる」という圧倒的な存在感に憧れているんです。和製アンダーテイカーを目指して頑張ります。

ジュエル:僕は「ヒーロー」になりたいです!僕自身が子供の頃にマスクマンを見て憧れたように、子供たちからお年寄りまで、誰もが応援したくなるような選手になりたいです。会場にたくさんの子供たちが来てくれるような、そんな明るい団体にJTOをしていきたいですね。

■ 7周年記念大会に向けて。覚悟の「FIGFT(フィフト)」宣言

――最後に、7周年記念大会、そして飯伏プロレス研究所との全面対抗戦に向けてのメッセージをお願いします。

北上:JTOの7周年という記念すべき大会で、飯伏プロレス研究所との完全決着を必ずつけます。JTOに喧嘩を売ったことをしっかりと後悔させてやります。僕自身、同じ相手に連敗しているので、今回は自分が一番目立って勝ちを獲り、最後はJTOのメンバー全員でリング上に勝ち名乗りを上げます!

ジュエル:JTOのチームワークの強さはどこにも負けません。みんなで力を合わせて、飯伏プロレス研究所を必ずぶっ倒します!

――素晴らしい意気込みです! ちなみに、北上選手はご自身のTシャツに書かれている「決めゼリフ」があるそうですね?

北上:あ、はい……(照笑)。普通「ファイト(Fight)」って言葉をよく使うと思うんですが、僕は「H」を「F」に変えて、「FIGFT」という自分だけの言葉を作ったんです。これが今の僕の決めゼリフになっています。

――いいですね! では最後に、その決めゼリフで締めていただけますか?

北上:はい! 当日はしっかりと勝って、みんなでこの言葉を叫びたいと思います。それではいきます……FIGFT(フィフト)!!

――ありがとうございました! 7月10日、後楽園ホールでの若いお二人の大暴れを期待しています!

北上・ジュエル:ありがとうございました!

インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)

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