【新日本】「お前らはK.O.B.がどんなものなのか見届けろ!」OSKARが裕二郎を粉砕!悪の軍団を返り討ちにし『G1』初出場をもぎ取る

新日本プロレスが迎えた7月6日の東京・後楽園ホール大会『Road to G1 CLIMAX』最終戦。

真夏の祭典「G1 CLIMAX 36」への最後の切符を懸けたBブロック出場者決定戦において、OSKARが高橋裕二郎を下し、G1初エントリーを確定させた。

OSKARにとって、この一戦は絶対に落とせない背水への挑戦であった。

去る6月14日の大阪城ホール大会では、Yuto-Iceと組む気鋭のタッグチーム「Knock Out Brothers(K.O.B)」として、HENAREおよびグレート-O-カーンが保持するIWGPタッグ王座へ挑戦。

王座奪取とG1出場権を同時に狙ったものの、無念の敗北を喫している。

すでに相棒のYuto-Iceは6月23日のAブロック決定戦を勝ち抜き、一足早く出場権を獲得していた。

タッグチームとしての威信を保ち、飛躍の夏とするためにも、OSKARの勝利は至上命題であった。

対峙したのは、悪の軍団HOUSE OF TORTURE(H.O.T)の古顔である高橋裕二郎。

2022年以来4年ぶりのG1復帰を狙う裕二郎は、SHO、DOUKI、成田蓮を引き連れて不気味に入場する。

試合は、開始直後から無法地帯と化した。

OSKARが先制攻撃を仕掛けるも、場外のSHOが勝手にゴングを鳴らして幻惑。

その隙を突いた裕二郎がOSKARの膝を集中攻撃すると、場外ではH.O.Tの面々が寄ってたかって集団暴行を加える。

成田がイスで左膝を打ち抜くなど、戦局は完全に悪に支配されたかに見えた。

OSKARも怪力で必死の抗戦を試みるが、裕二郎は噛みつきなどの反則技で主導権を渡さない。

終盤にはSANADAまでが乱入し、孤立無援のOSKARへストンピングの雨を降らせた。

裕二郎のケイン殴打からピンプジュースが決まり、万事休すと思われたその瞬間、リングに躍り出たのは相棒のYuto-Iceであった。

怒濤の蹴りでDOUKIやSHOを一掃し、成田とSANADAも瞬く間に蹴散らしたYuto-Ice。

息を吹き返したOSKARが裕二郎をナイトメアホールドで捕獲すると、Yuto-IceがすかさずAMBITIONを叩き込む。

最後は二人による無慈悲な合体技K.O.Bが炸裂し、悪の軍団を完全粉砕してOSKARが3カウントをもぎ取った。

激戦を終え、熱狂に包まれたバックステージ。

見事にG1への切符を掴み取ったOSKARは、相棒と共に勝利の余韻を爆発させた。

悪の軍団による大挙しての乱入すら、若き怪物にとっては想定の範囲内であった。

「皆、聞いただろ。ああ、俺の予想したとおりだ。ぞろぞろ出てきて。ありゃ何だったんだ? 5対2? ああ、俺たちなら、いつだってできる」

数の暴力を真っ向から跳ね返した自信を漲らせ、不敵な笑みを浮かべる。真夏の祭典へ向けて、OSKARは底知れぬ凄みを見せつけた。

「そして『G1 CLIMAX』。お前らはK.O.B.がどんなものなのか、Yuto-IceとOSKARの姿を見届けろ! 俺は恐怖でできている」

H.O.Tの無法ぶりを「クソが!」と一蹴したOSKARの言葉には、新世代のパワーでヘビー級戦線を蹂躙するという明確な宣戦布告が込められていた。

一方、最高の形で相棒を援護し、共にG1の舞台へと駒を進めることになったYuto-Iceの視線は、すでにリーグ戦のその先、すなわち真夏の頂点を見据えていた。

「今、誰と誰の対戦が一番カネになるのか。俺らK.O.Bがよぉ、もし『G1』の決勝で当たったらと考えただけでよぉ、プロレスハイを感じるんじゃねえのか、お前ら」

同門でありながら、別々のブロックを勝ち上がっての決勝対決。

若き野心家は、新日本プロレスのファンが待ち望む新たな刺激を自らの手で提供すると豪語する。

「まあ、決勝行くまでに、やりてえヤツら、潰さなイカンヤツら、プロレスハイを共有したいヤツら、たくさんおるからな。Aブロック、コイツはBブロック、楽しみにしとけよ、K.O.Bの試合をな」

G1 CLIMAX 36という過酷なサバイバルレースにおいて、Knock Out Brothersの二人が台風の目となることはもはや疑いようがない。

高橋裕二郎というベテランの姑息な手段を力でねじ伏せたOSKARの躍進は、2026年の新日本マットに地殻変動が起きていることを如実に示している。

AブロックのYuto-Ice、BブロックのOSKAR。

新時代を切り開く新世代の戦士達が、真夏のリングでどのような暴れっぷりを見せるのか、熱い注目が集まる。

<写真提供:新日本プロレス>

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