【新日本】“こけし”本間朋晃が地元・山形で電撃引退発表! 首の負傷で現役続行断念、来年の山形大会で引退へ

新日本プロレスは7月4日(土)、『Road to G1 CLIMAX』山形ビッグウイング大会を開催した。1,210人の観衆が詰めかけた熱気あふれる会場で、地元出身の本間朋晃がリングに上がり、電撃的な現役引退を発表した。

オープニングに姿を現した本間朋晃は、マイクを握ると「悩みに悩んだ。引退することを決めた」と静かに切り出した。

「もう、大好きなプロレスを30年やれたこと、幸せだけれども、もう悩んで悩んで決めた。引退する」と、長年のキャリアに終止符を打つ決意を地元ファンに直接伝えた。

引退の理由として、過去に負った首の負傷(中心性頸髄損傷)の検査結果が芳しくなく、これ以上の現役続行を断念せざるを得なかったことが明かされた。

「発表したからには、もう引退に向けて突き進むしかない。引退に向けて最高のこけしを披露したい」と、代名詞である必殺技“こけし”への思いを語気を強めて語った本間朋晃。

今後は引退試合に向けたコンディション作りに専念し、来年開催予定の山形大会にて正式にリングを降りる意向である。

本間朋晃は1997年に大日本プロレスでデビュー。過激なデスマッチで頭角を現し、シャドウWX、山川竜司とともに「デスマッチ新世代」として蛍光灯デスマッチを流行させるなど、大日本のエースとして活躍した。

2000年に大日本を退団した後は、全日本プロレスに参戦し武藤敬司の付き人を務め、宮本和志と「ターメリック・ストーム」を結成。

その後フリーを経て、2007年より新日本プロレスに主戦場を移し、ヒールユニット「G・B・H」の一員として存在感を示した。

真壁刀義とのタッグでは、2015年と2016年に『WORLD TAG LEAGUE』で2連覇を達成し、2016年の東京ドーム大会ではIWGPタッグ王座を戴冠。

さらに、決して諦めないファイトスタイルと、成功するまで繰り出す「こけし」で絶大な人気を獲得し、2015年度のプロレス大賞では技能賞も受賞した。

しかし、2017年3月の沖縄大会で試合中に中心性頸髄損傷の重傷を負い、一時は四肢麻痺状態に陥るというプロレスラーとしての最大の危機を迎えた。

それでも不屈の闘志で過酷なリハビリを乗り越え、夫人との入籍を経て、2018年6月に地元・山形で奇跡の復帰を果たしていた。

度重なる試練を乗り越え、プロレス界に多くの感動と熱狂をもたらしてきた“雑草魂”。

本間朋晃が来年の地元・山形でのラストマッチで放つ「最高のこけし」に向け、最後のカウントダウンが始まったのである。

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