【大阪プロレス】ゼウス社長が熱烈宣言!14年ぶりの東京進出と最強決定戦『天王山2026』 団体を率いる覚悟と、見据える“究極の未来”とは?
2022年の団体復興から5年目を迎えた新生・大阪プロレス。
ゼウス社長の陣頭指揮のもと、地域密着型の興行や無料イベントを怒涛の勢いで展開し、今や「日本一、プロレスを見たことがない人たちにプロレスを届けている団体」として確固たる地位を築きつつある。
その熱気はとどまることを知らず、主催大会は常に満員御礼が続くほどの盛況ぶりだ。
そして今年、大阪プロレスの最強決定トーナメント『天王山2026』が、実に14年ぶりとなる東京大会(9月5日、新木場1st RING)から開幕する。
なぜ、このタイミングで東京への本格進出を決断したのか。
そして、社長業への比重を重くし、レスラーとしての出場を限定するという大きな決断の裏には、どのような思いが隠されているのか。
プロレスラーとして、そして経営者として、大阪プロレスの未来を誰よりも熱く見つめるゼウス社長に、大会への意気込みや今後のビジョンを余すところなく語っていただいた。
インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)
① 東京・新木場で開幕する理由(14年ぶりの東京大会)

――今年の『天王山2026』は、9月5日の東京・新木場1st RINGから開幕します。地域密着を掲げる大阪プロレスの最強決定戦を、あえて東京からスタートさせることには、どのような狙いがあるのでしょうか?
ゼウス:ずっと、東京には出たいという強い思いがあったんですよ。僕が社長に就任してから今年で5年目になります。これまで地方大会は何とか開催してきましたが、日本の首都である東京での大会開催は、新生・大阪プロレスにとって悲願でもありました。「いよいよ、その時が来たな」と。
僕がプロレス界に入った頃、大阪プロレスは年間2回ほど新宿FACEで大会をやっていました。さらに遡って旗揚げ当初の全盛期には、「後楽園ホール大会のチケットが5分で完売した」という伝説も聞いています。そこから時代が流れ、新生・大阪プロレスを立ち上げてからは、1年目に31大会、2年目に75大会、3年目に110大会、そして去年は123大会を開催しました。今年は各種イベントも含めると140大会ほどになりそうなくらい、とにかく大阪で走り続けてきました。

――ものすごいペースで大会数を増やしてこられましたね。
ゼウス:はい。その中で、まだ東京では1回もやっていなかったんです。「どうしても出たい」と考えた時に、ただの通常興行で行くよりも、大阪プロレスで一番大きなリーグ戦である『天王山』で行こうと決めました。もちろん、優勝決定戦は僕たちを育ててくれた大阪のファンの方々のために、大阪でやりたい。でも、開幕戦を東京という場所で開催することによって、大きな話題性が生まれます。それに、開幕戦なら大阪の熱心なファンの方々も東京まで駆けつけてくださるんじゃないかと思ったんです。実際に、大阪から東京大会に来てくださる方がたくさんいて、現時点で290席中、すでに200枚ほどチケットが売れています。
――それは素晴らしいですね! 東京のファンも、14年ぶりの大阪プロレス上陸を待ち望んでいたはずです。
ゼウス:ありがとうございます。ただ、東京では「大阪プロレスが東京で大会をやる」という事実を、まだまだ知らない方が多いのも痛感しています。だからこそ、こうしてメディアの力をお借りして、少しでも多くの方にニュースを届けていきたいんです。
② 1回戦の注目カードについて

――開幕戦となる1回戦から、三原一晃vsタイガースマスク、ヴァンヴェール・ジャックvsゴリアテ、HUBvs浅川紫悠、佐野蒼嵐vs水野翔など、非常に個性の光る好カードが並びました。ゼウス社長が特に注目している一戦と、その理由を教えてください。
ゼウス:三原とタイガースの一戦も面白いですし、ヴァンヴェール・ジャック選手が天王山に上がることの話題性、そしてHUBさんと浅川選手の試合も絶対に見逃せません。でも、僕が個人的に「絶対にいい試合をしてほしい」と一番強く推したいのは、佐野蒼嵐vs水野翔の試合ですね。
――若手同士のフレッシュな対決ですね。
ゼウス:この2人は、今大会の中で一番の若手なんです。佐野蒼嵐は新生・大阪プロレスの生え抜きとして2022年11月にデビューし、まだキャリア4年目。対する水野翔も、年齢は24〜25歳で、プロレスデビューしてまだ1年半から2年ほどです。実は水野も、元々は大阪プロレスの練習生だった時期があるんですよ。一度辞めて戻ってきた経緯があるんですが、そうしたバックボーンを持つ若手2人のシングルマッチには、非常に注目しています。

――目の肥えた東京のファンに向けて、大阪プロレスの“未来”を提示するような一戦になりそうです。
ゼウス:まさにその通りです。これからの大阪プロレスの未来を、彼らがどれだけ光り輝かせてくれるのか。今の大阪プロレスの熱量と実力を、東京のファンの方々にしっかりと評価していただきたいです。今年の選手たちの仕上がりには、絶対の自信を持っていますから。
③ 若い選手たちへの期待

――『天王山』という舞台は、ベテランの実力がぶつかり合うだけでなく、若い選手が一気に飛躍して下剋上を起こすチャンスでもあります。ゼウス社長から見て、「今年の天王山で一気に化けてほしい」と期待している選手はいますか?
ゼウス:やはり、そろそろ一気に上へいけるんじゃないかと期待しているのは、佐野蒼嵐ですね。先ほども言いましたが、彼は僕が社長になってからデビューした、新生・大阪プロレスの完全な生え抜きレスラーです。だからこそ、僕自身の思い入れも人一倍強いんです。

――生え抜きの選手が団体のトップ戦線に食い込んでいく姿は、ファンにとっても一番感情移入しやすいドラマだと思います。
ゼウス:そうですね。ファンの方々も生え抜き選手に対する期待値は非常に高いと思います。彼がこの厳しい『天王山』の過酷なトーナメントをどこまで勝ち上がっていけるのか、社長としても、一人の先輩レスラーとしても、すごく期待して見ています。














