大日本プロレスの勢いが戻ってきた!「デスマッチアマゾネス」の執念と、蛍光灯に集う猛者たちが作り出す極上の熱狂空間
7月31日の大日本プロレスの後楽園ホールに充満していた「熱」と「狂気」、そして極上の「多幸感」。
観衆は735人。数字以上に、会場の隅々にまで渦巻いていた熱気は凄まじかった。
大日本プロレスが産声を上げてから31年。幾多の困難を乗り越え、血と汗で歴史を紡いできたこの団体に、今、確かな勢いが戻ってきている。
新世代の躍動、ストロングBJの意地、そして世界最高峰のデスマッチ戦線。すべてが強烈なエネルギーを放ちながら、マットのど真ん中でスパークしていた。
今回は、団体史上初となる女性のデスマッチヘビー級王座挑戦という歴史的な夜を切り口に、現在の大日本プロレスが放つ熱量と、猛者たちの生き様について語ってみたい。
■ 血湧き肉躍る新旧の交錯。「ストロングJ」、「ストロングBJ」、「デスマッチBJ」の3つの強烈な個性が放つ底力

現在の大日本プロレスの強みは、何と言っても「ストロングJ」、「ストロングBJ」、「デスマッチBJ」という3つの強烈な個性が、互いに火花を散らしている点にある。

この日のオープニングマッチでは、吉田和正と浅倉幸史郎が15分時間切れ引き分けという熱戦を展開し、若き力が団体の底上げを確実に担っていることを証明した。


続く第2試合でも佐藤孝亮や関茂隆真といった活きのいい戦士たちが躍動し、ストロングJの明るい未来を後楽園のファンに見せつけている。

そして、団体の歴史を掻き回す異端の存在「余所者」の暴れっぷりも見逃せない。
横浜ショッピングストリート6人タッグ選手権試合では、大門寺崇、橋本大地、大谷譲二の「余所者」トリオが、浜亮太、中之上靖文、サングレ・アステカJr.の猛攻を退けて初防衛に成功した。
大谷譲二を使った丸め込みというトリッキーな結末は、曲者揃いのユニットならではの味わいである。

さらにセミファイナルでは、神谷英慶と藤田ミノルの「余所者」組が、デスマッチ戦線の気鋭である菊田一美、高橋匡哉組と激突。

「cool guys crazy itemデスマッチ」と銘打たれた一戦で、神谷英慶が垂直落下式ブレーンバスターで勝利を奪い取った。


竹田誠志、星野勘九郎、塚本拓海といった歴戦のデスマッチファイターたちも、コンクリートブロックや蛍光灯を手にリングを鮮血に染め上げた。
ベテランの重み、中堅の意地、若手の突き上げ。
現在の大日本プロレスのリングは確かな勢いが戻って来ているのだ。













