【全日本】綾部蓮「対策しようが無意味だ」王者を葬った衝撃のドラゴン弾!宮原健斗へ叩きつけた神戸決戦への絶望
絶対王者の歩む道に、突如として巨大な暗雲が立ち込めた。
2026年7月19日、全日本プロレスは東京・後楽園ホールで「サマーアクションシリーズ2026」を開催。
第4試合で組まれた三冠ヘビー級選手権試合の前哨戦において、王者である宮原健斗が挑戦者の綾部蓮から直接スリーカウントを奪われる波乱が起きたのである。
6月18日の後楽園大会で強敵である鈴木秀樹を退け、7度目の防衛を果たした宮原健斗。
偉大なる先人、川田利明が打ち立てた最多防衛記録V10の更新を高らかに宣言し、王者としての歩みは盤石に思われた。
しかし、規格外の体躯を誇る綾部蓮は、王者の想定をはるかに超える奥の手を隠し持っていた。
試合中盤までは王者が主導権を握る場面も見られた。
綾部蓮の挑発に対して宮原健斗は厳しい頭突きや場外での鉄柱攻撃、フロントハイキックで徹底的に顔面を狙い撃ちにする。
得意のブラックアウトも叩き込み、一気に勝負を決める腹づもりであった。
しかし、必殺のシャットダウン・スープレックスを防がれると形勢は逆転。
綾部蓮の殺気すら漂う強烈なエルボーに動きを止められると、最後は全く想定していなかったドラゴン・スープレックス・ホールドでマットに沈められた。

試合後、報道陣からフィニッシュホールドの名称を聞かされた宮原健斗は、動揺を隠しきれない様子を見せた。
「ドラゴン・スープレックス?綾部、俺にそんな技やったことないだろ、今まで。あいつまだ持ってんのか、弾は?」
これまで相手の全てを受け止め、技をインプットした上で凌駕してきた絶対王者にとって、未知の技で完全に沈められた事実は重い。
「頭打ったな。一瞬真っ白になった」と振り返った通り、予想外の一撃は肉体だけでなく王者のプライドにも深刻なダメージを与えていた。
「俺の計算が狂いつつある。狂ったな…狂っちまったよ」
その言葉からは、V10達成に向けた完璧なシナリオが崩れ去っていく焦りが痛いほどににじみ出ている。
一方、大の字で倒れ込む王者を見下ろした綾部蓮は、してやったりの表情を浮かべた。
7月11日の横浜大会で「体でしっかり刻み込んでわからせてやる」と予告していた通り、未公開の牙をこの最重要な局面で王者の喉元へ突き立てたのである。
バックステージでも、充実感に満ちた言葉が口をついて出た。
「宮原健斗、これでわかっただろう。いくら俺の技を研究したのか知らないけど、対策そしてインプットしようが、全くもって意味を成さない、無意味だということをな」
自らのポテンシャルの底知れなさを誇示する挑戦者は、7月25日の神戸大会に向けてさらなる恐怖を宣言する。
「三冠のベルトは綾部蓮がいただく。デカいは正義、そして絶望を見せてやる」

また、この試合は別のタイトル戦線を占う側面も持っていた。
綾部蓮のパートナーを務めた本田竜輝と、宮原健斗の隣に立った羆嵐は、普段は全日本プロレスTV認定6人タッグ王座を共に保持する仲間である。
試合ではパートナー同士で激しい肉弾戦を繰り広げた両者だが、試合後は7月26日に岐阜で控える防衛戦に向けて結束を確認。
本田竜輝が「絶対このベルトの価値をどんどん高めていって、青柳兄弟でヤスを俺たちでぶっ潰してやるぜ」と気炎を上げれば、羆嵐もまた自身の防衛戦へと視線を向ける。
「オイ、DRAGONGATEの望月、お父さん。羆嵐と望月でGAORAのベルト、最高で最強の戦いをしよう」
百戦錬磨のベテラン・望月成晃を迎撃するGAORA TV王座戦に向け、羆嵐も闘志を燃え上がらせていた。
最強の挑戦者が用意していた「絶望の弾丸」により、三冠戦の行方は完全に混沌とした。
計算を狂わされた宮原健斗は、決戦の地で王者の威厳を取り戻すことができるのか。
それとも、規格外の大巨人が全日本マットを完全な絶望で包み込むのか。
運命の神戸決戦は、目前まで迫っている。
<写真提供:全日本プロレス>
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