【全日本】三冠王者・宮原健斗に挑む“2mの巨人”綾部蓮が頭ナデナデの挑発!「路頭に迷っていた俺とは別物」恩人踏み台に“絶望の夏”予告
全日本プロレスは7月13日、都内の事務所で記者会見を開き、19日の後楽園大会および25日の神戸大会に向けた各タイトルマッチの会見を行った。
25日の神戸大会で三冠ヘビー級王座を争う王者・宮原健斗と挑戦者・綾部蓮は、激しい舌戦と挑発で火花を散らした。
因縁の対決がいよいよ大一番を迎える。
6月24日の新木場大会で、綾部が宮原を必殺の「アイアン・メイデン」で絞め落とし、KO状態で挑戦権を強奪。
しかし、7月11日の横浜大会での前哨戦では、宮原が掟破りのアイアン・メイデンを繰り出して動揺を誘うなど、両者の駆け引きはすでに熱を帯びている。
日本マット界で唯一無二の2メートル超えの日本人レスラーである綾部にとって、宮原は特別な存在だ。
フリーとして結果が出ず路頭に迷っていた2024年3月の大田区大会で、入団を直訴した相手こそが宮原だった。
綾部は「あの時、向き合ってくれたからこそ今の自分がある。全日本の至宝を懸けて闘えるのはワクワクする」と感謝の思いを口にしつつも、「ただ、あの路頭に迷っていた綾部蓮とはまったく別物だよっていうのを、宮原健斗にカラダで刻み込みたい」と“最高超え”へ強い決意をみなぎらせた。

一方の絶対王者・宮原は、挑戦者のセンチメンタルな思いを冷徹に切り捨てた。
「感慨深さなどはまったくない。きっかけを与えてくれたプロレスラーに感謝し続けている男で、出世したレスラーを見たことがない。綾部蓮の心の中に、ボクに対する感謝はゼロだと思います。内心は踏み台にしか考えていないはず」とピシャリ。
綾部の武器である2メートルの長身から繰り出される必殺技「デスルーレット」と「アイアン・メイデン」についても、王者は揺るがない。
「もう俺の頭の中には完全にインプットされ、対策も練っている。通用することはない」と豪語。
さらにタロースとのコンビでタッグ王者として修羅場をくぐり、自信をつけた大巨人を強敵と認めつつも、「彼が達したことのない領域に触れることで、もしかしたら彼自身が試合の中で絶望を感じる可能性もある」と突き放した。

綾部が「綾部蓮の強さを刻み込んで、“デカいは正義”というものを証明する。絶望の夏になるでしょう」と不敵に予告すれば、宮原も負けてはいない。
「俺は常にリングの上で希望を探し続けているから、絶望を感じたことがない。関西神戸は絶望ではなく、俺が元気を与えることになる」と、すでにチケットがソールドアウトとなっている満員の会場に「最高」の元気を届けることを約束した。
必殺技が2つだけと指摘された綾部は「考えは覆る」と不気味な秘密兵器の存在をも匂わせた。

さらに会見の最後、写真撮影を終えた宮原が「7月25日、神戸で勝負だ」と鋭い視線で詰め寄ると、なんと綾部は王者を挑発するように頭を撫でてから立ち去るという行動に出た。
恩人への敬意を捨て、野心剥き出しで至宝に迫る大巨人と、怒りに燃える最高の男。
極限の緊張感が漂う中、真夏の神戸決戦へのカウントダウンが始まった。
<写真提供:全日本プロレス>
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