「KAIENTAI、東京女子、スターダム…各団体でちょっとずつ成長していった」~みちのくプロレス・MIRAIインタビュー(前編)
「朱里さんは人間の鏡みたいな生き方をされる方」

――スターダム参戦からほどなくして、朱里選手のゴッズアイに入られましたね?
「朱里さんはもう素晴らしい人です。本当に人間の鏡みたいな生き方をされる方。練習でもめっちゃ強いし…。メニューだけ出したり言ったりするけどやらない人、見てるだけの人は多いんです。それは試合の蓄積でケガとかもあるから一概には言えないんですけど、朱里さんは自分で言うし、自分で全部やるから本当もう何も言えませんでした」
――じゃあ今でもリスペクトする先輩ですね?
「ハイ。朱里さんの練習はきついけど、朱里さん自身が普通にやってますからね」
――ベースを作ったのは東京女子ですけど、そこでの経験も含めて、スターダムは勉強になった 団体ですか?
「いろんなところを経験してますけど、自分の受け身を作ったのは圧倒的にKAIENTAI。見せ方とかの部分を作ってくれたのは東京女子。ユニットとかマイクとかを濃く色付けしてくれたのがスターダム。各団体でちょっとずつ成長していった感じですかね」
――ゴッズアイ時代にはともか選手との再会もありましたね?
「再会はしましたけど 、ほぼほぼ入れ違いみたいな感じで。組んだ記憶も全くないんです」

――2022年9月12日、代々木での『タカタイチデスペマニア』では、舞華&MIRAIvsともか&Aoiというカードがあって、ともか選手と初対戦したことがありましたが…
「その時はTAKAさんが、どちらかというと私よりも、舞華vsともかって感じで押し出していたので。だから本当に私がそこまで、ともかとすごいやり合うみたいなところまでは全然いけなかったんです」
――リング上で再会したわけですけど、やっぱりリングはつながってたということなんですよね?
「ずっとやりたいと思ってから会えた。ただ、そこまで深く関われたわけじゃないから、シングルやりたいなっていう思いがまた強くなって。でもマリゴ行っちゃうから、また会えないみたいな感じになってしまいましたね」
「マリーゴールド移籍は私を世に広めてくれたロッシー小川さんへの感謝」

――単純にスターダムに残っていれば、生活面の不安もないでしょうし、対戦相手も豊富にいるわけです。それでも新団体を選択した理由は?
「やっぱり小川さんとの関係ですね。小川さんが私を世に広めてくれたので感謝しかないんです」
――そのマリーゴールドも1年半ほどで退団することになってしまいましたが…
「練習面では私が教える側になることが多く、朱里さんとかが教えてくれたこととかを実践したりしましたが、教える側の大変さを知って、そこで成長できたというのはあるんですけど…ケガが重なっちゃいまして」
――ケガのことは具体的には言えるんですか?
「ハイ。もともと肩を痛めてて、入ってすぐ腰を痛めて。ヒザも最初右を痛めて、かばってたら左 をやって。そっちをかばってたら右を痛めて、ずっと行ったりきたりしてるみたいな感じで。首も痛めてました」
「このままじゃこの先の人生、ヨボヨボじゃん」

――全然、万全なコンディションではやれていなかったんですね?
「そうですね。そこで考え方が変わって。プロレスラー人生よりも、この先の人生が長いわけじゃないですか?ケガが重なりすぎて『このままじゃこの先の人生、ヨボヨボじゃん』と思って。最初辞めちゃおうかなって引退も考えたんですよ。辞めることも考えた時、ともかとシングルやるとか、そういうやりたいこととかポツポツと頭に浮かんできて。あとは地元凱旋する時に、自分の好きなものかける好きなものを考えたんです。地元が好きなんで『岩手・宮古×プロレス』を考えたんです。プロレスファンには宮古、岩手を知ってほしいし、宮古と岩手の人にはプロレスを知ってほしいから、その架け橋になりたいとか言ってはいたけど…凱旋の時ぐらいで何もできてないから、そういうのをやりたいなって。なんかもっと自分がやりたいことを叶えるためにという考えに変わったりして、もうマリゴは抜けようかなと思いました」
――なるほど。宮古凱旋はマリーゴールドが初でしたよね?
「そうです。小川さんが一番最初に叶えてくれました」
――午前10時半試合開始でしたよね?その時間しか会場が空いてなかったんですか?
「いいえ。宮古市長がその時間じゃなきゃ見に来れないっていう市長時間です(笑)。後にも先にも、午前10時半なんてないと思います」
――では、マリーゴールドは円満に辞めることになったんですね?
「ハイ。この前(5月23日、大田区)もマリゴに出してしてもらったので。さすがにちょっと早いと思って、みんなからもその意見を言われたけど…」
――でも、大変なので出てくれと言われれば断れないですよね?
「ハイ。ケンカ別れじゃないので」
(後編へ続く)













