【新日本】「ヒザも腰も壊れ、心もズタボロで…」ジェイク・リーが地獄からの復活劇を笑い飛ばす『G1』開幕会見

真夏の最強戦士決定戦が、いよいよ海の向こうで幕を開ける。

新日本プロレスは7月8日、過酷なサバイバルレース『新日カードランブル presents G1 CLIMAX 36』の開幕に向けた記者会見を開催した。

今大会の開幕戦は、アメリカ・シカゴのNOW ARENAにて、現地時間7月11日19時(日本時間12日朝9時、NJPW WORLDにてライブ配信)よりゴングが鳴る。

激闘を目前に控えた各選手が次々と意気込みを語る中、ひときわ異彩を放ったのが、大ケガからの復帰を果たしたジェイク・リーである。

マイクを握るや否や、不敵な笑みを浮かべながら、ハイテンションに報道陣へと語りかけた。

「さあ、みなさん! 戻って来たぜ、私が! ……拍手も何もないのかい? なんなんだよ、その感じ。大きなケガから戻って来たんだよ、みんなでしっかり拍手でお迎えしてくれよ、ねえ!? ……そんな空気じゃないみたい、アハハッ」

自らの復帰を歓迎しない会見場の空気をあえてイジり、軽妙な笑いへと変えてみせる。

しかし、その飄々とした態度の裏には、壮絶なリハビリ生活を乗り越えてきた凄絶な過去が隠されていた。

「まあ、とりあえず素晴らしいショーが開演される。その席に私はこのように立っている。これはまさしく奇跡という。なんで奇跡かというと、それはいろんなところで話してますよね? ヒザも壊れ、腰も壊れ……まあまあまあ、それ以外も壊れ、心もズタボロで。ああ、ホントにたいへん、たいへん……ホントに、アハハハハハッ!」

満身創痍であった己の肉体と、ズタボロになったという精神状態。

常人であれば心が折れてもおかしくない地獄の日々すらも、ジェイクは高笑いとともに自身のキャラクターのスパイスへと昇華してしまう。

底知れぬ不気味さを漂わせながら、最後は復帰戦となる真夏の祭典へ向けて、短い言葉でアピールを締めくくった。

「まあ、そんな復活劇をみなさんにお見せできれば幸いでございます。それでは、今度は会場でお会いしましょう。言うことも言ったんでね。それじゃあ、みんなまたね! バイバ〜イ」

独自の空気感で会見場を完全に呑み込むと、ジェイクは言いたいことだけを言い残し、さっさと席を立って退場していった。

膝と腰を破壊され、心身ともに限界を極めた男が、奇跡の生還を果たして挑むG1 CLIMAX。

ジェイク・リーが魅せる「復活劇」という名の狂気のショーは、シカゴの地からいよいよ開演の時を迎える。

<写真提供:新日本プロレス>

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加