【新日本】『G1』Bブロックは盤外戦も白熱!ザック・セイバーJr.がカラム・ニューマンの野望を嘲笑い「腕をへし折るのが楽しみだ」
新日本プロレスが7月21日、宮城・仙台サンプラザホールで開催した真夏の最強戦士決定戦『G1 CLIMAX 36』第4戦。
翌日の7月22日長岡大会でBブロック公式戦として激突するザック・セイバーJr.とカラム・ニューマンの前哨戦は、英国出身同士のプライドと意地が火花を散らすタッグマッチとなった。

ザックはTMDKの同門であるハートリー・ジャクソンを、カラムはUNITED EMPIREのゼイン・ジェイをそれぞれパートナーに迎えて出陣。

ゴングと同時にザックとカラムは激しいエルボーの応酬を展開し、翌日の公式戦へ向けた闘争心をむき出しにする。

試合は両軍入り乱れる総力戦となったが、終盤にザックとカラムがザックドライバーやKiss the crownを巡るスリリングな攻防を展開し、互いの力量を測り合う。

その隙を突いてジャクソンがゼインを圧倒し、最後は強烈なデスバレーボムで粉砕。
TMDK組が前哨戦を制し、本番へ向けて弾みをつけた。

バックステージに姿を見せたザックは、同郷の後輩であるカラムに対して、愛のムチともとれる辛辣な言葉を浴びせかけた。
「エセックス出身のバカにしては、少しくらい褒めてやってもいい。まあ、この大バカのカラムにも少しは評価をくれてやろう」
若き才能を認めつつも、決して手放しでは称賛しない。
カラムが野望として掲げるであろう偉業についても、鼻で笑うようなトーンで触れる。
「史上最年少のIWGPヘビー級王者。そして史上3人目のイギリス人IWGPヘビー級王者。大したもんだよ、カラム。とはいえ、お前がとんでもない大バカだって事実は何一つ変わらないけどな」
そしてザックの鋭い眼光は、カラムが負傷している箇所を保護するテーピングへと向けられた。
「俺に何を仕掛けるつもりか知らないが……そのテーピング、透明じゃないぞ。この大マヌケ」
弱点を隠しきれていない若武者の甘さを指摘しつつ、関節技の鬼は不気味なほどの余裕を漂わせる。
「でも歳を重ねるにつれて、俺も少しは寛大になってきた。正直に言うよ、カラム。お前の間抜けなツラをひっぱたくのは、お前の腕をへし折るのと同じくらい楽しみなんだ。俺は既にこの『G1』で1人を脱落させてる。だから今回はチョットヤサシクして、2人目の欠場に追い込まないでおいてやるかもしれない」

一方、ザックの挑発を受けたカラムは、日本語で「チョーゲンキ!」と虚勢を張り、負傷の影響を真っ向から否定してみせた。
「なあ、ザック。俺は明日テーピングなんて一切巻かないかもな。だってよ、お前にはコレをお見舞いしてやるし、これも叩き込んでやるからさ」
自らの腕に刻まれたタトゥーを誇示しながら、不敵な笑みを浮かべてベテランの首を狙う野心を隠さない。
「お前はこの両方にキスすることになるぜ。ドラゴにもキスさせてやるかもな。あぁ? お前ら全員失せやがれ!」

ジャクソンの猛攻に沈んだゼインも「調子に乗ってんじゃねぇぞ、おい。いい気になんなよ」とTMDKへの恨み節を吐き捨てた。
テーピングという「弱点」をめぐる駆け引きと、英国人同士のイデオロギー闘争。
ザックが関節技で若き野望をへし折るのか、それともカラムがスピードと打撃で番狂わせを起こすのか。
長岡の地で行われる公式戦は、一瞬の隙が命取りとなる残酷なチェスゲームになりそうだ。
<写真提供:新日本プロレス>














