【新日本】「俺はディスコのゴールドメダリストだ」ザックが五輪王者ウルフアロンへ謎の対抗心!
真夏の最強戦士決定戦が、いよいよ海の向こうで幕を開ける。
新日本プロレスは7月8日、過酷なサバイバルレース『新日カードランブル presents G1 CLIMAX 36』の開幕に向けた記者会見を開催した。
今大会の開幕戦は、アメリカ・シカゴのNOW ARENAにて、現地時間7月11日19:00(日本時間12日朝9:00、NJPW WORLDにてライブ配信)よりゴングが鳴る。
自身10度目の『G1』出場となる世界最高のテクニシャン、ザック・セイバーJr.。

会見の冒頭こそ日本語で「ガンバリマス!」と短く意気込みを語ったのみであったが、質疑応答に入ると英国流の皮肉とユーモアを全開にさせた。
まずはBブロックで激突する元柔道五輪金メダリスト・ウルフアロンとの異次元対決について問われると、プロレスラーとしての自負と謎の「ディスコ」アピールを展開する。
「俺はプロレスラーとしてはウルフアロンのような選手に比べて、数多くの偉大を成し遂げてきた。オリンピックの金メダルこそ持ってないが、俺は2008年、2012年、ディスコで一番踊りが上手い観客として、ゴールドメダルを獲ったことはある」
真顔で語るザックはさらにヒートアップ。
「柔道対キャッチレスリング、柔道対ディスコ、ディスコ対ディスコ。これはまさしくディスコが勝利することになるんじゃないか。今からそのことは宣言しておこう」と独特すぎる宣戦布告を行った。

対するウルフアロンは「ちょっとディスコ対ディスコの意味がよくわからないんですけど」と苦笑いを見せつつも、デビュー半年というキャリア不足を認め、23年間の柔道経験とプロレスのハイブリッドで勝機を見出すと熱弁。
「ダンス対決はボクあんまり踊りが得意じゃないのでザック選手に任せるとして、プロレスの勝負では勝ちにいきます」と真っ向から迎撃姿勢を示した。

続いて、新日本プロレスの棚橋弘至社長から傍若無人な振る舞いを続けるゲイブ・キッドについて問われると、ザックは同郷の狂犬を冷静に分析してみせた。

「俺が分析するゲイブ・キッドという人物は、精神年齢ハタチにも満たないようなヤツなので、その精神年齢の低さから来る反抗期のようなものが今、ゲイブを反逆へと駆り立たせているのかなと感じている。ただ、新日本のことを批判すればするほど、本当の内側のゲイブは新日本に対する愛に溢れているんじゃないかなと思っている」
その上で「ゲイブは現チャンピオンとして『G1』に上がってくる。自分が過去にゲイブを締め落としたように、全力で叩きのめすだけだ。特別脅威に感じているような選手ではない」とバッサリ切り捨てた。
最後に、Bブロックに自身を含め4人のイギリス人レスラーがエントリーしたことについて問われると、10年前の初出場時と比較し、英国プロレス界のレベル向上を証明していると誇らしげに語るザック。しかし、会見のオチは思わぬところからやってきた。
「何より大切なのが、今回の開幕戦がアメリカで行われるのにも関わらず、開国250周年のアメリカの土地で開幕戦する割には、アメリカの選手が1人も出ていないってことは大変誇らしく喜ばしいことだ」
英国人としてのプライドをのぞかせ、アメリカをチクリと刺して意気揚々と語るザックに対し、すぐそばから冷静なツッコミが入った。
「半分アメリカ人です」
ウルフアロンからの思わぬ申告。世界最高のテクニシャンが見せた巧みな話術は、日米の血を引く金メダリストの一言によって見事に切り返される結末となった。

<写真提供:新日本プロレス>















