【マリーゴールド】「疲れすぎて何も聞いてなかった」岩谷麻優がSareeeの熱烈要求をスルー! 弓月への“爪チェック”も飛び出したダブル復帰戦
8月9日、東京・EBARA WAVEアリーナ おおたにて開催された女子プロレス「マリーゴールド」のビッグマッチ。セミファイナルでは、4月から長期欠場していた“アイコン”岩谷麻優と新世代エース・ビクトリア弓月のダブル復帰戦が行われた。対戦相手は女子プロレス界最強を謳う外敵タッグ「スパーク・ラッシュ」のSareeeと彩羽匠。極上のカードが真夏のリングを熱狂させた。

右足親指骨折から復帰した岩谷麻優と、右膝前十字靱帯損傷から復帰したビクトリア弓月は、ブランクを感じさせない躍動感を見せた。しかし、百戦錬磨の最強外敵タッグの壁は厚く、19分13秒、弓月がSareeeの裏投げに沈んだ。

試合後、リング上では感情が激しく交錯するマイクアピールが展開された。Sareeeは、戦前に「オラついた」態度で挑発を繰り返していた弓月に対し、「一番気になってた爪、見せてみろよ。ちゃんと切ってきてんじゃねえかよお前。えらい。当たり前なんだけどな」と公開“爪チェック”を敢行。「あんだけ喧嘩売ってきて今日試合でどうかなと思ったけど、いいじゃん。もっともっと強くなれよ」と厳しい言葉の裏に愛情をにじませた。
さらにSareeeの矛先は本命・岩谷へと向けられる。「私の本命はずっと岩谷麻優なんだよ。やっと捕まえたよ。今日が終わりじゃないよな。いっつもお前の気分でさ、メリットないからやりたくないとか、うちらにメリットとかあるか。いつやったってメリットでしかねえんだよ。頼むよ、女子プロレス界のアイコン」と、逃げ道を塞ぐような熱烈な再戦を要求した。
しかし、岩谷は感謝を述べつつもここで持ち前の“天然”ぶりを炸裂させる。「4カ月ぶりの試合でしょ。もう疲れすぎて今のSareeeが言ったこと、何も聞いてなかったゴメン」と熱いラブコールを完全スルー。さらに「途中から何も覚えてない。弓月が負けたことも覚えてない。だから実質、こっちのチームは負けてないようなもんだよ」と前代未聞の“負けてない宣言”を放った。
これにはたまらず彩羽が「こんなことを言ってる先輩見たくないな。負けたんだよ、お前たちは」と苦笑交じりにツッコミを入れ、弓月に対しても「お前オラついてんじゃねえよ。ただな、嫌いじゃねえよ」と不敵に笑いかけた。
最後は、勝者チームの曲を自ら止めた岩谷の配慮で、マイクを託された弓月が真摯に語りかけた。「あんなにオラついておいて、この結果は本当に悔しいですが、2人の強さを身に染みて感じました。でも私は麻優さんも含め、この3人のレベルに、この3人の位置に必ずたどり着いてみせるんで、またその日が来たら私と戦ってください」と飛躍を誓った。
すれ違うSareeeの情熱と岩谷麻優。プロレス界が待望する頂上決戦の行方は、ますます予測不能の熱気を帯びている。
〈写真提供:マリーゴールド〉
Pages 1 2














