【新日本】『G1』ダブル前哨戦で対照的な火花を散らした4戦士の思惑!鷹木信悟が過去0勝2敗のKONOSUKE TAKESHITAへ雪辱誓う!辻陽太とボルチン・オレッグが真っ向勝負の宣誓

新日本プロレスは8月2日(日)、福岡・福岡国際センターにて真夏の最強戦士決定戦『G1 CLIMAX 36』第11戦を開催した。

第4試合には、8月6日の後楽園ホール大会で行われるAブロック公式戦に向けた重要なダブル前哨戦が組まれた。

STRONG無差別級王者のボルチン・オレッグ、NJPW WORLD認定TV王者のKONOSUKE TAKESHITA、そして百戦錬磨の矢野通からなるトリオが、IWGPヘビー級王者の辻陽太、鷹木信悟、永井大貴組と激突。

各タイトルの至宝を腰に巻く強者たちが集い、次戦への強烈な布石を打つべく激しい火花を散らした。

ゴングが鳴ると、まずはボルチンと辻が真っ向からマッチアップ。

ボルチンが規格外の腕力で圧倒しようとすれば、辻はウラカンホイップや低空ドロップキックといった機動力で怪物の突進をいなしていく。

中盤には鷹木とTAKESHITAが対峙し、意地と意地が交錯するラリアットの相打ちから、重烈なエルボーの応酬へと発展。館内のボルテージを一気に引き上げた。

最後は矢野が老獪な試合運びを見せる。

若手特有の勢いで突進してくる永井を、あらかじめ金具を剥き出しにしておいたコーナーへと巧みに誘導。

ダイビングヘッドバットの自爆を誘うと、そのまま横入り式エビ固めで丸め込み、頭脳プレイで鮮やかな3カウントを奪取した。

矢野と永井はノーコメントのまま引き揚げたが、その他の4戦士はインタビュースペースで激しい言葉の応酬を繰り広げた。

無傷の5連勝でAブロックの単独首位を快走する外敵・TAKESHITAに対し、過去のシングル戦で0勝2敗と後塵を拝している鷹木は、独特の言い回しで宣戦布告を行なった。

「TAKESHITA!次はいよいよお前だな。奇しくも、お前とは東京ドーム、大田区…すべて東京だな。東京の借りは、東京で返そうじゃないか」

これまでの連敗の事実を素直に認めつつも、反撃の舞台が再び東京であることに運命を感じている様子を見せる。

さらに、TAKESHITAの異名である「THE ALPHA」を逆手に取り、昭和を代表するロックバンドを引き合いに出して闘志を燃やした。

「何がTHE ALPHAだ!THE ALPHAだかTHE ALFEEだか知らねえが、お前とのディスタンスは、俺が縮めてやるよ」

この痛烈な言葉遊びを伝え聞いたTAKESHITAは、相手の挑発を一蹴し、恐るべき予告で応じている。

「鷹木信悟、縮めることができるなら、縮めてみろ。俺はな、レイジングファイヤーでブッ刺して、お前の身長を縮めたるからな。覚えとけ」

圧倒的な勝率と現在の勢いから来る余裕を漂わせつつ、相手の物理的な高さを奪うという過激な表現で、TV王者としての絶対的な威圧感を放った。

一方、最高峰のベルトを巻く辻との一戦を控えるボルチンは、対戦相手への深い敬意を隠すことなく口にした。

「正直、闘う前にリスペクトの話をするのはよくないけど、辻は日本で一番頑張ってる人間です。一番勝ちたい相手だし、IWGPチャンピオンだから」

闘争心と同時に、プロレスラーとしての頂点を極めた辻へのリスペクトを語り、自身の持てる全てをぶつける覚悟を明かす。

「気持ちが強すぎて…。持ってるもの、全部出していきたい。心から、身体から、全部出して、全力出して、プロレスラーになっていきたい」

対する辻も、前哨戦で組み合ったカザフスタンの怪物が持つ規格外のポテンシャルを肌で感じ取り、頂点に立つ者としてのプライドを覗かせた。

「オイ、ボルチン!最初っからわかってることだけどよ、とんでもねえな、お前は。いいだろう。IWGPヘビー級チャンピオンとして、化け物となったアンタを止めてやる」

化け物へと進化を続けるボルチンを止めるのは、最高峰のベルトを保持する自身の使命であると断言。

バチバチの挑発合戦を展開する鷹木とTAKESHITA、そして互いを認め合いながら全力での激突を誓う辻とボルチン。

対照的な熱を帯びたダブル前哨戦は、Aブロックの熾烈な生き残り争いをさらに激化させている。

<写真提供:新日本プロレス>

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