【全日本】吉岡世起「あきらめなければ夢や目標は叶うって、俺が証明してみせます」熊本復興への思いを胸にジュニフェスAブロック突破
全日本プロレスの「熱闘!サマーアクションウォーズ2026」松山大会が8月25日に開催され、メインイベントにて「ゼンニチJr.フェスティバル2026」Aブロックの代表者が決定した。
決勝進出を懸けた最終公式戦の舞台に立ったのは、吉岡世起と立花誠吾である。セミファイナルの結果により、立花誠吾は引き分け以上、吉岡世起は勝利のみが1位通過の条件となる過酷なサバイバルマッチとなった。
試合は、立花誠吾のヤンキーカッターやイケメン落としといった猛烈な反撃を耐え抜いた吉岡世起が、ラ・ミスティカからバズソーキック、そしてスライディングキックへと繋ぐ怒涛の連撃を見せ、見事3カウントを奪取。

勝ち点6を獲得し、Aブロック1位通過を果たした。
激闘を終えた吉岡世起はリング上でマイクを握り、対戦相手への称賛、故郷への思い、そして欠場中のライバルへのメッセージを熱く語った。
まずは、リング上で対峙した立花誠吾との過去を振り返り、その成長に賛辞を送る。
「勝ったぞー! おい、立花、オマエと初めて会ったとき、まだ18歳の高校生で、ガリガリだったな。変わんねえわけねえだろ、そのカラダ、どうなってんだ! でもオマエ、ビックリするぐらい強くなったな。またやろうぜ、立花! ジュニフェス、決勝進出だってよ。2敗したときは正直どうなることかと思ったけど、俺の地元、熊本の人たちが地震に負けずに頑張ってんだ。俺、負けられないよな! あきらめなければ夢や目標は叶うって、俺が証明してみせます。Aブロック、本当は今日、愛媛出身の選手が出るはずでしたよね、ライジングHAYATO。地元を愛する気持ちは痛いほどわかるから、今日出られなかったこと本当に無念だと思います。だから次、いつかわかんないけど、また全日本プロレス、愛媛に戻ってきたときには、皆さんが必ず来てくれる、そしてライジングHAYATOもメインイベントに出ると思います。そのときは俺がライジングHAYATOをボコボコにします。ジュニフェスの公式戦で負けてるんだよ。借りは返させてくれよ、そうだろ!? みんな(肉体を)削ってるこのジュニフェス、明日広島でBブロック最後やって、29日大田区で決勝。俺が必ず優勝します。どこの誰よりも熱い試合をします。だから皆さん、全日ジュニアから目を離さないでいてください。本日はどうもありがとうございました!」

バックステージに戻っても、吉岡世起の言葉には力がこもっていた。
「勝ったぞ、ジュニフェス決勝進出だ。それにしてもアニキの野郎。俺は18歳の高校生のときから知ってるけど、オマエ、デカくなりすぎだろ。強くなりすぎだよ、あんなの。今日も限界まで追い込まれたよ。でも、俺には負けられない理由があったから。何度でも立ち上がらないといけない理由があったから、勝てた。立花よ、またやろうぜ。そして負傷欠場、無念の思いしてるライジングHAYATO。俺はジュニフェス公式戦で負けてんだ。次はこの愛媛で、借りを返させろ。ジュニフェス、優勝するぞ!」

一方、敗れてAブロック突破を逃した立花誠吾は、バックステージで悔しさを爆発させた。
「いてぇ…。悔しい! 開幕戦で矢野に勝って、次MUSASHIに引き分けて、そしてHAYATOとアイツが試合中…っていうか、HAYATOとの試合は俺の勝ちだけど、胸張って勝ちとは言えない勝ちだった。そこからレオンに負けて、吉岡に負けた。実質1勝と1分けだ。まあ、HAYATOはわかんないけど、それがいまの俺の実力だった。前世界ジュニアチャンピオンとして情けねえよ、この野郎。でもな、ここからもっともっともっともっと俺は強くなるぞ。全員見返してやるからよ。マジで全員、目離すなよ。全部見ろよ試合、この野郎。あぁん?」
自らの成績をシビアに受け止めつつも、さらなる進化を誓った立花誠吾。
そして、被災した故郷や欠場した仲間の思いを背負い、頂点を目指す吉岡世起。
全日本ジュニアの熱き闘いは、いよいよ8月29日の大田区大会での優勝決定戦へと突入する。
<写真提供:全日本プロレス>
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