【マーベラス】「どっちかが負けたら解散でいい」スパーク・ラッシュが背負った重すぎる十字架。ヤジへの怒りと若手への“愛の鞭”を激白!
現在、女子プロレス界で最も刺激的で、最も目が離せないタッグチームといえば「スパーク・ラッシュ(Sareee&彩羽匠)」だろう。
7月26日のマーベラス船橋大会、彼女たちは桃野美桜&暁千華組に貫禄の勝利を収めた。
しかし、試合後のリング上からバックステージにかけて、事態は誰も予想しなかった方向へと急転直下する。
観客からの心ないヤジに彩羽が「やめてやるよ」と噛み付いたことを発端に、Sareeeが「どちらかが負けたらスパーク・ラッシュ解散」という、あまりにも重い十字架をぶち上げたのだ。
来る8月8日の後楽園ホール大会で行われる、Sareee vs 桃野美桜、彩羽匠 vs 暁千華の2大シングルマッチ。
なぜ彼女たちは、自らの首を絞めるような極限のリスクを背負ったのか。
前編では、急遽決まったシングルマッチの裏側と、若手の台頭に対する揺るぎない覚悟に迫る。
■ 「出し惜しみはいらない」2日前のシングル戦で深まった絆

※オンラインでインタビューに応える、彩羽匠とSareee
――7月26日の船橋大会での桃野美桜&暁千華組戦、貫禄の勝利でした。そのわずか2日前(24日のジャガー横田選手50周年興行)にはお互いにバチバチのシングルマッチを闘ったばかりですが、敵対した直後に組む「スパーク・ラッシュ」としてのコンビネーションや、現在のタッグの仕上がり具合はいかがですか?
Sareee:やりづらさとかは全くなかったですね。むしろ、あのシングルマッチを経て、お互い目指している場所が本当に同じだっていうことを再確認できたというか。5.5(横浜BUNTAI)でのシングルは「個々としてどっちが強いか」というテーマだったんですけど、ジャガーさんの興行で急遽当日に決まったシングルは、「今のスパーク・ラッシュをどれだけ見せられるか」という自分たちへの試しでもあったんです。
彩羽:そうですね。全女のOGの方々やクラッシュ・ギャルズさんが見ている中で、今の自分たちの闘いを見せつける絶好の機会でした。
Sareee:もう「もったいない」とか「出し惜しみ」は今の私たちにはいらないなって。勝ち負けでどちらかが傷を負うリスクはもちろんありましたけど、誰も予想していないことをやって、お客さんを驚かせたかった。だから遠慮せずにバチバチにやり合いました。その直後の船橋でのタッグマッチだったので、逆に絆が深まって、めちゃくちゃハマった感覚がありましたね。
■ ただのマスコットじゃエースになれない。桃野美桜への愛の鞭
🟥試合速報🟥
7.26 船橋アリーナメインイベントタッグマッチ1/20
○彩羽匠 & Sareee
vs
桃野美桜 & 暁千華✖️#マーベラスプロレス pic.twitter.com/UpMgXxdDPi— マーベラスプロレス Marvelous (@info_marvelous) July 26, 2026
※7.26船橋大会でのコメント
――船橋大会の試合後、エキサイトした桃野選手から馬乗りで殴られるという場面がありました。そこでSareee選手は桃野選手に対し、「ただのマスコットじゃエースになれない」「本当は一番になりたいんでしょ」と非常に鋭く、痛いところを突くマイクアピールをされました。あの言葉に込めた「真意」を教えてください。
Sareee:ちょいちょいタッグマッチで当たることはあったんですけど、桃野は本当は心の中で思っていることがあるはずなのに、口にしてこなかったんです。言ってきたと思ったら、SNSで「ガウンの羽の量がどうのこうの」とか、答える価値もないようなことばかりで。そんなの無視していたら、彼女もイラッとしたのか、試合後にああやってぶつかってきました。
――なるほど。
Sareee:でも、そうやって感情を剥き出しにして来るなら、こっちも全力でやってやるよって。桃野のように、分かっていても自分からは言えないことってあると思うんです。だから、現実を教える役目として、私が一番ふさわしいんじゃないかなと。そこで本人が気づくか気づかないか。後楽園でどんな闘いをぶつけてくるか、全部受け止めてやるつもりですし、すごく楽しみですよ。













