【新日本】KONOSUKE TAKESHITAが『G1』二連覇へ向け視界良好!後藤洋央紀を下し「必ず新しい景色見せます!」と豪語

新日本プロレスは8月1日 (土)、広島・広島サンプラザホールで真夏の最強戦士決定戦『G1 CLIMAX 36』第10戦を開催した。

第9試合のメインイベントでは、Aブロック公式戦として後藤洋央紀(2勝3敗)とNJPW WORLD認定TV王者のKONOSUKE TAKESHITA(4勝1敗)が激突した。

両雄の過去の対戦成績は1勝1敗。2024年の『G1』では後藤が勝利を収めているが、直近となる昨秋のIWGP世界ヘビー級王座戦では、当時王者だったTAKESHITAが後藤を退けている。

ブロック単独首位を懸けた外敵と、生え抜きの意地を見せたい荒武者による三度目のシングルマッチは、極上の肉弾戦となった。

試合は序盤から、新日本の伝統を体現するような真っ向勝負の様相を呈した。ロックアップでの力比べ、重厚なエルボーとラリアットの応酬。

互いの意地がぶつかり合う中、TAKESHITAのノータッチ式トペ・コンヒーロやブルーサンダーといった華麗な技に対し、後藤も牛殺しや回天で徹底抗戦を試みる。

終盤、意地と誇りが交錯する激しい打撃戦から、TAKESHITAが掟破りのGTRを繰り出して後藤を追い詰める。

しかし後藤は執念でキックアウトし、カウンターのラリアットで王者を一回転させるなど驚異の粘りを見せた。

最後はエルボーの打ち合いから、TAKESHITAが必殺のレイジングファイヤーを完璧に決めて3カウントを奪取。

Aブロック単独首位の座を死守した。

試合後、TAKESHITAは立ち上がれない後藤に歩み寄り、握手と座礼で敬意を示した。

マイクを握ると、満員の広島のファンに向けて確かな手応えと覚悟を語りかける。

「後藤さん。アナタの後藤革命、対角でよかったらいつでも付き合いますよ。またやりましょう。プロレスが最高で、最強だと、そう言える世界を必ず作ります」

ファンや関係者との一体感を強調し、自身が掲げる「新しい景色」への思いを熱弁。

「今年の『G1』もTAKESHITAが優勝して二連覇、必ず新しい景色見せます!それが俺からのメッセージや!From THE ALPHA!」という力強いメッセージで大会を締めくくった。

バックステージに現れたTAKESHITAは、激闘を繰り広げた後藤への深いリスペクトを改めて口にした。

「僕が思う、子供の時に見てた新日本プロレスを一番感じるのは後藤洋央紀。その後藤選手に勝ち越したけど、勝ち逃げするつもりはないです。後藤さんが強くある限り、何回でも対角に立って闘いたい」

新世代の旗手としてマット界を牽引するTAKESHITAにとって、新日本のストロングスタイルを体現する後藤の存在は、自身のプロレス観を刺激する最高のスパイスとなっているようだ。

次戦で控える鷹木信悟との一戦に向けても「公式戦2試合連続で元気なオッサンと闘わなあかん。世界のファンが嫉妬するような闘いを後楽園で見せましょう」と、堂々の真っ向勝負を予告した。

一方、激戦の末に敗れ、自力優勝が消滅したかに見える後藤であったが、その目に光る闘志が消えることはなかった。

「さすがに強えな。今回ばかりは認めざるを得ないよ。ただな、お前が俺の年齢になった時に同じようにできるかどうか、しっかり俺は見ておくからな」

次代を担う絶対的な王者の強さを素直に認めつつ、長年リングで体を張り続けてきたベテランならではの矜持でやり返す。

「必ずもう一度お前の前に立ってやるぜ。『G1 CLIMAX』、まだまだ終わっちゃいない。俺の生き様、最後までよく見とけ、この野郎!」

新日本の魂を後世に伝えるベテランの生き様と、それを吸収して進化を続ける「THE ALPHA」。

両者の魂がぶつかり合った広島の夜は、プロレスの奥深さとロマンに満ちていた。

<写真提供:新日本プロレス>

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