【新日本】「俺たちが喜んでそっちへ行ってやる」カラム・ニューマンが『G1』開幕戦で上村優也を返り討ち!ウィル・オスプレイへ宣戦布告
アメリカ・シカゴのNOW ARENAにて7月11日(土)に開幕した新日本プロレス『新日カードランブル presents G1 CLIMAX 36』。
初戦のリングで、次代の新日本プロレスを背負う2人の若き才能が、国境を越えて熱き火花を散らした。
春の『NEW JAPAN CUP 2026』決勝戦と全く同じ顔合わせとなったAブロック公式戦。

雪辱に燃える新世代の一角・上村と、史上最年少覇者としての矜持を示すUNITED EMPIREの“若き暴君”ニューマンの激突は、アメリカの観衆を大興奮の渦に巻き込んだ。

試合は序盤から激しい意地の張り合いとなる。

上村が徹底した腕攻めでニューマンの機動力を削ぎ落としにかかると、ニューマンも場外戦でのパントキックや驚異的な跳躍力から繰り出す打撃で応戦。

終盤、上村が必殺のカンヌキスープレックスを狙った瞬間、ニューマンが一瞬の隙を突いて丸め込みからカウンターのラリアットを炸裂。

最後は自身の代名詞であるMAKE WAYで上村をマットに沈め、春の祭典に続いてまたしても巨大な壁として立ちはだかった。

激闘の代償として後頭部から流血しながらも、バックステージに現れたニューマンの表情には充実感が漂っていた。
自身の負傷箇所を確認しながら、まずは死闘を繰り広げた最大のライバルへ向けて熱いメッセージを送る。
事前に上村が「ライバルが欲しい」と発言していたことを引き合いに出し、ニューマンは固い絆と敬意を口にした。
「だったら、もういるじゃないか。この団体で、何度でも、いつでも、どこでも、また闘いたいと思える相手は、お前しかいない」
さらに上村を、K.O.B、フジタ、オーイワ、ツジといった同世代のライバルたちと並ぶ世界最高峰のレスラーであると手放しで称賛。
そして、自身初の米国上陸となった今回の試合について、堂々たる「プリンス」としての振る舞いで、疑う者たちに自らの実力を完全に証明してみせたと豪語した。
一方で、満身創痍の左肩については、開幕前の苦悩を赤裸々に明かす。
「この1ヵ月、家のソファに座って過ごして数々のチャンスを逃してきた。3人もの医者に診てもらって『Forbidden Door』に出させてくれと必死に頼んだ。でも、最後は新日本もNGを出した」
ドクターストップによりビッグマッチへの出場を絶たれた悔しさを滲ませつつも、カメラに向かって日本語で「チョット、ゲンキ、ネ?」とおどけてみせるタフな精神力を見せつける。
さらにニューマンの野心的な視線は、目前のリーグ戦にとどまらず、海の向こうのビッグネームたちへと向けられていた。
「ウィル、モクスリー……何を企んでるのか、ちゃんとわかってるぞ。日本へ来る気がないっていうなら、俺たちが喜んでそっちへ行ってやる。ウィル、またすぐに会おう。道を開けろ、そして王冠にキスをするんだ」
AEWのリングへ乗り込む構えすら見せ、ウィル・オスプレイやジョン・モクスリーに対して宣戦布告。
若き暴君の視界には、すでに世界制覇の青写真が描かれている。

対照的に、またしてもニューマンの前に屈する結果となった上村は、バックステージで悔しさを爆発させた。
春の雪辱を果たすべく並々ならぬ決意で臨んだ開幕戦での敗北に、悲痛な叫びを上げる。
「アァ、クソッ! 春のリベンジ、アイツから獲らなきゃいけなかったけど、今日も負けちゃった」
しかし、過酷なリーグ戦はまだ始まったばかりである。絶望の淵に立たされながらも、上村はすでに前を向いている。
「『G1』、今日始まったけど、俺が勝って、カラム、もう1回、もう1回、もう1回俺と闘ってくれ」
G1を制覇し、再びニューマンの前に立つ。何度でも闘い、そして越えなければならない宿命のライバル。
シカゴの地で刻まれた新たな激闘の歴史は、新日本プロレスの明るい未来を証明するに十分な名勝負であった。
<写真提供:新日本プロレス>
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